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2008年5月 アーカイブ

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5/11カーネーションカップ回顧

2008年5月12日(月)

ニシキユウが重賞2勝目

 11日(日)に行われた新設重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)が行われ、2番人気のニシキユウが勝利。一昨年のばんえい大賞典に続く重賞2勝目を挙げました。

 道中はスターエンジェルが引っ張る流れも、各馬一団。平均ペースで進んで、第2障害を迎えました。
 そのスターエンジェルを先頭に、各馬が登坂開始。トカチプリティーの馬体がグッと上がり、さらにニシキユウも天板まで登り切って、この2頭がほぼ同時に障害をクリアしました。やや遅れてギャンブラークイン、スターエンジェル、プリンセスモモの順で続き、そのうしろからフクイズミも追撃態勢へ。しかし、先行する2頭の逃げ脚は快調。特にニシキユウは残り20メートル付近で先頭に躍り出ると、しっかりとした脚どりでジワジワとトカチプリティーとの差を広げ、半馬身ほど前に出たところでゴールを迎えました。終いに差を詰めたスターエンジェルが3着で、1番人気のフクイズミもよく追い込んだものの4着まで。

 これまで世代限定戦や牝馬限定戦で堅実な走りを見せていたニシキユウですが、前走の藤丸カップ(オープン混合)に続く勝利でひと皮むけた印象。終いまで衰えなかった末脚がその証明で、今後もさらにタイトルを積み重ねていくことでしょう。

成績はこちら
映像はこちら

鈴木恵介騎手「前回は尾ヶ瀬馨騎手が乗っていて動きがいいなぁと思っていたので、今回は乗せてもらえてよかったです。軽い馬場が得意なので雨が降ったのもよかったし、(最後はトカチプリティーとの叩き合いになったが)なんとか逃げ切って無理にでもゴールに入れる気持ちでした。今後はハンデを背負って大変ですが、まだまだ活躍できると思います」

5/11カーネーションカップ予想 山崎エリカ

2008年5月10日(土)

休み明けでもフクイズミから

 今年から重賞として新設されたカーネーションC。カーネーションCは母の日の意味合いを込めて作られたそうですが、ところで母の日ってなぜカーネーションを贈るんだろう? カーネーションってお花屋さんに置いてあるお花の中でも一番安いお花で、昔フラワーアレンジメントをちょっと……ほんの少しだけやっていた時、安いカーネーションで何度も練習したので、正直あまり好きではありません。あっ、そんなことを言っていたら、予想が当たらなくなっちゃいますね。(^-^;;;;;;)

 さて、そのカーネーションC。◎にしたいのは今年1月のヒロインズCでは(3)トカチプリティーに先着を許したものの、2月に行われた牡馬相手の然別賞やたちばな賞では、同馬をを負かしている(7)フクイズミです。フクイズミは今季初戦になりますが、前走のウィナーズCでは気の悪さを見せていたので、約2カ月休ませたことがいいリフレッシュになりそうな気がします。実際に昨年の年度初めの旭川記念でもミサイルテンリュウの2着に好走していますから、なんとか連対は確保してくれるのではないでしょうか。

 ○には今季1戦使われての上積みを考慮して、たちばな賞で◎に次ぐ3着で、ばんえい記念でも3着の(4)スターエンジェル。▲には前走のばんえい十勝オッズパーク杯は速い流れを後ろから行って力を出し切れませんでしたが、ヒロインズCでは◎に先着しているだけに巻き返しが怖い(3)トカチプリティー。あとは△に早めに動けるのが魅力の(2)ギャンブラークイン。

 フクイズミはおそらく1番人気なのでここは3点でまとめちゃいます。フクイズミさえしっかり来てくれれば相手も3頭だとは思っていますが……。

 ◎ (7)フクイズミ
 ○ (4)スターエンジェル
 ▲ (3)トカチプリティー
 △ (2)ギャンブラークイン

5/11カーネーションカップ予想 矢野吉彦

斤量的に有利なフクイズミ

 今週から早くもナイター開催がスタート。ところが、そのとたんに寒気がやってきてしまいました。今週末に帯広競馬場へ行かれるみなさん、どうか風邪などひきませんように。

 さて11日は、ナイター開幕と母の日を祝って(?)、新設重賞のカーネーションカップが行われます。アンローズとサダエリコが抜けたあとの女王の座を争うレースが始まるわけですね。土曜、日曜は、気温は低めながら晴れまたは曇りの予報。馬場は少しずつ乾いて、当日は軽馬場と重馬場の中間くらい、という状態になりそうです。
 前走のすずらん賞で先行し、第2障害を真っ先に仕掛けたプリンセスモモが、ここでもハンデ差を利して前々でレースを進めるでしょう。前走の障害通過はスンナリとはいきませんでしたが、まぁうまくこなしたと思います。今回は、前走より荷物が重くなる分、もう少し息を入れながら先行するはず。3月のウィナーズカップで660キロを引いて勝っていますので、670キロなら何とかなるでしょう。この馬は押さえておきたいですね。
 でも、やっぱりここはフクイズミが強いのでは? プリンセスモモより80キロ、ギャンブラークインより10キロ重いソリを引いたウイナーズカップは度外視。今回は、プリンセスモモと40キロ差、ギャンブラークインとは同重量なので、断然有利になりました。昨年、一昨年の年度初めにも好走していましたから、休み明けでも仕上がっているでしょう。この馬は外せません。
 あとは、素直にニシキユウ。今回、尾ヶ瀬騎手から鈴木恵介騎手に乗り替わりますが、フクイズミの力は鈴木騎手も十分承知しているわけで、かえって気楽に積極策が取れそうです。プリンセスモモ同様、前々でレースを進め、うまいこと第2障害を越えてしまえば、けっこう粘っちゃうような気がするんですが。さらに、ばんえい記念の反動も見せず、藤丸カップで5着と健闘したスターエンジェルも侮れません。この4頭でまとめますか。
 結論は、フクイズミから他の3頭へ、オッズを見ながら資金を配分して馬複流し。一応、フクイズミが追い込んで届かず、というケースも考慮しておきます。だったらニシキユウからの馬単のほうがおもしろいかな? 最近、中央競馬の予想がまるで当たらず、優柔不断になっているもので……。気が変わらないうちに締めくくりましょう。では、今回はこのへんで。

5/11カーネーションカップ予想 斎藤修

実績のトカチプリティーから

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎トカチプリティー
 ○ギャンブラークイン
 ▲フクイズミ
 △スターエンジェル
 △プリンセスモモ

5/11カーネーションカッププレビュー

2008年5月 9日(金)

 5月11日(日)のメインは牝馬重賞・第1回カーネーションカップ。オープンから300万円条件までのメンバーが揃いましたが、牝馬の上位陣はなかなか強力で、ハンデ差があっても条件馬が逆転とまではいかないのが現状です。
 昨年11月以降に行われた牝馬オープン戦は3レース。その3戦中2戦がフクイズミトカチプリティーによる決着でした。残る1戦を制したのがすでに引退したアンローズ(2着フクイズミ)だけに、今回もこの2頭による上位争いは必至。この重量なら、トカチプリティーが自慢の先行力をフルに発揮できます。またフクイズミも先団から離されずに追走できることから、追い込みが届く可能性が大です。
 前述2頭と今回出走する5歳以上のメンバーはほぼ勝負づけが済んでいますが、もし両馬が障害に苦戦するようなことがあれば、しぶといスターエンジェル、逃げ残りを狙うギャンブラークインが割って入る可能性もあるでしょう。
 昨季、3歳牝馬三冠で活躍したニシキガールプリンセスモモの4歳馬2頭は、ともに古馬牝馬オープン戦初挑戦。ハンデ差的には有利なだけに、もしここで上位に食い込めるようなら今後に楽しみが広がります。

出走表はこちら

【参考レース】

11/11レディースカップ(勝ち馬:フクイズミ)
 1/14ヒロインズカップ(勝ち馬:トカチプリティー)
 2/17たちばな賞(2着馬:フクイズミ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

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