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2008年3月 アーカイブ

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今週の見どころ(3/8~3/10)

 今週日曜日(9日)には明け3歳馬による重賞・イレネー記念が行われます。その当日、NARグランプリ2006ばんえい最優秀馬にも選ばれた名牝アンローズ引退式(14:55ころより帯広競馬場スタンド正面)も行われます。帯広初勝利となった今年2月17日のレースから2連勝中と好調な同馬は現在、引退レースのばんえい記念(3月23日)に向け調整されています。
 なお8日(土)と10日(月)は、全11レース制。第1レースの発走時刻は普段より30分繰り下がり11:30となりますのでご注意ください

 3月8日(土)のメイン第10レースは弥生特別(600万円未満)。前開催のオオワシ特別の再戦模様となりました。
 コマタイショウは安定した登坂力と、並ばれても抜かせない根性を武器に、近4走の600万円未満、混合700万円未満ですべて連対と好調です。その4走で今回のメンバーのほとんどに先着している実績がありここは不動の中心です。
 相手筆頭はハマナカキング。近2走は障害でてこずり7、9着に敗れていますが、それまではこのクラスでも上位を賑わせていた馬。もともとは障害巧者だけに、今回は久々となる鈴木恵介騎手での巻き返しに期待したいところです。
 ほか、このクラスの上位安定勢力のミスターハヤサキ、昇級戦だったオオワシ特別でも4着に健闘したフクノカミカゼも争覇圏でしょう。

 3月9日(日)のメイン第11レースは3歳重賞・第39回イレネー記念。(16:30発走予定)。このレースは別掲のイレネー記念プレビューをご覧ください。

 この日の第10レースに、ウィナーズカップ(重賞優勝馬・特別競走優勝馬限定)が行われます。先週行われた重賞・チャンピオンカップに出走できなかったメンバーによる一戦。クラス別定戦でハンデ差がひらきましたが、実績あるオープン馬が中心となりそうです。
 そのなかでも抜けた存在がフクイズミ。オープンで4走連続して2着と勝ち切れないレースが続きますが、相手関係が楽になったここなら豪快な末脚で突き抜ける場面がありそうです。
 焦点は、障害巧者ホクトキング、実績上位のタケタカラニシキ、安定したレースぶりが光るホシマツリらによる2着争いでしょう。

 3月10日(月)のメイン第10レースは夢見月特別(500万円未満)です。
 ここは昇級戦でもタカラオーシャンに期待します。近11走で7勝、2着3回と充実一途の近況。その7勝にはトカチプリティーら格上馬たちを破ったオールカマーでのものも含まれています。道中の位置取り不問で使える末脚は大きな武器。上位争いは必至です。
 相手は、前開催の同条件戦を障害先頭から押し切ったイナノプリンセスや、安定した障害力が光るヒロノドラゴン、テンのスピードなら負けないエメラルド、大崩れのないコーネルら5歳勢が有力でしょう。

レース回顧(3/1~3/3)

2008年3月 4日(火)

 1日(土)は桜月特別(4歳以上430万円未満)が行われ、4番人気のホクショウドラゴンが優勝。7月以来、7カ月半ぶりの勝利を挙げました。
 第2障害はユウシテンザンが先頭でクリアし、ホクショウドラゴンが2番手。以下ヒロノタキオン、ダイニハクリュウと続きました。そこから脚を伸ばしたのがホクショウドラゴンで、残り20メートル付近で先頭に躍り出ると半馬身ほどの差を保ったままゴールを果たしました。2着にユウシテンザンで、やや遅れた3着にヒロノタキオンが入線。

 2日(日)はメインレースに重賞・チャンピオンカップ(4歳以上、今季重賞競走優勝馬・指定特別競走優勝馬)が行われ、ツジノコウフクが重賞2勝目を挙げました。このレースについては別掲のチャンピオンカップ回顧をご覧ください。

 この日の第10レースに行われたのは池田町馬事振興会30周年記念(4歳以上360万円未満)。ここはアオノキセキが優勝し、10月の昇級以来、現級初勝利を果たしました。
 ニシキコブラが先頭で第2障害を越え、キンハンター、アオノキセキが続く展開。先頭のニシキコブラは残り30メートル付近から脚いろが鈍りはじめ、徐々に後続2頭が迫ってくる苦しい展開。残り10メートルで3頭がほぼ横並びとなったのち、さらにニシキコブラとアオノキセキの争いに。結果0秒4差の接戦は、アオノキセキに軍配が上がりました。キンハンターが流れ込んで3着。

 3日(月)のひな祭り特別(4歳以上オープン混合)アンローズが勝ち、前走の帯広初勝利に続く連勝。引退を控えた同馬が、ここへきて調子を上げてきました。
 先頭で第2障害を越えたアンローズは、一気に後続との差を広げ独走状態。大河原和雄騎手もほぼ動かないまま残り10メートル標識を過ぎると、ゆうゆうと1着でゴールしました。障害3番手クリアから押し上げたバンゼンが2着入線と思われたところ、ゴール手前で痛恨のストップ。その間にシンエイキンカイが差し返して2着。立て直したバンゼンが3着入線となりました。

映像はこちら。またこれらを含め2カ月前までの映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

3/2チャンピオンカップ回顧

2008年3月 3日(月)

ツジノコウフク底力を発揮!

 2日(日)は重賞・チャンピオンカップ(4歳以上、今季重賞競走優勝馬・指定特別競走優勝馬)が行われ、6番人気のツジノコウフクが優勝。9月の銀河賞に続く重賞2勝目を挙げました。

 馬場水分2.9%とやや重めの馬場もあり、第1障害で早くもニシキガール、プリンセスモモ、トモエパワーが詰まるなど、各馬大苦戦。トカチプリティーやツジノコウフクが馬群を引っ張るかたちで、ゆったりと進んでいきました。
 第2障害はじっくりタメたのち、ツジノコウフク、ミサイルテンリュウが真っ先に仕掛けると、各馬も続々登坂開始。しかし腰がグッと入って天板まで登り切ったのはツジノコウフク。先頭で障害を下っていき、これにミサイルテンリュウ、ナリタボブサップの障害巧者両頭が続く展開。一歩遅れてカネサブラックもクリアし、追撃態勢に入りました。
 ここから目を見張るような伸びを見せたのはカネサブラックで、ギャロップでミサイルテンリュウ、ナリタボブサップを交わすと、ツジノコウフクと半馬身差の2番手に浮上。残り20メートルを切ったところでツジノコウフクの脚が鈍り、さらに差を縮めたカネサブラックはゴール線上できっちり並びかけました。しかし、そこまで。0秒2差の攻防は、わずかにツジノコウフクに軍配が上がりました。
 3番手追走のナリタボブサップは、残り5メートル付近でいったんストップ。しかし後続との差は十分で、3着入線……と思われたところ、ソリがゴールラインを越える寸前で再度ストップ。そこへミサイルテンリュウが追い込み、立て直したナリタボブサップとほぼ同時にゴールイン。優勝争い以上にきわどくなった3着争いは、写真判定の末、ナリタボブサップが制しました。

 ツジノコウフクは1月のポプラ賞以来となる勝利。馬場水分2.5~4.0%では連対率68.2%のハイアベレージを叩き出しており、今回はこの馬向きの馬場だったと言えます。もちろんハンデ差も看過できませんが、なによりオープン各馬を相手に正攻法で押し切ったレースぶりは評価に値するもの。カネサブラックに交わされそうになりながらも最後まで粘りきった姿は、この馬の底力を証明するものでしょう。
 カネサブラックは岩見沢記念、北見記念、帯広記念に続き、またしても重賞で2着。しかし今回の2着は大きなハンデ差があってのもので、これは高く評価できるものでしょう。なにより高重量に対応できるようになったのが、この1年間の成長の証。ばんえいを背負って立つ存在として、今後もその走りに注目です。
 3着のナリタボブサップも、この1年で大きく飛躍を果たした1頭。やはり詰めの甘さは課題ですが、高重量を曳いても展開や馬場状態次第で勝ち負けできるようになりました。その要因となっている障害力は大きな武器。さらに、見た目以上にパワー型(馬場水分4.0%以上では連対率80.8%)でもあり、ばんえい記念に出走すれば楽しみな1頭となりそうです。

成績はこちら
映像はこちら

3/2チャンピオンカップ予想 矢野吉彦

2008年3月 2日(日)

先行力でツジノコウフク

 新生ばんえい競馬の初年度シーズンもあと1カ月。いよいよクライマックスが近づいてきました。今週は、“年度末”恒例のチャンピオンカップ。オーラスを締めくくる大一番、ばんえい記念に向けて、見逃せない一戦です。
 このレースのメンバーを相撲にたとえれば、ばんえい記念制覇を果たしたトモエパワーが横綱、ミサイルテンリュウは大関。その2頭を相手に今年の帯広記念を制したナリタボブサップとカネサブラックが関脇。トカチプリティーとツジノコウフクが小結で、4歳馬は前頭上位といったところでしょうか。で、ガチンコの勝負なら番付順で決まるはずですが、ハンデ差があるために、前頭上位でも勝負になるかもしれません。まずそこを考えなければいけないレースです。
 ところが、今回の4歳馬の中に、このメンバーに交じってもハンデ差を生かしてビュンビュン前に行けると思われる馬が見あたりません。たとえばペガサスプリティー。ここ数戦のレースを見ると、第2障害で必ずヒザを折りかけています。これは、荷物を積んで前に行った時に不安が残ります。もう1頭、プリンセスモモも、前々走、白雲賞では、655キロを積んで3.5%の馬場水分で前半76秒のユッタリしたペースで行きながら、第2障害は三腰くらいかかっています。これまた、さらに荷物を背負う今回は先に行って障害を早めに降りるのは難しいでしょう。他の4歳馬にも、これら以上に疑問符がつきます。先に予想をアップした斎藤サンとは正反対の考え方ですね。
 つまり、役力士同士の勝負。今回の荷物なら、第2障害までのスピードが生かせる重量と見て、近走の先行力を参考に狙いを定めてみようと思います。
 まずはツジノコウフク。前走、725キロ、2.6%で前半が73秒。そして勝ち時計が2分20秒7。今回は前回プラス15キロ。馬場水分が同じなら、前半75~6秒で行って、障害がちょっとかかって上がりも要し、2分30秒前後の決着。これを目安にしましょう。カネサブラックとナリタボブサップは、前回、3.2%のとかちえぞまつ特別で前半が68~70秒。今回、そこからプラス30キロということは、ツジノコウフクで想定した2.6%の馬場水分だと、両馬とも前半80秒近くかかりそうです。第2障害をクリアするタイムや降りてからのタイムも前走よりかかるはずで、前回が2分1~5秒台の決着だったところから計算すると、やはり2分30秒くらいのタイムになるでしょう。つまり、ここまでの3頭はかなりいい勝負になるってことです。ミサイルテンリュウは荷物を積むとゴール前が甘くなり、トモエパワーはこの程度の重量だとまだ登坂力の差が生かせない。この2頭は、6歳2頭に比べて前回より5キロ有利になりますが、もっと高重量のレースになるか、もっとハンデを貰わないと、ちょっと苦しいのでは?
 そうやって考えていくと、ツジノコウフク、カネサブラック、ナリタボブサップの三つどもえで馬券を買いたいですね。カネサブラックとナリタボブサップは第2障害を降りた順の決着になりそうなので、どちらが先とは決めつけられません。人気薄のほうの頭があればいい馬券になるかもしれない、ということで、3頭の馬単ボックスで行ってみます。
 斎藤理論か矢野理論か、このレースだからこその勝負。さぁ、どうなりますか? みなさん、迷わせちゃってゴメンナサイ! では、今回はこのへんで。

3/2チャンピオンカップ予想 斎藤修

2008年3月 1日(土)

このハンデ差なら軽量馬から

 帯広単独開催になった新生・ばんえい競馬も、まもなく1年が過ぎ、いよいよ大詰めのチャンピオンカップ。
 出馬表を見てちょっと驚いたのだが、ハンデ差がなんと最大120キロ!
 近年、もっともハンデ差があった年でも昨年の90キロ。それが今年一気に100キロの大台を超えた。
 ばんえい競馬で負担重量が100キロ以上もの差になると、どのくらいの格付けの差でつりあうのだろうと考えてみるものの、やはり想像もつかない。
 想像を巡らした末、さすがにこれだけ差があれば、いくらバリバリのオープン馬でも厳しいだろうと見る。ただ軽い馬場になればナリタボブサップやミサイルテンリュウが一気に、ということもあるかもしれないが、どうやらピンポイント予報によると日曜日は天気はいいらしい。
 ということでここは軽量馬から狙ってみる。
 軸は、トップハンデと110キロ差、近走も自己条件で好調なペガサスプリティー。オープン馬を負かすには十分のハンデ差だと思うのだがどうだろう。
 相手にも若い軽ハンデ組からニシキガール。早め早めの競馬ができれば押し切れると思うのだが。
 2頭ともに、今回の重量を経験しているのもプラス材料。
 これだけの重量差があっては、いくらオープン馬といえども中心には推しにくい。ゆえに▲以下に。
 どんな人気になるのかも想像がつかず、そしておそらく堅く収まることはないあろうから、ペガサスプリティーから印のついているところへは厚く、さらに総流しでもいいのではないだろうか。
 オッズ次第ではニシキガールからも流すかもしれない。
 ◎ペガサスプリティー
 ○ニシキガール
 ▲カネサブラック
 △ナリタボブサップ
 △ツジノコウフク

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