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レース回顧(3/22~3/24)

 22日(土)に行われたじゃらんカップ(4歳以上430万円未満)カネミセンショーが勝利。前走7着から巻き返し、12月以来の勝利を挙げました。
 第2障害は1番人気のユウシテンザンが先頭で越え、カネミセンショーは2番手から。残り35メートル付近から一気に加速したカネミセンショーは、あっさりユウシテンザンを交わし去って先頭へ。そのまましまいまできっちり脚を伸ばし、ゆうゆうと先頭ゴールを果たしました。ユウシテンザンはよく粘ったものの、ゴール線上で脚が止まって万事休す。キングシャープ、ホクショウドラゴンがその間に交わしていき、結局4着に敗れました。

 23日(日)は重賞・ばんえい記念(4歳以上オープン)が行われ、トモエパワーが連覇を達成しました。このレースの詳細は、別掲のばんえい記念回顧をご覧ください。

 この日の第9レースに行われたのはスターライト特別(5歳オープン)。ここはメダマが制し、世代屈指の実力を持つことを証明しました。
 ツジノコウフクと並んで障害を下りたメダマは、ギャロップでこれを突き放し単独先頭。あとは他馬を寄せつけない一方的なレースを展開し、そのまま先頭でゴールを果たしました。重賞2勝を誇るツジノコウフクは、730キロを曳きながら2着入線。トップハンデ735キロながら障害6番手から追い込んだホクショウダイヤが3着。

 第8レースはクリスタル特別(4歳オープン)が行われ、ミサキスペシャルが勝利。未完の大器がシーズン最終戦で力を誇示しました。
 先頭で第2障害を越えたミサキスペシャルは、重馬場をものともしない軽快な脚取りを見せていましたが、残り20メートルを切ったあたりでガクンとスピードダウン。コーネルフジの追撃に遭い、苦しい展開となりました。しかしこれをなんとかしのぎ切ると、1秒3差でゴールイン。追い込みきれなかったコーネルフジが2着で、障害3番手から流れ込んだホッカイヒカルが3着を確保しています。

 第5レースに行われた若草特別(3歳牡馬オープン)は、5番人気のライデンロックが優勝。イレネー記念でも5着に健闘した好素材が、一躍世代のトップクラスへ名乗りを上げました。
 抜群の登坂力を見せたのは、1番人気のニシキボス。先頭で障害を駆け下り、あとはリードを広げて……という展開に持ち込みたいところでしたが、続いて下りたライデンロック、ウメノタイショウにあっさり交わされて後退。代わって先頭に立ったライデンロックは手ごたえよく脚を伸ばし、後続との差を保ったままゴールを迎えました。2着はウメノタイショウ。障害4番手から追い上げたカイセテンザンが、ゴール直前で止まりながらも3着となりました。ニシキボスは結局6着に敗れています。

 第4レースに行われたのは福寿草特別(3歳牝馬オープン)。ここはカネヅルが勝利し、通算5勝目を挙げました。
 一気に第2障害を登り切ったカネヅルが、先頭でこれをクリア。2番手からキタノメイゲツが追いかけたものの、脚いろの差は歴然。危なげないレースぶりを見せ、カネヅルがゆうゆうと先頭ゴールを果たしました。キタノメイゲツは残り10メートルで脚が止まり、その間に交わしたスマイルダンスが2着。さらにゴール直前で脚が止まったキタノメイゲツを交わして、ニシキエースが3着を確保しました。

 24日(月)は大平原特別(4歳以上600万円未満)が行われ、ミスターハヤサキが勝利。700万クラスを相手に好勝負を演じていた同馬が、実力を見せつけました。
 イケダガッツとフクノカミカゼの人気2頭が並んで障害を下り、キョクシンオーとミスターハヤサキが続く展開。残り30メートル付近でミスターハヤサキとキョクシンオーが抜け出し一騎打ちへ。ところがキョクシンオーが残り20メートルで痛恨のストップ。障害5番手から脚を伸ばしたハマナカキングが2番手に上がるという、出入りの激しい競馬に。さらに追い上げたハマナカキングでしたが、0秒7差まで迫ったところがゴール。結局ミスターハヤサキ、ハマナカキングの順で入線し、立て直したキョクシンオーが3着となりました。

 第11レースに行われたのは螢の光賞(4歳以上500万円未満)。ここは1番人気のイナノプリンセスが制し、07年度最後のレースを締めくくりました。
 第2障害はタケトップクインが先頭で越え、コトノカツマ、イナノプリンセスが並んで2番手。そこからイナノプリンセスがグイグイ脚を伸ばして、残り30メートル標識に到達する遙か前で先頭へ。あとはもうこの馬のレースで、他馬を寄せつけることなく先頭でゴールを果たしました。後続の争いは、いったんマルニアトランタが2番手に上がったものの脚が止まり、その間にワカテンザンが浮上してゴールイン。いったん4番手まで落ちたマルニアトランタが盛り返して3着を確保しました。

 これで今季のばんえい競馬は終了。08年度は4月26日からスタートします。来年度もばんえい競馬への変わらぬご愛顧を、どうぞよろしくお願いいたします。

映像はこちら。またこれらを含め2カ月前までの映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

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