ばんえい競馬情報局とは?

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2007年6月 アーカイブ

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今週の見どころ(6/9~11)

2007年6月 8日(金)

 現在、地方競馬では「ダービーウイーク」と称して、全国各地の競馬場のダービーを1週間(6/3~10)に集中して行うイベントを実施しています。
 ばんえい競馬でダービーといえば、三冠レースの最終関門として行われるばんえいダービー(今年は12月24日)ですが、今年からは、この時期に3歳馬によるオープン特別としてとかちダービーが新設されました。
 出走メンバーには3歳の一線級が名を連ね、見ごたえのあるレースが期待されます。「タービーウイーク」が終わった翌日に行われる、ばんえい競馬・春のダービーにもどうか温かいご声援をお願いいたします。


 9日(土)のメイン第11レースはグリーンパーク特別(混合700万円未満)です。
 ここでの注目はヤマノミント。今季は5戦して2着2回の成績ですが、すべて5着以内。ミサイルテンリュウ、ホシマツリ、エビスオウジャといった格付け的には上位の馬を相手に差のないレースをしており、今回も好レースが期待できます。
 そのほかではアローコマンダートカチタカラといったところも人気が予想されますが、このレースの顔ぶれを見ると、今季未勝利か1勝のみというメンバーばかりで絶対的に中心と言える馬が見当たりません。それだけに、今回の出走馬中7頭が出走したつつじ特別で、最低人気のグレートサンデーが1着となり波乱を演出したように、今回も人気は疑ってかかる必要があるかもしれません。

 10日(日)のメイン第11レースはシルバーカップ(オープン)。
 春先のレースは、軽い負担重量でレースが行われるため、重賞などのレース経験のある馬より近走の勢いのある馬のほうが好走することも少なくありません。
 今回の出走予定馬のなかでは、エビスオウジャホシマツリが今季に入って2勝を挙げて好調です。
 前走レーシングカップ(オープン)では、この2頭での決着。今回もワンツーの可能性も大いにあるでしょう。
 また、ばんえい十勝オッズパーク杯優勝後の2戦も僅差の2、3着にまとめ好調子を維持しているカネサブラックや、今季初戦の前走を快勝したミサイルテンリュウなどは近走の勢いに加え重賞での実績もあり、こちらも注目したいところです。


 11日(月)のメイン第11レースは第1回とかちダービー(3歳オープン)。
 注目は今季初出走となるカネサリュウ。今年になってからホクレン賞、イレネー記念と3歳重賞をともに1番人気で勝った実力馬で、メンバー中唯一の500万未満格付け馬です。ハンデは気になりますが底力で克服してくれるでしょう。
 メンバー中で最多の10勝を挙げているシベチャタイガー、前記重賞で2、3着に健闘したアローファイターなども相手として有力です。
 また今季開幕から下級条件ながら、3勝を挙げている上がり馬マルニゼウスも勢いなら負けていません。

やっぱり馬が好き(第35回) 旋丸 巴

2007年6月 7日(木)

ばんえいの馬主って楽しそう

 「た、た、た、たいへんですぜ、だんな」というメールが届いたのは5月31日。差出人は当情報局の斎藤編集長だから、何事ぞ、と急いでメールを開けば……。

 「土曜日の第3レースで、4戦目にしてはやくも直接対決です」とあるではないか! こりゃあ本当に「大変」ですぜ! と私もコーフンのあまり椅子から転げ落ちた。ドテッ

 何故、しかし、かほど斎藤さんや私がコーフンしたのか? ご説明申し上げると……。

 斎藤さんが知らせてくれた6月2日の第3レース「3歳戦」にはミヤビライコウとヤエノリュウが出走。

 実は、ミヤビライコウは、当コラムで珠玉のエッセイを発表されておられる馬券博士・古林大教授先生が、生産界の大物S氏と共有されているお馬。

 片やヤエノリュウは、他ならぬ斎藤編集長が、これまた共有ながら筆頭馬主として登録されている愛馬なんである。

 この両雄がデビュー4戦目にして対決、「ばんえい競馬情報局対決」が実現したのである。なおかつ、ミヤビライコウの生産者で古林先生と同馬を共有するSさんは、私の兄貴分的存在。対するヤエノリュウは、我が友・谷あゆみ調教師の管理馬。という訳で、二重三重に因縁深き両馬の対決なんだから、これがコーフンせずにおられようか。

 という訳で、これなるレースに、私が勇躍、駆けつけたのは当然。仕事の関係で、どーしても来られなかった先生と編集長、お二方の分まで応援することと相成ったのだが……。

 共に、2着1回、3着1回というライコウ君とヤエ坊。両馬、初勝利を目指してスタート。まずは差なく第2障害の下までたどり着いたけれど、ここからはヤエ坊が他馬を圧倒。力強く坂を登ったと思ったら、後はサクサクと直線を走りきってゴール! 見事初優勝を果たしたのである。

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力強く坂を登るヤエ坊(8番)

 谷さんによると、「バックの仕方も下手だし、まだまだ幼い」とのことだけど、なかなかどうして立派なレース振り。今後が楽しみですなぁ、斎藤さん!

 さてさて、他方、ライコウ君ですが、こちらは登坂にやや手間取って7着。とは言うものの、811キロという小柄な馬体で、あのメンバーと互角に戦ったんだから大したもの。

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力走するライコウ君(9番)

 ヤエ坊もライコウ君も、じっくり育てれば、かなりの成績が上げられるだろう、と、そう予感させるに充分なレースだったのである。

 さて、しかし、である。このレースを見ていて、つくづく考えたのは、「ばんえい競馬の馬主って楽しそう」ということ。

 だって、そうでしょ、馬代金はサラブレッドと比較にならないくらい安価だし、何より、長く楽しめるのが良い。

 確かに賞金は安い。ヤエ坊が勝ったレースだって1着賞金は10万円! 草競馬の賞金かいな、と耳を疑うほど微々たるものである。

 でもね、デビュー2、3戦で、ほぼ取捨選択が決定されてしまう平地と違って、ばんえい競馬の場合、2歳戦は本格的競走のための前哨戦みたいなもの。誤解を恐れず敢えて比喩すれば「小学校の運動会」のような競走で、勿論、みんな本気モードで走っているけれど、これで完成ということはないのである。

 だから、デビューして数年後に素質開花する馬が多いのも、ばんえい競馬の特徴。かの「ばんえい記念4連覇馬」スーパーペガサスだって、2歳時は20戦して1勝のみ。3歳になってからメキメキ頭角を現し、あそこまで成長した馬なのである。

 しかも、ばんえい競馬の場合は、平地より出走回数が多いから、その分もお得感満載。

 ま、しかし、「ばんえいの馬主って楽しそう」と考えた、本当の理由は、古林先生、斎藤さん、共に、実に楽しく、嬉しく、持ち馬のことで、はしゃいでらっしゃるのを間近で見たせいなんである。

 古林先生などは、能力試験の日から「2010年度ばんえい記念優勝馬ミヤビライコウ!」とテンション上がりっ放し。お会いするたび、電話でお話しするたび「今は小柄なライコウ君やから、イレネー記念はいらん。目指すは3年後の、ばんえい記念のみ」とか「大口君にも、ばんえい記念、取らせてあげたいしねぇ。かっかっかっ」と呵呵大笑。のみならず、学生さんをだまくらかして、食事1回でライコウ君のイラストを描かせては、これを使って「ライコウ君グッズ」なるものを制作・販売するべく画策中。完全にライコウ君に「やられている」訳で、北海道を代表する経済学の大家が、おいたわしや……ううっ。

 と、まあ、しかし、笑かしに命を賭けている古林先生が夢物語を語るのは、ある意味、予想の範囲内だったのだけれど、予想外だったのが斎藤編集長。冒頭のメールの他にも、ヤエ坊の馬主欄に御自分のお名前を発見された時も、「どひゃ~」というメールが送られて来たし……。正直申し上げて、最近まで私は、この編集長をクールこの上ない方だと信じていたけれど、こうして無邪天真に歓ばれる姿を見て、何だか凄く安心しているのである。

 かくて、冷静沈着な編集長をも破顔させる「ばんえい競馬馬主業」。儲かる可能性は少ないけれど、宝くじと同様「当たったら……」と想像する楽しさまで含めれば、少額で随分楽しめること請け合い。

 あなたも、ばんえい競馬の馬主になって、夢を見てみませんか?

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●編集部より
NAR地方競馬全国協会のホームページには、「地方競馬の馬主募集中!」というページがあります。興味のある方はご覧ください。

レース回顧(6/2~6/4)

2007年6月 6日(水)

 2日(土)のメインレースは士幌高原特別(3歳以上500万円未満)。ここは単勝5番人気のハマナカキングが勝利。前走2着に続く好走で、上昇気配にあるところを見せました。
 第2障害を先頭で越えたのはヤマトモンジューとライジングサン。しかしイナノプリンセス、ユウセイマーチ、コマタイショウが即座に並びかけ、さらにハマナカキングもこの争いに加わって大混戦のまま残り30。そこからグイグイ脚を伸ばしたのがハマナカキングで、残り20メートル付近で先頭に躍り出ると、そのままゴールまで押し切りました。最後までしぶとく歩き通したコマタイショウ、イナノプリンセスが2、3着を確保しています。

 3日(日)に行われた重賞の柏林賞(4歳オープン)は、マルミシュンキが勝って重賞2勝目。このレースの詳細については、別掲の柏林賞回顧をご覧ください。

 4日(月)は十勝岳特別(3歳以上430万円未満)が行われ、5番人気のストロングペガサスが優勝。徐々にクラスを上げてきており、偉大な兄スーパーペガサスに恥じない走りを見せつつあります。
 降級後、快進撃を見せているキョクシンオーが先頭で第2障害をクリアしましたが、重い馬場が影響したか、伸びはイマイチ。そこへストロングペガサス、タカラテンクウが襲いかかり、特にストロングペガサスの脚いろがよく残り20メートル付近で先頭へ。キョクシンオーもしぶとく追いすがりましたが、結局はストロングペガサスが押し切ってゴールイン。2着はキョクシンオー……、と思われたところ、ゴール線上でまさかのストップ。その間に障害4、5番手から追い込んだワカテンザンがゴールラインを通過し、これが2着。立て直したキョクシンオーが3着入線となりました。

映像はこちら。またこれらを含めた4月以降の映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

6/3柏林賞回顧

2007年6月 5日(火)

マルミシュンキ圧倒的な力を見せる

 3日(日)は新設重賞の柏林賞(4歳オープン)が行われ、単勝1.3倍の1番人気に支持されたマルミシュンキが快勝。これで通算16戦15勝とし、圧倒的な実力を見せつけました。

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 スタート後は左にヨレるところを見せたマルミシュンキですが、楽に好位を追走。抜群の登坂力を見せて第2障害をひと腰、先頭でクリアすると、あとは楽な手ごたえのままゴールへ一直線。ホクショウダイヤが持ち前の末脚で追い込んできましたが、途中からは脚いろが一緒に。結局マルミシュンキがそのまま逃げ切り、イレネー記念に次ぐ重賞2勝目を挙げました。

 ここで注目したいのは、第2障害をクリアしたところでの、マルミシュンキとホクショウダイヤの差。末脚に定評があるホクショウダイヤですが、これまでは障害で苦戦して、6、7番手から追い込むも2、3着というレースぶりが続いていました。ひるがえって今回は3番手クリア、しかも差なく続いただけに、この馬の勝ちパターンでした。しかし結果は、マルミシュンキの圧勝。それだけマルミシュンキの強さは際だっており、同斤量ならこの世代に敵はいないことを証明したといえるでしょう。

 なお、3着には障害2番手から粘り込んだメジロショウリキが入線。以下テンカ、コーネルと続き、今季初出走となったダービー馬ナカゼンスピードは、障害で詰まって9着に敗れました。

成績はこちら
映像はこちら

松田道明騎手「いつもどおり馬の状態はすごくよかった。強い馬なのでやはりプレッシャーはかかります。第1回のレースを勝てて名誉に思います」

今井茂雅調教師「瞬発力がいい馬です。オーナーの意向として大事に使っていくということなので、これからもそのようにレースを選んで使っていくと思います」

6/3柏林賞予想 矢野吉彦

2007年6月 2日(土)

ホクショウダイヤ断然有利

 みなさんお久しぶりです。新生ばんえい競馬、5月は重賞がありませんでしたが、今月は3日の柏林賞、17日の黒ユリ賞、24日の旭川記念と3つの重賞が相次いで行われます。楽しみなシーズンがやってきました。ビシビシ当てていきましょう!

 ではまず柏林賞。4歳限定の定量戦で、昨年までの旭川記念にあたるレースです。出走馬のほとんどが4月29日のすずらん賞、5月20日のライラック賞に出ていました。これに、昨シーズンのクリスタル特別以来となるマルミシュンキを加えたメンバー。要は、マルミシュンキをどうするか、というのがテーマですね。
 すずらん賞、ライラック賞出走組の比較では、重量差がなくなるホクショウダイヤが断然有利。どちらのレースでも、他馬より重いソリを引きながら、キッチリ追い込んできて着順を上げてきています。今度は“勝つ番”です。
 ただし、他の馬に乗るジョッキーも、ただ指をくわえてホクショウダイヤが勝つのを見ている、ってことはないはず。追い込みタイプの同馬を封じ込めるには、重量差がなくなったとしても、大逃げを打って先行粘り込みを狙うしかないでしょう。前走のメジロショウリキやテンカのレースぶりからすれば、増量されるここでも、思い切って逃げたときの前残りの可能性は、ないとは言えません。
 そこにマルミシュンキが絡めば、ひょっとしていい配当の馬券になるかも。たぶん、ホクショウダイヤがダントツの人気になるでしょうからね。
 オッズとの相談になるとは思いますが、とりあえずホクショウダイヤ、テンカ、マルミシュンキの馬単ボックスを買います。あとは、3頭を頭にしてメジロショウリキ2着の馬単。計9点だと、ホクショウダイヤが勝っちゃったらゴメンナサイを覚悟しなきゃいけませんが。
 まぁ、4月のオッズパーク杯を当てたので、ここは余裕の勝負といきましょう。では、今回はこのへんで。

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