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2007年7月 アーカイブ

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レース回顧(7/28~7/30)

2007年7月31日(火)

 28日(土)に行われたのはマリーン特別(3歳以上430万円未満)メジロショウリキが競走除外となり9頭立てで行われました。勝ったのは2番人気のテンカ。柏林賞4着以降、やや精彩を欠く走りが続きましたが、ここで見事に巻き返しました。
 第2障害は、人気の2頭キョクシンオーとテンカが早めに仕掛け、並んだままひと腰でクリア。抜きつ抜かれつの攻防がそのままゴールまで続き、同タイムの結果、テンカに軍配が上がりました。エメラルドとヤマトゼンシンによる3着争いは、エメラルドが制しました。

 29日(日)に行われた重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)は、牝馬のプリンセスモモが優勝。このレースについては別掲のばんえい大賞典回顧をご覧ください。

 また、この日の第8レースは2歳A-1戦が行われ、注目の2頭ホクショウジャパンとオレワスゴイが出走。1分ちょっとの高速決戦はホクショウジャパンが制しました。2着にオレワスゴイ。

 30日(月)は500万クラスによる一戦、オーシャン特別が行われました。ここを制したのはハヤテショウリキ。得意の好位抜け出しで、今季2勝目を挙げました。
 馬場の回復もあって、道中はややゆったりとした流れ。第2障害ではライジングサンが掛かりよく登坂し、先頭でこれをクリアしました。しかし、差なくユウセイマーチ、ハヤテショウリキが続き、三つどもえのまま残り20。そこから抜け出したのがハヤテショウリキで、残り10メートル地点で完全に抜け出すと、そのままゴールを迎えました。後続2頭は併走状態のままゴールし、わずかにライジングサンが先着。ユウセイマーチは悔しい3着となりました。

 この日の第10レースには3歳以上オープンの一戦が組まれ、4番人気のスターエンジェルが快勝。2番人気のナリタボブサップが2着、1番人気トカチプリティーが3着を確保しました。

映像はこちら。またこれらを含めた4月以降の映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

7/29ばんえい大賞典回顧

2007年7月30日(月)

プリンセスモモが一冠奪取! 

 29日(日)は重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、プリンセスモモが快勝。2月の黒ユリ賞で1番人気(5着)、6月の黒ユリ賞で2番人気(7着)に支持されていた実力を、三冠初戦の舞台で見事に発揮しました。

 馬場水分が5.0%となり、道中はハイペース。各馬がほとんど息を入れない展開で、一団のまま第2障害を迎えました。
 内枠のマルニゼウス、アローファイターあたりが、真っ先に登坂を開始。そのなかでアローファイターがひと腰で登り切り、先頭で障害をクリア。やや遅れてプリンセスモモ、シベチャタイガーが続いていきました。
 そこからグイグイ脚を伸ばしたのはプリンセスモモ。残り30メートルを切って先頭に躍り出ると一気に後続を突き放し、楽々と先頭でゴールしました。2着には障害4番手から追い込んだコーネルフジ。障害先頭クリアのアローファイターが粘って3着を確保しました。

 勝ったプリンセスモモは、今回625キロ。軽馬場も含めて、もっとも恵まれた印象がありますが、もともと素質は上位。6月の黒ユリ賞では勢いよく追い込み、2着はあるかと思われたところで痛恨のゴール線上ストップ。そのレースぶりを考えれば、結果的にここでの勝利も納得でしょう。
 2着のコーネルフジは、久しぶりに大舞台で快走。05年の全道祭典ばんば1歳馬決勝大会(牡馬の部)で優勝、2歳最初の能力検査で2番時計を出したように、素質の高さは早くから認められていました。これをきっかけに、また世代のトップ争いへ加わってほしいものです。
 対して人気を背負ったアローファイターは、“善戦マン”のレッテルを今回もはがすことができませんでした。ただ、すんなり障害を越えたのは実力の証明。あとは末脚をきっちり伸ばすための底力が、今後の課題といえそうです。

成績はこちら
映像はこちら

7/29ばんえい大賞典予想 矢野吉彦

2007年7月27日(金)

好調の軽ハンデ馬か、近走ソコソコの格上馬か

 あぁ北斗賞。ミサイルテンリュウはよかったのに、2着サダエリコとはねぇ。いつか復活があると思って、敗戦のなかにもきっかけになるような動きがないかと毎レース注目していたんですが、前走の様子ではその兆しなしと判断しちゃったんです。でも、サダエリコが復調し、北斗賞の第2障害で見せ場は作ったアンローズが苦手の帯広を克服できるようになったら、これからのオープン戦線は楽しみが増えます。終わったことは終わったこと。これからに期待しましょう。

 さて、今週はばんえい大賞典。3歳3冠シリーズの第1戦です。このレースの馬券は、先週の北斗賞同様、大井競馬場など南関東の地方競馬場で場外発売されます。大井ではまたまた私が、斎藤編集長や「ウイニング競馬」の前司会者・立花優美チャンと予想トークショーを実施しますので、お近くの方はぜひお出かけください。
 で、予想のほうですが、獲得賞金別にハンデ差がついたここは、格下でも好調な軽ハンデの馬を狙うか、近走ソコソコの成績を残している格上で重いハンデの馬を狙うか、少々悩むところです。前者は、エリザベスライデン、ニシキガール、プリンセスモモの牝馬勢とコーネルフジ、ミサキスペシャル、後者はアローファイター、シベチャタイガーあたりでしょうか。とかちダービーを制したマルニゼウスも、その時から25キロ重い荷物を背負いますから、後者の1頭に入れておいてよさそう。2歳シーズンのチャンピオン、カネサリュウも後者ですが、近走ソコソコとは言えませんね。
 そのとかちダービー黒ユリ賞からの重量の増減からすると、とても微妙な数字の比較になりますが、ニシキガールに可能性が出てきたと思われます。とかちダービーで勝ったマルニゼウスとは10キロ差が15キロ差に広がり5キロ分有利に。黒ユリ賞の勝ち馬エリザベスライデンとは30キロ差が5キロ差に縮まって、これも有利な材料になっています。2つのレースでは大差で敗れたニシキガールですが、その後の2戦は好内容。一発大逆転があればこの馬のような気がしますね。ただ、流し買いの軸馬にするには勇気がいりますよ。また、プリンセスモモも、マルニゼウスやエリザベスライデンとの比較では、ニシキガールほどではないもののハンデ面で有利になってきていますから、こちらもマークは必要でしょう。
 ハンデの比較では、当然、重いほうが格上ってことになります。しかし、大将格のカネサリュウは近走が今イチ。同世代同士の対戦なら巻き返しも、という考え方もできますが、そこそこの見どころは作っておいてほしかったところ。だったら今回は、この馬よりもナンバー2のアローファイターのほうがおもしろそうです。とかちダービーには出走せず、ひたすら条件戦を使って、そこそこ堅実な成績を残してきました。先週の北斗賞、ミサイルテンリュウでの思い切った仕掛けで重賞勝ちを収めた鈴木恵介騎手にも期待。流しの軸はこの馬にしたほうがいいかもしれません。
 では結論。アローファイター、ニシキガール、プリンセスモモの馬単ボックス。それに、アローファイター、ニシキガールからシベチャタイガー、マルニゼウスへの馬単も加えておきます。一気に増量されるエリザベスライデンと、近走に見どころのないカネサリュウは思い切って消し。格下で軽ハンデのコーネルフジ、ミサキスペシャルにも、今回はおとなしくしていてもらいましょう。
 一応結論には達しましたが、実はまだ悩んでいます。当日の天気や馬場状態も考慮してませんし……。当日、大井のトークショーでは、ちょっと結論を変更するかもしれません。なにとぞご了承ください。では、今回はこのへんで。

7/29ばんえい大賞典予想 斎藤修

重量有利な牝馬3頭を狙う

 先週の北斗賞。勝ったミサイルテンリュウはお見事だったとしか言いようがないが、サダエリコの2着には驚いた。今シーズン、ここまでは混合700万クラスでの3着が最高という成績。連対したのは昨年8月の紅バラ賞以来。おまけに昨年の旭王冠賞以来勝ち星から遠ざかっているという状態ではやっぱり買えないでしょう。ずっと信じて追いかけていた方、おめでとうございます。
 ここで注目したいのはアンローズ。第2障害をひと腰で越えるような勢いで、「あっ、ここでやられちゃったか」と一瞬思った。いくら帯広が不得意とはいえ、3度の2着があるわけで、まったく馬券に用ナシというわけではない。それに近年帯広では冬にしか開催がなく、逆に得意の岩見沢では夏しかレースをしていない。単純に冬はダメで夏は大好きというだけと考えられなくもない。
 今回のサダエリコのような馬券を演出するのは、次(といっても、次のレースという意味ではない)はたぶんきっと間違いなくアンローズだと思う。どこかでドカンと狙いますよ。夏だし。

 というわけで、3歳3冠第1弾のばんえい大賞典。ばんえい菊花賞、ばんえいダービーが定量なのに対し、3冠でこのレースだけは別定。それだけに予想は難解。言い方を変えれば予想しがいのあるレースで、高配当の狙いやすいレースでもある。
 まずぼくのセオリーとして、同世代同士の重賞で、負担重量に30キロ(牡と牝なら50キロ)以上差がある場合のトップハンデの馬はまずいらない、というのがある。今回は、ホクレン賞、イレネー記念を制したことで賞金を稼ぎ、堂々のトップハンデとなったカネサリュウだ。過去5年の結果を見ても、トップハンデは1頭も連対していない。カネサリュウにとって、ここはただ出るだけのレースに違いない。
 このレースの狙いは、格下の上昇馬。ズバリ、今回は牝馬のエリザベスライデンを狙う。
 今シーズンから3歳牝馬3冠の1冠目として衣替えし、6月17日に行われた黒ユリ賞はハンデに恵まれての勝利。今回も出走しているプリンセスモモとは20キロ差、ニシキガールとは30キロ差だった。それが今回は、プリンセスモモと同重量、ニシキガールとは5キロ差にまで縮まった。普通なら今回エリザベスライデンには不利と考えるべきだろう。しかし、その黒ユリ賞の1週前に行われたとかちダービーではプリンセスモモが20キロ差でマルニゼウスの3着に敗れていたのに対し、7月7日の200万未満では、マルニゼウスと20キロ差のエリザベスライデンが勝っている。続く7月16日の安藤勝己賞(200万未満)でも同じく20キロの差があってエリザベスライデン6着に対し、マルニゼウスは10着。
 つまりエリザベスライデンは、ニシキガールやプリンセスモモとは重量差がなくなったものの、それを克服して余りあるほど力をつけているというのが結論。
 イレネー記念に牝馬の出走がなかったため、牡・牝の力関係の比較が難しいが、今回は牡・牝の20キロ差を考慮しても重量的に牝馬のほうが有利と見て、思い切って牝馬3頭を狙う。
 牡馬では、定量のイレネー記念でカネサリュウと好勝負をしながら、今回は重量的に楽になったアローファイターとシベチャタイガーが上位。
 馬券的には、牝馬3頭のボックスと、エリザベスライデンからアローファイターとシベチャタイガーへ流す。
 エリザベスライデンがあまり人気にならないようであれば、カネサリュウ以外に総流しというのもアリかも。
 ◎エリザベスライデン
 ○プリンセスモモ
 ▲ニシキガール
 △アローファイター
 △シベチャタイガー

 当日は、場外発売が行われる大井競馬場でイベントがあります。東京近郊の方はぜひいらしてください。

7/29ばんえい大賞典プレビュー

 7月29日(日)のメイン第11レースは、重賞第32回ばんえい大賞典。ばんえい菊花賞(11月4日)、ばんえいダービー(12月24日)と続くばんえい3歳三冠の第1弾。
 過去5年では牝馬の出走はのべ9頭と少ないものの、2勝、2着2回と好走することが多く、またトップハンデの牡馬は連対ゼロという傾向もあります。
 明け3歳重賞で好勝負を繰り広げてきたカネサリュウシベチャタイガーアローファイターが三たび揃い踏みです。ホクレン賞、イレネー記念は同じ負担重量での戦いでしたが、今回は別定でハンデ差がつきました。
 注目は、この3頭のなかでいちばんハンデに恵まれたシベチャタイガー。イレネー記念では、勝ち馬カネサリュウから1秒2差の2着。今回カネサリュウとの15キロ差を考えれば十分逆転可能でしょう。
 660キロのアローファイターも、ホクレン賞ではシベチャタイガー(4着)に10秒以上の差をつけ2着、イレネー記念でも3着と堅実で、好勝負が期待されます。
 ホクレン賞、イレネー記念と重賞を連勝したカネサリュウはその後、古馬上位クラスとの対戦で苦戦が続いています。今回は同世代が相手でもトップハンデ670キロと負担重量的に厳しく、定量戦の残り二冠での巻き返しに期待でしょう。
 また、これらの重賞では上位陣に差をつけられたものの、とかちダービーを勝ったマルニゼウスの勢いも侮れないものがあります。
 牝馬では、昨季(2月4日)の牝馬重賞・黒ユリ賞を制したニシキガールが1番手。今季(6月17日)の黒ユリ賞は9着に敗れましたが、勝ったエリザベスライデンから30キロもハンデを積まれては仕方のないところ。牡馬の一線級とは少し差があるような感もありますが、ハンデ差を活かしての好走を期待したいところ。
 ほか、ホクレン賞5着のコーネルフジ、とかちダービーで牝馬最先着の3着と健闘したプリンセスモモ、150万円条件と格下ですが少しでも上位を目指したいミサキスペシャルカイセゴールデンが出走します。

出走表はこちら

【参考レース】
1/4 ホクレン賞(勝ち馬:カネサリュウ)
2/4 黒ユリ賞(勝ち馬:ニシキガール)
3/11 イレネー記念(勝ち馬:カネサリュウ)
6/11 とかちダービー(勝ち馬:マルニゼウス)
6/17 黒ユリ賞(勝ち馬:エリザベスライデン)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

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