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6/17黒ユリ賞回顧

エリザベスライデン3歳春の女王に

 17日(日)は、ばんえいナイター初となる重賞・黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われ、1番人気のエリザベスライデンが優勝。今季の好調ぶりを証明するレースを見せ、3歳牝馬の一冠を奪取しました。

 道中は横一線の状態で進み、ややスローペース。各馬とも主張することなく、一団のまま第2障害を迎えました。
 エリザベスライデンが積極的に仕掛けると、後続も即座に登坂開始。しかし楽に天板に脚をかけたエリザベスライデンが、これをひと腰でクリア。アグリタカラも差なく続き、プリンセスミント、ダイヤローズあたりも圏内で障害を越えていきました。
 しかし、そこからはエリザベスライデンの独壇場。楽な手ごたえのまま脚を伸ばすと、後続を置き去りにしてゴールへ一直線。その脚いろは最後まで衰えず、結局2着に10秒以上の差を付ける大楽勝を演じました。
 後続は、残り30メートル付近で2番手に上がったダイヤローズがリードを保っていましたが、ゴール寸前で止まってしまい万事休す。各馬が一斉に襲いかかり、障害5、6番手から追い込んだヒカルアサヒが、苦しみながらも2着入線。好位追走も終いに伸びきれなかったアグリタカラが3着を確保しました。
 2番人気のプリンセスモモは障害7、8番手からよく追い込み、2着はあるかと思われましたが、最後に力尽きてゴール線上でストップ。立て直しに時間がかかり、結局7着に敗れました。

 エリザベスライデンは、これで今季6戦3勝。実績としては南北海道産駒特別で2着、いちい賞で4番人気5着といったものが目立つ程度でしたが、牝馬三冠の初戦で堂々の1番人気、そしてそれに応える快勝と、一躍この世代のトップクラスに駆け上がった印象。登坂力、そして終いの脚も堅実で、今後もこの世代を代表する牝馬として活躍してくれることでしょう。

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