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2007年6月 アーカイブ

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6/17黒ユリ賞予想 矢野吉彦

2007年6月16日(土)

牝馬だからこそ勢い重視

 さぁみなさん、ばんえい競馬史上初のナイター開催がいよいよ始まりました。当然ながら、世界でも初めてのばんえいナイターです。特観席「ミレニアムラウンジ」の新設、ビアガーデンのオープン、送迎馬車の運行など、目新しい企画が目白押し。ぜひ帯広競馬場にご来場ください。私も、いつ行こうかとスケジュールを調整中です。
 さて今週は、ナイター開幕を祝して重賞・黒ユリ賞。前回の柏林賞は、人気を読み間違えて当たっても儲かりませんでしたが、今回はそういうことのないように、よ~く考えたいと思います。

 格でいえばニシキガールがトップでプリンセスモモがNO2。ただし、牝馬は格より調子ということを言いますが、ニシキガールの近走を見ると調子が今イチのようで、ここで断然の中心馬とするには度胸が要ります。630キロの荷物もちょっと重そうですし。今なら、プリンセスモモのほうがよさそうですが、こちらもばんえい重量は620キロ。600キロの荷物の馬に比べると、微妙なハンデを背負わされました。
 ここは、その600キロを引く100万円未満条件の馬からどれを選ぶかがポイント。ペガサスプリティー、エリザベスライデン、アグリタカラあたりが、ここ数戦で勝ったり負けたりのレースを繰り広げていますから、調子で言えばこの3頭でしょう。今回、ばんえい重量が600キロに増量されて、近走今イチでも実力上位のニシキガール、620キロを引くものの調子は良さそうなプリンセスモモと勝負できるかどうかですが、牝馬だからこそ、勢い重視でいきましょう。
 まずはペガサスプリティー、エリザベスライデン、アグリタカラの馬単ボックス。さらに、この3頭を頭にして、2着プリンセスモモ、ニシキガールの馬単を押さえます。と言ってもオッズと相談なので、倍率次第ではニシキガール2着の馬単は思い切って買わないということになるかも。いずれにしても、100万円未満条件の3頭を狙います。

 ナイターのばんえい、ふだんとは違うリズムで仕事をしなければならない関係者のみなさんは、慣れるまではタイヘンでしょうが、ぜひともこの新しい試みを成功させていただきたいですね。では、今回はこのへんで。

6/17黒ユリ賞予想 斎藤修

軽量600キロの上昇馬エリザベスライデン

 さあ、ばんえい競馬はいよいよナイトレースがスタートします。
 「夜戦」っていうポスター。いいですねえ。

 で、ばんえい十勝ナイトレース初の重賞は、3歳牝馬による黒ユリ賞。
 これまでは明け3歳、つまり2歳シーズンの牝馬の重賞として行われていたレースだが、新生・ばんえい競馬とともに、牝馬による3歳シーズンの重賞として生まれ変わった。
 3歳三冠は、これまでどおり、ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞、ばんえいダービーだが、黒ユリ賞が3歳牝馬の重賞になったことで、9月17日のばんえいプリンセス賞、12月9日のばんえいオークスと、3歳牝馬の三冠路線も確立した。
 サラブレッドでは今年、牝馬のウオッカが日本ダービーを制して話題になったが、もしばんえい競馬でとてつもなく強い3歳牝馬が出てくれば、六冠制覇なんてことも可能になるわけだ。
 あとおもしろいところでは、昨シーズンの黒ユリ賞を制したニシキガールがここに出てきた。つまり、通常ではありえない「黒ユリ賞連覇」という珍現象が、今年に限ってはニシキガールにかかることになる。
 そのニシキガールは、メンバー中唯一の250万クラスの格付けで630キロのトップハンデ。150万クラスのプリンセスモモが620キロで、あとの8頭はすべて100万未満で600キロでの出走となる。
 ニシキガールにとっては、やはり他馬と30キロのハンデは厳しく、黒ユリ賞連覇という珍記録達成は難しそう。プリンセスモモとの比較でも、今回と同じ10キロ差だった前走とかちダービーでもまったく勝負にならなかった。
 3歳牝馬同士の争いということなら、やはり軽量600キロの中から上り調子の馬から狙いたい。
 ここはエリザベスライデンから。3走前の3歳牝馬オープン戦では1番人気に推されながらペガサスプリティーの4着に敗れ、さらに前々走でも同じペガサスプリティーの2着に敗れたものの、前走6月3日の100万円未満では、そのペガサスプリティーや、3歳牝馬オープン戦で先着されたアグリタカラに雪辱している。上昇度で買うならこの馬。
 前走、障害がまったくカカらず6着に惨敗したペガサスプリティーが相手だが、三たびの勝利があってもおかしくない。
 620キロはかなりの負担だが、とかちダービーで3着と好走したプリンセスモモも押さえる。
 それから3歳牝馬オープン戦の上位組で、ミスダイヤとアグリタカラ。
 630キロのニシキガールは今回は見送る。
 ◎エリザベスライデン
 ○ペガサスプリティー
 ▲プリンセスモモ
 △ミスダイヤ
 △アグリタカラ

6/17黒ユリ賞プレビュー

17日(日)のメイン第11レースに重賞・黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われます。昨季までの明け3歳戦から、今季より3歳牝馬三冠の初戦として生まれ変わった一戦に10頭が出走します。
期待はプリンセスモモです。今回は100万未満クラスの馬たちより20キロ重い620キロとなりますが、前走とかちダービーで牡馬一線級を相手に3着の実績は評価できます。
近走の充実度ではペガサスプリティーでしょう。今回の黒ユリ賞出走馬中9頭が出走していた5月19日の3歳牝馬オープン戦を快勝。続く3歳100万未満の勝入戦も連勝しています。ただしこの連勝は湿った馬場でのもの。黒ユリ賞当日は乾いた馬場となりそうで、重い馬場に対応できるかがカギとなります。
ペガサスプリティーが連勝したレースで2、3着と健闘したアグリタカラ、今季開幕から一度も掲示板を外していないエリザベスライデン、成績が安定してきたミスダイヤらが一角崩しを狙います。
今年の2月に行われた黒ユリ賞を快勝したニシキガールですが、今季は古馬250万クラスに入って苦戦、3歳馬同士のレースでは重量に泣かされ、今回もトップハンデの630キロでは苦戦を強いられそうです。

出走表はこちら

【参考レース】

2/4 黒ユリ賞(勝ち馬:ニシキガール)

5/19 3歳牝馬オープン(勝ち馬:ペガサスプリティー)

6/11 とかちダービー(3着:プリンセスモモ)

※4月以降のレースの映像はこちら。また2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

今週の見どころ(6/16~18)

2007年6月15日(金)

 いよいよ待ちに待った、「ばんえい十勝」ナイトレースの開幕です!
 今開催からは、「プレミアムラウンジ」や、ジンギスカンと生ビールが楽しめるビアガーデンがオープン。毎週日曜には競馬場と帯広駅などを結ぶ送迎馬車の運行もスタートします。
 またコース沿いにはイルミネーションが設置されナイトレースの雰囲気を盛り上げます。
 どうぞ競馬場で、今までとはひと味もふた味も違う、カクテルライトに照らされたばん馬たちの力走をお楽しみください。

 6月16日(土)のメイン第11レース(20時発走)はじゃらんカップ(混合オープン)。
 エビスオウジャは、前々走でばんえい十勝オッズパーク杯を制したカネサブラック、3連勝中だったホシマツリらを直線突き放して圧勝。今回は、前走で先着を許した重賞2勝のスーパークリントン、カネサブラックが来週の旭川記念にまわったため、メンバー的にはかなり楽になりました。
 ホシマツリは、エビスオウジャを相手にいつも惜しい競馬をしていますが、2頭のタイム差は小さく、展開しだいではチャンスが廻ってくるでしょう。
 この2頭に続くのがスーパーロイヤル。今年2月のポプラ賞勝ち以降、長らく低迷が続いていましたが、前走のオープン戦で久々の勝利を挙げました。今回も結果を出せば、再び上昇気流に乗るかもしれません。
 ほかでは、開幕からオープンで3戦連続3着のニシキダイジンは、その後7、8着ですが着順ほどには負けていません。今季オープンで3戦して2着2回のホクトキング、いつも堅実な走りを見せるトカチプリティーなども有力でしょう。

 6月17日(日)のメイン第11レースは重賞黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)。このレースについては別掲の黒ユリ賞プレビューをご覧ください。

 6月18日(月)のメイン第11レースは楽天競馬杯(300万円未満・360万円未満)です。
 注目は今季開幕戦の2着のあと6連勝中のタケノホウシュウ。今季に入ってからは、ほぼ毎週のように使われ続けていますが、馬体重は減るどころかむしろ増加傾向。体調の良さがうかがえます。
 2番手以下は混戦ですが、タケノホウシュウを今季唯一破っているジャンボスピード、前々走でタケノホウシュウと0秒1差の大接戦を演じたキリンオーなどが有力です。
 ほかにも、今季開幕から2勝ずつを挙げているムソウリキホクショウドラゴンキングシャープなど好調馬が揃った一戦となりました。

レース回顧(6/9~6/11)

2007年6月12日(火)

 9日(土)に行われたのはグリーンパーク特別(3歳以上混合700万円未満)。ここは4番人気のアローコマンダーが制し、5月のばんえい青葉特別に次ぐ、今季2勝目を挙げました。
 第2障害はタカラボーイが先頭で越え、トウリュウ、トカチタカラら5頭が続く展開。そこから抜け出してきたのがアローコマンダーで、残り30メートル付近で2番手へ浮上。さらに脚を伸ばして残り5メートルで先頭に立つと、そのまま押し切りました。先頭クリアから粘ったタカラボーイは、アローコマンダーに交わされたところで痛恨のストップ。しぶとく歩き続けたヨコハマイサムがこれを交わして2着となり、3着タカラボーイという結果になりました。

 10日(日)は一線級が集ったシルバーカップ(3歳以上オープン)が行われ、7番人気のスーパークリントンが勝利。今季5、4、7、6着と鳴りを潜めていた同馬が、得意の重馬場で低評価を覆しました。
 第2障害ではカネサブラック、ミサイルテンリュウといった障害に定評のある馬が、早々と天板に脚をかけましたが、先頭でこれを下りたのはスーパークリントン。前記2頭も差なく続き、これにホシマツリも加わって混戦に。その後、スピードを生かしてカネサブラックが先頭を奪いますが、スーパークリントンも今回はしっかり末脚を伸ばし、5頭が一団となったままゴールへ。結果、わずかにスーパークリントンが先着し、2着にカネサブラック。後方から追い込んできたエビスオウジャが3着。以下ホシマツリ、ミサイルテンリュウと入線しました。

 11日(月)のメインレースに行われたのは、新設の特別戦とかちダービー(3歳オープン)。カネサリュウやシベチャタイガーといったこの世代の実績馬が集いましたが、勝ったのは連勝中のマルニゼウスでした。
 軽量アアモンドヤワラが先頭で障害を越えましたが、パンチテンリュウ、シベチャタイガー、さらにマルニゼウスとプリンセスモモが続き、大激戦の様相。しかし、そこからマルニゼウスが次元の違う脚を見せると、残り30メートル付近で早くも先頭へ。一気に差を広げると後続を寄せつけず、そのまま先頭でゴールしました。2着に早めの競馬から粘りきったアアモンドヤワラが入線。これを追いつめたプリンセスモモが、わずかに0秒1差及ばず3着。なお、今季初出走のカネサリュウは、他馬と30~70キロのハンデ差が響いたか、最下位の9着に敗れました。

映像はこちら。またこれらを含めた4月以降の映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

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