NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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翔雲賞は第2障害を越えたところで人気4頭と、それ以下が離れてという展開になって、トップハンデでも1番人気のキョウエイプラスが後続を寄せ付けず危なげなく勝利。3月5日の3歳A-1戦も上位4頭がまったく同じ着順での決着。上位4頭がそれぞれハンデを背負ってということであれば、定量になる今回はますますこの4頭の勝負と見るしかなさそう。
これまでの戦績やハンデ差を考えると、キョウエイプラスを本命にするしかないのだが、果たしてそれほど盤石だろうか。
翔雲賞でも3月5日の3歳A-1戦でも、ゴール前まではタカラキングダムが2番手だったが、末が甘くなってマルホンリョウユウに交わされてという、同じような展開での決着だった。しかし今回、全馬が経験のない未知の重量の定量戦となって流れが落ち着くことから、前半にやや行き過ぎる傾向のあるタカラキングダムには流れが向いてくるのではないか。そうなれば、ナナカマド賞でも勝っているようにタカラキングダムに逆転の目が出てくる可能性は考えたい。ただ1番枠に入ってしまったのはちょっと残念。
そして連下にはマルホンリョウユウ、ジェイヒーロー。
ほかにこれといった上り馬もなく、あとは黒ユリ賞を制した牝馬のスーパーチヨコがどうかだが、一気に増量されての定量20kg差では、馬券圏内までは厳しいと見る。
◎5キョウエイプラス
○1タカラキングダム
▲3マルホンリョウユウ
△10ジェイヒーロー
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これまで4月に入ってからの実施だったあやめ賞が、今年は3月の特別開催で行われる。しかもここ2年は4月中旬に行われていたので1カ月も繰り上げられた。それゆえここが1月の水沢開催以来の出走だったり、すでに先週の開幕週に出走しての連闘だったり、あとは他地区からの転入馬だったり、臨戦過程はさまざま。
そんななかで、正月の金杯を制して以来、満を持しての出走となるのがミニアチュール。2歳時にデビューした門別で2勝を挙げての転入で、初戦を圧勝すると、金杯では好位3番手追走から4コーナー手前で先頭に立つと、直線では混戦の2着争いを4馬身突き放しての完勝。冬休み明けでも重賞連勝の可能性大と見る。
相手もやはり金杯組で、2着セイレジーナ、3着ケープライト。ともに先行3頭からはやや離れた4番手集団を追走し、勝負どころ3コーナーから仕掛けての直線の伸びが目立った。クビ差先着して2着だったのはセイレジーナだが、ケープライトは2歳時に若駒賞勝ちがあり、ここまで崩れたのは芝のジュニアグランプリだけということでは、ケープライトを上にとった。
中央未勝利から転入初戦となるのがスノーパトロール。東京ダート1600メートルの未勝利戦で2着があり、そのほかのレースでも勝ち馬と1秒前後の差でゴールしているだけに、上位を狙える力はありそう。
岩手生え抜きのユウユウレラシオンは、2歳時に5戦3勝、2着1回。連対を外したのは盛岡の芝だけ。ただ今回は9月以来の実戦となるだけにどこまで仕上がっているか。
浦和からの転入初戦となるトウヨウノマジョは、デビューした門別で未勝利勝ち、浦和でも2歳時に1勝。浦和移籍後、10月から月1走のペースで順調に使われてきての転入初戦となる。
◎6ミニアチュール
○11ケープライト
▲1セイレジーナ
△10スノーパトロール
△9ユウユウレラシオン
△3トウヨウノマジョ
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高知デビューでほとんど無敵の快進撃を続けるユメノホノオと、兵庫ジュニアグランプリJpnII・3着の実績で転入してきたデステージョの初対戦が注目となる一戦。
賞金を稼いでの転入だったデステージョは古馬B級に格付けされて、2戦目にB-1特別を快勝。期待されて遠征した名古屋・スプリングカップだったが、デビューから圧倒的な強さで連勝を続けるセブンカラーズの影を踏むこともできず6馬身差の完敗だった。
ここでそのデステージョを本命にしてしまうと、いずれセブンカラーズと対戦することがあるかもしれないユメノホノオに夢がなくなってしまうので、その夢をつなぐためにも、期待をこめてユメノホノオを本命とする。
以下は連下争いということになるが、土佐有楽特別でユメノホノオの2着で、ここまで連対を外していないオブリビッグマミーがその筆頭。
中央未勝利から転入して4戦3勝のキタノソロモン。金の鞍賞2着のエムティドン、3着のミズワリヲクダサイは、ユメノホノオとは差があるが、ともに崩れることなく上位は確保。前走デビュー戦以来の2勝目の勝ち方が強かったリワードジョンなど、3番手争いは混戦となりそう。
◎7ユメノホノオ
○12デステージョ
▲4オブリビッグマミー
△9キタノソロモン
△3ミズワリヲクダサイ
△5エムティドン
△1リワードジョン
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ハギノアレグリアスは6歳ながらここまでキャリア11戦。ダートでは10戦5勝、2着3回と底を見せていない。ここ2戦のダート重賞はともに惜しくも2着だったが、上位接戦だったみやこステークスGIIIはGI/JpnI好走歴のあるメンバーが相手で、東海ステークスGIIを勝ったプロミストウォリアは条件クラスから連勝の上がり馬。戦ってきた相手を考えると、今回は相手がかなり楽になった。
相手は、地方の2000mのダートグレード2勝のバーデンヴァイラーか、地方初参戦だった川崎記念JpnI・3着のニューモニュメントか。バーデンヴァイラーは中央のダート重賞ではさっぱりで、地方のダートでこそ。ニューモニュメントは、ここ1年、オープン特別や重賞で3着以内を外しておらず、昨年6歳になって以降、充実した印象。
ケイアイパープルも地方の2000メートル級のダートグレードで2勝を挙げているが、昨年終盤の2戦が案外の成績。今回、得意の舞台で復活があるかどうか。人気を落とすようなら連下として押さえておきたい。
アルサトワは今回が初ダート。近年はダート路線のレベルが格段に上がって、よほどダート適性がない限り、芝で頭打ちになったからといってダートで通用するほど甘くはない。
昨年のこのレースで3着だったジンギだが、近3走の地方重賞での敗戦が気になる。昨年ほどの勢いはなさそうで、馬券圏内は難しいのではないか。
◎3ハギノアレグリアス
○6バーデンヴァイラー
▲7ニューモニュメント
△2ケイアイパープル
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昨年は中央・地方のダートグレードで2着4回、3着1回と勝ちきれなかったヘリオスだが、後半は南部杯、JBCスプリントと、JpnIの強敵相手でも際どいレースをして充実ぶりを見せた。今年のフェブラリーステークスGIも着順こそ7着だが勝ち馬から1秒差。昨年のこのレースではイグナイターの2着だったが、前述南部杯、JBCスプリントではイグナイターに先着しており、今回、重賞未勝利ゆえ別定増量なしの56kgなら、重賞初制覇のチャンスといえそう。
シャマルは重賞初制覇となった昨年の東京スプリント以降、馬券を外したのはチャンピオンズCだけ。それも5着でコンマ6秒差なら、むしろ評価できる内容。高知は初めてだが地方の小回りコースでも結果を残しており、別定57kgならあっさりという場面もありそう。
オープン特別連勝のケイアイドリーも能力的に差はなさそうで、地方の小回りコースと時計のかかるダートがこなせるかどうか。
ラプタスは前走兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでは59kgを背負って復活ともいえる勝利。今回は別定57kgだけに、3年ぶりの黒船賞制覇もおおいにありそう。
イグナイターは押し出される形で△まで。今回は別定1kg増の57kgを背負って、このメンバーに入ってどうか。
サクセスエナジーは、58kgは楽ではないが、59kgを背負っても好走歴があり軽視はできない。
◎11ヘリオス
○4シャマル
▲10ケイアイドリー
△2ラプタス
△9イグナイター
△8サクセスエナジー
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