NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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 ばんえい3歳3冠の初戦。
 2歳時に重賞を制したキタノタイショウ、ホクショウバンクが登録だけで揃って回避。3冠のうち唯一のクラス別定戦で、過去5年を見てもトップハンデの馬は一度も勝っていないばかりか、連対すらない。ならば出ないほうがいいということでの回避なのかもしれない。
 アオノレクサス、ワタシハスゴイ、ウィナーミミの3頭が270万クラスからの出走で、その中で唯一の牡馬アオノレクサスが不利な670キロのトップハンデを背負うこととなった。
 最軽量はワタシハキレイズキの630キロで、40キロ差。これをどう判断するかだ。
 帯広のピンポイント予報を見ると、土曜も日曜も雲と傘のマーク。どうやら湿った軽い馬場になりそうで、そうなるとハンデが重い馬にもそこそこ有利になるかもしれない。
 ん〜、考えれば考えるほど難解な一戦。
 中心はアアモンドヤマト。とかちダービーはアオノレクサスから3秒7差の3着。今回もアオノレクサスとはそのときと同じ10キロ差だが、その後180万クラスで1、1、2、2着と確実に力をつけている。
 相手にはタワノアヤカ。2歳時はナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップとともに3着。とかちダービーは8着だったが、その後黒ユリ賞は取消して、前走180万クラスで久々の勝利。2歳時の勢いが戻ってきたと見る。
 過去のデータでは厳しいトップハンデだが、とかちダービーの結果を見ると今回の負担重量ならアオノレクサスが勝ってもおかしくない。たださすがにとかちダービーの水分量8.7%というほどは軽くならないと思うので、とかちダービーのようにうまくレースが運べるかどうか。
 最軽量のワタシハキレイズキも近走安定した成績なだけに食い込む可能性はありそう。
 バレンタインカップ、黒ユリ賞でともに1、2着のウィナーミミ、ワタシハスゴイだが、負担重量的には楽ではない。上位進出まではどうか。
 ◎アアモンドヤマト
 ○タワノアヤカ
 ▲アオノレクサス
 △ワタシハキレイズキ
 △ウィナーミミ
 5月の留守杯日高賞以降、どうやら牝馬戦線には新興勢力が出てきていないようなので、シルバーカテリーナの2冠は堅そうだ。その後、岩手ダービーダイヤモンドカップではかなり離された6着だったが、前走ウイナーカップは牝馬最先着の3着と好走している。
 留守杯日高賞2着のフジフーフーが不在で、3、4着だったテンショウスズランとアンダーゴールドによる2着争いだろう。アンダーゴールドは2連勝中と好調だが、盛岡ダートは3回出走して4着が最高という成績。対するテンショウスズランは前走盛岡ダート初出走で、牝馬最先着の2着と好走しているだけに、テンショウスズランを上にとる。
 逆転があるならフェニックスクイン。前々走、花と緑のまつり2009レースでは、留守杯日高賞2着のフジフーフーや、テンショウスズランを破って勝利。前走ウイナーカップも、牝馬ではシルバーカテリーナに次ぐ6着だった。
 あとは2連勝中と好調のダンストンメイビスが食い込めるかどうか。
 ◎シルバーカテリーナ
 ○テンショウズズラン
 ▲アンダーゴールド
 △フェニックスクイン
 △ダンストンメイビス
 推定10年ぶりくらいになる姫路競馬場訪問。なので、業務エリアにはどこから入ったらいいのかとか、すっかり忘却の彼方であった。
 タコ天は園田競馬場と同じ店が出してるという話だし、では何を食べよう、と思ったときに目に飛び込んできたのが「あたりや」の「キムチめしカレー うまいっ」であった。
  
  
 お値段はおいくらだったでしょう。メモしてなかったのですっかり忘れた。上の写真の値段から想像するに、おそらく600円か700円でしょう。
 で、出てきたのがコレ。
  
  
 そのまんま、ごはんの上にキムチがのったカレーライス。
 カレーとかキムチとかって、どうやってもマズくなりようがないので、うまいかマズいかといわれれば、うまいんだけど、キムチはちょっとぼくの好みとは違ったかなあ。
 というわけで、推定10年ぶりに来たので、せっかくだからここでしか食えないものを食いたい、という欲求だけは満たしてくれたかも。
 とはいうものの、カレーライスにキムチをのせるだけなので、食べたいと思えば自分でできるわね。
  
 で、実は姫路での収穫は、競馬場ではなく姫路駅にあったのだった。
 姫路駅ホームの立ち食いでは有名らしい「えきそば」。
  
  
 「えきそば」といっても、駅で売ってるそばという普通名詞ではなく、これは「えきそば」という固有名詞の商品名なのだ。
 一見、何の変哲もない天ぷらそばに見えるけど、麺がいわゆる日本そばではないのだ。
  
  
 なぜこうしたそばができたのか。ちゃんと説明書きが貼ってあったので、参考までに。
  
  
 ちなみに姫路競馬場でも、これを「えきそば」として売っていたのだけれど、やっぱりちゃんと発祥の地である姫路駅で食べてみたかったので、新幹線で東京に帰るにもかかわらず、わざわざ在来線のホームに行って食べてみた次第。
 そうそう、以前に「福山の肉そば」を紹介したときに、「ラーメンの麺なんですよ」と書いたが、どうやら福山競馬場のそばは、この姫路の「えきそば」の流れをくんだそばであるらしい。なのでたぶん尾道ラーメンの麺とは違うような気がする。
 門別競馬場では、ポラリスドーム内、馬場側の売店「うま八」で2品ほどいただいた。
 まずは、松川の寿し700円也。
  
  
 ぼくははじめ、「松川」さんというお店でつくっているお寿司をここで売っているのかと思ったのだが、ここらあたりで獲れるカレイのことを「マツカワ」と言うのだと。ここのメニューは「松川」と漢字表記だが、どうやら「マツカワ」とカタカナ表記のほうが一般的らしい。ちなみに「マツカワ」でぐぐってみると、一番上にはまさに魚のマツカワについて詳しく説明されたページが表示されたので、やはり相当に有名らしい。
 もしかして、知らなかったのはワタシだけ?
 ちなみにマツカワには、「タカノハ」とか「タンタカ」という別名もあるらしい。
 そういえば笠松にはオグリキャップ記念で2着に入って穴をあけたタカノハハローという馬がいたけど、このタカノハのことなのだろうか。
  
 そして「うま八」のもう一品は、えび天そば500円也。
  
  
 うーん、まずまず。
 決してマズイというわけではないけど、えび天が微妙。
 えび天なしで、単に、たぬきうどんとして、350円か400円くらいで売ってもらえないだろうか。そのほうがぼくにはうれしいかも。
 2カ月近くも過ぎて今さらダービーウイークとか言ってる場合ではないと思うのだが、予想と違ってネタ的に古くなるわけでもないので、今年もダービーウイークで食ったものをアップしておく。
 まず佐賀競馬場は、最近とってもお気に入りな、指定席エリアにある洋定食っぽいカウンターの「味の店 クルミ」。
 カレーで行こう
  
  
 と言われた気がしたので、今回はカツカレーをいってみた。
 カツカレーなどという、カロリーの高そうなものは、ここ何年も食べた記憶がなかったのだが、ここは以前に食べたとんかつ定食が抜群においしかったので、カツカレーも食べてみたくなったのだった。
 で、これがカツカレー800円也。
  
  
 う、うまい!
 カレーのルーは、おそらく昔ながらに小麦粉を炒めるところからつくったものと想像される、昔懐かしい味。
 カツが柔らかいのは、カウンターの中でちらと見えたのだが、おそらく肉を叩くやつでしっかり肉の繊維を断ち切っているからだろう。したがって肉は分厚いわけではない。
 満足のカツカレーであった。
 次回はかつ丼を食べてみようと心に決めたのであった。
  
 そして今回もなんでも焼いちゃう店で食べたのが、いわし天150円也。
  
  
 たぶん添加物なんか使ってない素朴なもの。ここの練りものはどれを食べてもおいしいのだ。
  
 ちなみに以前に掲載したカレーパンは180円だったのだが、ちょっと小ぶりな丸いカレーパンになって、150円に値下げとなっていた。納入するパン屋さんが代わったりしたのだろうか。