先週12月16日(月)、水沢競馬は降雪の影響により、安全かつ公正な競馬の施行の支障があると判断され、競馬開催を取り止めとなった。それに伴い、2歳重賞「第23回寒菊賞」も取り止め。楽しみなメンバーがそろっただけに残念な限り。雌雄対決は12月30日(月)、2歳最終重賞「第49回金杯」(水沢1600m)まで持ち越されることになった。
今回の開催取り止めは今年に限ったことではない。昨年も12月18日(月)が降雪の影響で取り止め。一昨年(2022年)も12月18日(日)から20日(火)までの3日間が開催取り止めとなった。
かつては年明けの「成人の日」(1月の第2月曜日)前後が降雪の"山場"だった。昨年度から通常開催は12月31日までとなったが、当時は1月の第2週ぐらいまで岩手競馬が行われていた。しかし近年は気候変動の影響なのか、12月の第3週から強烈な寒波に襲われている。
2021年度は12月19日(日)は走路悪化のため第3R以降は取り止め。20日(月)は第4R以降、取り止め。翌21日(火)は全レースが取り止め。さらに26日(日)、27日(月)は降雪の影響で取り止め。31日(金)は走路悪化のため第4R、第7R以降は取り止め。年明けの1月2日(日)は走路悪化のため第6R以降、取り止め。1月3日(日)は全レース取り止めとなった。2020年度も同様に計8日間(12月30日は第2R以降、取り止め)の取り止め。
北国の宿命だが、この季節は天候との戦い。みなさんにはご迷惑をおかけしますが、開催の決定は当日朝7時ぐらい。岩手競馬の公式ホームページ等に告知されますので、ご確認ください。
参考までに岩手県奥州市水沢区の天気予想、もとい天気予報は22日(日)、23日(月)は雪マークがありました。盛岡から車移動する(約70キロメートル)小生も天気予報とにらめっこしながら当日を迎えます。
話は替わるが、12月19日(木)、大みそかの恒例行事・岩手競馬グランプリ「第48回桐花賞」(水沢2000m)のファン投票結果が発表された。
第1位 フジユージーン 1,219票
第2位 ヒロシクン 779票
第3位 ミニアチュール 439票
第4位 ゴールデンヒーラー 396票
第5位 ノーブルサターン 388票
第6位 サクラトップキッド 365票
第7位 カミノコ 258票
第8位 サルサレイア 257票
第9位 グランコージー 224票
第10位 ゴールドギア 207票
*以下は省略
報道推薦 ボウトロイ フレイムウィングス
フルゲートは12頭。ファン投票1位・フジユージーンはすでに報告したとおり、楠賞優勝で今シーズンは終了。来春に備えて休養に入ったため出走見送り。現時点では11位・レールガンが繰り上がりで出走しそうだが、最終出走馬はレース確定までお待ちください。
今週の岩手競馬
12月22日(日)メイン12R 「冬至特別」(A級一組 水沢1600m)
12月23日(月)メイン12R 「田瀬湖賞」(C1級 水沢1600m)
12月24日(火)メイン12R 「マリーゴールド賞」(C1級五組 水沢1400m)