先週3日間(3月20日~22日)の脚質別連対率を調べてみた。
3月20日(土)
1着 2着
1R 逃げ 先行
2R 差し 先行
3R 逃げ 先行
4R 先行 先行
5R 先行 先行
6R 先行 逃げ
7R 先行 逃げ
8R 先行 逃げ
9R 差し 先行
10R 先行 先行
11R 逃げ 先行
3月21日(日)
1着 2着
1R 逃げ 先行
2R 先行 差し
3R 先行 先行
4R 先行 差し
5R 逃げ 先行
6R 先行 先行
7R 先行 逃げ
8R 差し 先行
9R 逃げ 先行
10R 差し 先行
11R 逃げ 差し
3月22日(月)
1着 2着
1R 逃げ 先行
2R 差し 逃げ
3R 差し 先行
4R 逃げ 先行
5R 逃げ 先行
6R 差し 先行
7R 先行 逃げ
8R 追込 差し
9R 先行 先行
10R 先行 先行
11R 差し 追込
先週3日間で逃げ切りは20日が3勝2着3回。21日は4勝2着1回。22日は逃げ切り3勝2着2回。前週に比べて逃げ切りが一気に減った。もちろん先行有利は変わらないが、注目してほしいのは22日。追い込みが1着1回2着1回。差しが4勝2着1回。日を増すほどに差しも届くようになっていた。
対策は一つ。日ごとに替わるレース傾向、そして流れ。今週はC1級以上が実戦2度目。賞金アップにより1着馬は想定以上にクラスが上がっている。対してシーズン初出走組は仕上がりがカギ。加えて先に記したとおり先行有利か差し有利か。チェックする項目は多い。
27日メインは「沈丁花特別」(A級三組 水沢1600m)。シーズン初出走が4頭。一度レースを使った馬が5頭。パドック気配がさらに重要になった。
デザートナイトは前回快勝。10ヵ月の休み明けで馬体重もマイナス18キロ。結果7頭立て6番人気と低評価だったが、中団から直線抜け出しを決めて快勝。幸先のいいスタートを切った。
勝因は水沢1600m適性。前走も含めて岩手の全勝利10勝中8勝を水沢1600mでマークしている。あとは馬体重。過去に520キロ台でも勝っているが、おそらく500キロを超すぐらいがベスト。体が軽かったのも勝因と解釈できる。
今回はA級戦だが、A級馬はララチャン、マイディアライフの2頭のみ。さほど強化感もなく、ここも突破できると判断した。
ナムラバンザイは昨年、高知から再転入。かつて岩手A級にも在籍していた実力馬がC2編入。メンバーにも恵まれて4連勝を含んで5勝を荒稼ぎした。終盤は頭打ちの印象も見え隠れしたが、前走2着。道中インで脚を貯めて直線台頭。関本淳騎手の好騎乗もあったが、格負けがないことを証明した。
同じ芸当ができるかどうかだが、今回は前走タイムを重視。同じ13日のレースでメンバー中一番だったことは見逃せない。
アルカサルは成績安定しないが、時に強烈な末脚を披露。前走でもメンバーただ1頭だけ38秒台の上がりを駆使して3着に突っ込んだ。常識にかからない面がつきまとうが、ツボにはまれば突き抜ける可能性も十分ある。
マリーツァは中央1勝クラスから転入後、4勝2着3回。先行力と粘りが目についた。前走は3番手から3~4コーナーで一杯となって5着。久々がこたえた印象だった。しかし昨冬も叩き2戦目を快勝。流れも落ち着きそうで展開も有利。走り頃と見るべき。
アドマイヤメジャーは中央未勝利に終わったが、芝で2着2回3着4回。能力の片りんはのぞかせ、転入戦2着。ダート未経験だったが、問題ないことを証明した。4ヵ月ぶりの実戦はハンデだが、素質でアッサリまで。
マイディアライフはいい脚を長く使えるのが武器。A級昇級後も3、4着にまとめた。コースも水沢が合い、いきなりまで考えられる。
◎⑤デザートナイト
〇③ナムラバンザイ
▲⑩アルカサル
△④マリーツァ
△②アドマイヤメジャー
△⑥マイディアライフ
<お奨めの1頭>
1R シンクロニシティ
転入初戦の内容が上々。すっと2番手をキープしてそのまま2着に粘った。ひと叩きされて今度は首位を奪取する