11月1日に行われた北海道・岩手交流の2歳重賞『知床賞』は地元ゴールデンヒーラーが優勝しました。
逃げた北海道・スーパービンゴの2番手を進んだゴールデンヒーラーは楽な手応えで4角先頭。追いすがる後続を全く寄せ付けず、2着スティールグレートに2馬身半の差を付けてゴール。この知床賞が重賞化されて9回目にして初めて地元勢の勝利となりました。
暦は11月に入って11月2日のメインレースは第9RのJRA交流『フレンドリーカップ カシオペア賞』。今年のJRA条件交流戦はコロナ渦の影響もあって開始が8月になり、フレンドリー競走が今回で6レース目、東京カップけやき賞を含めれば7レース実施でした。その7レースの勝ち馬はいずれもJRA馬。けやき賞で岩手勢が2着・3着を死守したもののフレンドリー競走では岩手勢は3着が最高。"今季最後のJRA条件交流戦"はどちらが勝つか?岩手勢は最後に一矢むくいる事ができるか・・・。
ダート1600mで行われる『フレンドリーカップ カシオペア賞』はJRA勢4頭・岩手勢6頭の10頭立ての戦い。本命はJRA、(6)ウインメテオーラを採ります。
昨年の5月、盛岡ダートマイルの条件で行われた3歳馬の条件交流戦に登場した同馬は2着以下に大差をつける圧勝。その時の勝ちタイムは良馬場で1分38秒3と優秀なもので大差勝ちの力量は額面通り受け取っていいものでしょう。
その後はJRAの1勝クラスや地方の条件交流に挑みつつも勝ち星を増やせていない同馬ですが、7ヶ月の休養を経た今年は以前よりも好内容で戦えているように見えます。その今季の戦績からも短距離よりはマイルあたりが良さそうですし、マイルで、それも以前に圧勝した経験がある距離での戦いとなれば結果も大きく良化して良いのではないでしょうか。
対抗は(5)カフジリブラ。この馬も最近はなかなか勝ち星を増やせていませんが3歳世代上位、古馬編入後も現級で力上位と言える戦いを続けています。前走なども騎手交流戦の厳しい流れの中でよく粘っての3着。ここでひけはとらないと判断します。
三番手は(7)タイドオブハピネスを。ここまでの戦績を見る限り短距離の方が良さそう、それも右回りがよくて、できれば芝ならばなお良し・・・という印象が強いのですが、頭数が少なければ流れに乗りやすくなるタイプとも思えます。力を出せる展開になれば。
ヒモは地元勢から(9)ララチャン、(4)アップバングを。白星先行のタイプではないものの、いずれも盛岡マイルに苦手感無し。前走のように激戦にも対応できる点はアピールポイントになるでしょう。雨の影響で前残り傾向が強まってしまわないかどうか?がカギ。
●9Rの買い目
馬単(6)=(5)、(6)=(7)、(6)=(9)、(6)=(4)
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