 松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。 松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。毎年、ほぼ例外なく誕生するのが"盛岡芝の鬼"。先週22日、盛岡芝1700mで行われた「第21回OROカップ」を優勝したコスモリョウゲツがそうだった。
  
  父マツリダゴッホ、母コスモルビー、母父ソヴィエトスター。一昨年4月、中央未勝利から転入。5勝をマークして芝は4戦4勝。その後、再度中央入りして500万下・福島芝1800mで3着1回が最高で再び岩手入り。
  
  2ヵ月の休養を経て芝2400m準重賞・かきつばた賞へ挑戦して4角先頭から押し切って快勝。初タイトルを獲得した。
  
  この勝利で交流・せきれい賞(盛岡芝2400m)の優先出走権を獲得したが、無理をせず自重。2ヵ月ほどレース間隔を開けてOROカップ・トライアル「桂樹杯」(盛岡芝1600m)へ挑戦。2番手キープから直線入り口で先頭に立ったが、外強襲サレンティーナに屈してクビ差2着に惜敗した。
  
  そして迎えた「第21回OROカップ」。全国から芝強豪が集まり、コスモリョウゲツは4番人気に甘んじたが、3コーナーからスパートをかけると鋭く反応。2着に3馬身差をつけ、鞍上・山本政聡騎手はガッツポーズでゴールに入った。
  
  山本政聡騎手「前回(桂樹杯)はヘタ乗りでしたが、今日は展開、流れ、反応、馬の頑張りとすべてうまくいきました」
  
  コスモリョウゲツは中央1勝クラスでも苦戦を強いられたが、盛岡芝に替わると反応が一変。ついには重賞を制するまでに至った。これも競馬のおもしろいところだろう。
  
  29日メインはB1「白神賞」(盛岡ダート1400m)。ラブヴィサージュが3連勝を飾る。
  
  中央時代、東京ダート1300mで1勝2着1回3着2回。ところが1200m、1400mでは凡走。よほど東京ダ1300mとの相性が良かったのだろう。
  
  転入後は1600m2戦を使って連勝。3歳B1・水沢1600mは小回りも味方に完勝。盛岡に替わってもマイルを競り合いで制したが、最後は若干甘くなった印象もあった。
  
  それゆえ盛岡ダート1400mへ短縮は大歓迎。B1では地力上位も証明済み。主役の座は譲れない。
  
  メルトポイントは東京ダート1300mで2着1回3着1回。北海道移籍後は入着一杯に終わったが、転入初戦の水沢1600mを快勝。幸先のいいスタートを切った。
  
  その後は3戦足踏みだったが、短距離にシフトして3連勝。水沢1400m、盛岡ダ1200m、芝1000mとすべて違う条件で白星を飾った。
  
  マイルでは詰めが課題だったが、短距離戦で完全解消。盛岡1400mでも好勝負必至。
  
  ポイントプラスは徹底して盛岡1本でローテーションを組み、6勝マーク。A級でも勝ち負けの地力を見せつけている。前走2着は1800mが長かったか。1400m短縮で反撃首位を狙う。
  
  ブライトエンジェルはいい脚を長く使え、堅実に入着を確保。ピリッとした決め手ではなく勝つまではどうかだが、常にマークが欠かせない。
  
  ハルズハッピーは休み明け初戦5着だったが、2戦目を3着にまとめて上昇はっきり。距離限定タイプで1200m~1400mが本領発揮の条件。今回も守備範囲。
  
  アルアンダルスは今季1勝ながら着外一度のみの安定派。巧みなレース運びに定評があり、有力馬がけん制しあえば上位確保。
  
◎⑦ラブヴィサージュ
〇⑥メルトポイント
▲②ポイントプラス
△⑩ブライトエンジェル
△⑪ハルズハッピー
△⑨アルアンダルス
<お奨めの1頭>
1R メルヘンステージ
転入初戦を圧勝し、能力の違いマザマザ。1000m短縮も問題にしない。①セイントレイチェルと一点勝負
  
  



