★重賞・留守杯日高賞は地元サプライズハッピーが優勝
24日の水沢競馬場で行われた3歳牝馬の重賞『留守杯日高賞』。遠征馬一頭を交えた9頭立ての戦いは2番人気の地元サプライズハッピーが優勝しました。
逃げたスクリーンハッピーを巡っての戦いはサプライズハッピーのみならず1番人気ディックカントウ、6番人気チャイヨーまでが加わっての大激戦。ゴールでは4頭が横一線で競り合う中、サプライズハッピーがアタマ差で勝利を手にしました。
1番人気ディックカントウは僅差ながら4着。3番人気に推された遠征馬ベッロポモドーロは6着。この留守杯日高賞は2010年にGRANDAME-JAPANのシリーズに組み込まれて以降6年連続で遠征馬が制していましたが、7年目にして初めて地元馬が優勝を果たしました。
4月25日の月曜日は春の水沢競馬最終日。来週、5月1日からは盛岡競馬場での開催がスタートし、次に水沢競馬が行われるのは2ヶ月後の6月25日になります。
今シーズンは岩手県で国体が開催され、その中の馬術競技を水沢競馬場を会場として行うために開催日割が例年とちょっと異なっており、11月までほとんど盛岡開催が続きます。あるいみ貴重な水沢開催を最後までしっかりとお楽しみください。
月曜メインはA級一組の特別戦『桜花特別』。転入馬有り休み明け初戦有りで少頭数ながらやや難解な印象。
本命は、ここは(2)ツクバローレルでどうでしょうか。転入初戦で休み明け、それもJRAでの最終戦は競走除外というローテーションは確かに手を出しづらいものですが、JRA時代はダートの中距離で先行して好走していた馬。距離・枠順そして馬場傾向も味方してくれそうな今回は不利な材料には目を瞑って狙ってみたいです。
対抗は(5)マイネルコランダム。展開に左右されがちな所がありますが、二走前の3月のレースなどを見るにパワーに任せて早めに捲りを打つこの馬には今のコース傾向は合いそうな感触。極端に出遅れることなく流れに乗れば上位争い可能と見ます。
▲はやはり(4)ショウナンダイチ。この馬も今の水沢の馬場ならスピード勝負よりゆったり行ける距離の方が脚質に合うのでは、という印象。前走を見る限りこの辺のメンバーでは力が上。変身有り、と判断。
以下で挙がるのは(3)シャーク。ただ、前走の印象では今の馬場が合ってない可能性も。春二戦目でどれだけ変わっているか?に注意しつつの狙いで。(6)シルクアーネストはポン駆け効くし時計かかるダートも合いますから、こちらも気配次第では厚く狙ってみる手もあると思います。
●10Rの買い目
馬単(2)=(5)、(2)=(4)、(2)→(3)、(2)→(6)
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