7月11日に行われた重賞『第3回ハヤテスプリント』は3番人気のランデックアロマが4角マクリから直線抜け出して快勝。自身初の重賞制覇を果たしました。
ランデックアロマは千歳・社台ファームの生産馬で2013年のオータムセールにおいて315万円で購買された馬。昨年9月の新馬勝ち以降は勝ち星がありませんでしたが、二度目の重賞挑戦で見事栄冠を勝ち取りました。
なお、2着には6番人気ハッピーキャリーが、3着には9番人気オンブラウニーが食い込み、一方で1番人気ホレミンサイヤは5着、2番人気クリールジェニーは4着に終わっていて、馬番3連単は83万470円の大波乱となりました。
★オパールカップはロゾヴァドリナ
続いて日曜日、7月12日に行われた3歳芝の交流重賞『第16回オパールカップ』は、ここも3番人気だったロゾヴァドリナが快勝。同馬も自身初重賞制覇を果たしています。
昨年のジュニアGPでは2着だったロゾヴァドリナ。今回は終始余裕ある手応えで楽勝と言っていい勝利を挙げました。勝ちタイム1分44秒5はこのレース過去最速の"レースレコード"。
さてレースの予想です。本命は(5)サダルスードとしました。二走前の水沢1800mで快勝しており、前走も同じ1800mで2着。距離に不安がないのは明らかと言っていい。加えて、前走時が1分57秒5で2着、二走前が1分58秒8で優勝という比較の通りにちょっと時計がかかり気味の状況下で粘り腰を発揮する・・・というのがこの馬の好走パターン。今の盛岡は先の水沢同様、砂の入替があって時計がかかるコースになっており、この馬が力を発揮する条件は整っている・・・と見ます。
相手は、ここはやはり(4)リトルキングでしょう。前走で◎を破った馬ですが、本来1800mはちょっと長い感じがありますし、脚抜きの良い馬場の方が立ち回りが楽な面もある。その点がちょっと心配なものの、調子の良さでカバーできると判断。
三番手は(10)イキナヤツを。この馬もパワータイプ向きの馬場でこその走りをし、盛岡も昨年の転入後に連勝しているように問題なし。前回の盛岡開催で不発だったのは差し馬に不利な馬場傾向が続いたから。見直せる余地は十分。
ヒモは本来(1)と(2)でしたが、2番オメガベントレーが出走取消になったので、(1)ラルゴスパーダと(7)コスモイフリートとしましょう。全者はちょっと家賃が高いかも。後者は盛岡で淀みのない流れになると差し届かないパターンがある。それぞれマイナス要素はありますが、流れひとつで上位に食い込んで良い存在ではあるでしょう。
●10Rの買い目
馬単(5)=(4)、(5)=(10)、(4)=(10)、(5)→(1)、(5)→(7)
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