12月に入って岩手競馬のシーズンも終盤戦という印象が強くなってきましたが、年末という事で気になるのが12月31日に行われる暮れのグランプリ・桐花賞。今年ももうまもなくの12月8日より出走馬ファン投票がスタートします。
先日のダービーGPを勝ったロッソコルサも桐花賞に出走したいという意志を見せておりましたが、このレースだけはまずファン投票で上位の票を集めないことには出走予定馬の中にも入れません。例年この時期が来ると、ファン投票の動向にドキドキそわそわする関係者の姿があちこちで見られて、それはそれで非常にほほえましくもあり・・・。
もちろん、どの馬を送り込むかはファンの皆さん次第。重賞級の有名馬のみならずC級の馬でも投票可能です。A級の下位、B級あたりの条件級の馬にとってはファン投票の票数が報道推薦馬決定の後押しになる事もありますし、ファンの皆様には今季これまでの岩手競馬のレースを広く振り返りながらお気に入りの馬を投票していただければ、と思います。
ちなみに今年のファン投票賞品は液晶テレビ、ノートPC、サイクロン式掃除機、ブルーレイレコーダーなどが用意されております。投票は競馬場・テレトラック等に備え付けの投票用紙の他「岩手競馬公式HP」からネットでの応募も可能です。たくさんの投票をお待ちしております。
月曜のメインレースはB1級一組の「金ヶ崎温泉郷レース」です。日曜に同じB1級の特別戦が組まれていたためにこちらは近走の成績がもうひとつだったり転入直後だったりという馬が中心で力量比較に悩む戦いになりました。
とはいえ、そんなメンツであればこそ、(9)マイネベルヴィのここまでの堅実さに注目するべきでしょう。転入後ここまでの5戦で1勝2着2回3着2回。決して白星先行ではないしどちらかといえば「勝ち味に遅い」感じ(JRA時代を含めてもキャリア18戦でふたケタ着順は一度だけだったりします)ではありますが、コース・距離を問わずにその実績・・・という結果はそれなりに高く評価すべきもの。それに、例えばここまでの4戦で戦ったのはトーホクスピリット、シャイニーベスト、エプソムジャンボといった日曜のひいらぎ賞でも上位人気に推された様な馬たちで、3戦前には実際トーホクスピリットを破ってもいます。であればここなら力が上、と見ていい存在。
対抗は旧地でマイル~中距離の経験豊富な(3)ケイエムカイザー、(2)バラディーは力量は認めつつもムラッ気な馬という事で三番手に。以下(沢ならもう少しやれていい(6)、前走は度外視で二戦前の内容から見直したい(8)まで押さえてみましょう。
●10Rの買い目
馬単(9)=(3)、(9)=(2)、(9)→(6)、(9)→(8)
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