19日から開幕した盛岡競馬。いきなり荒れまくりですねえ・・・。
19日の土曜日は11R中10Rで3連単万馬券、20日も少し減ったとはいえ11R中7Rで3連単万馬券となりました。
開催替わりは荒れる・・・とは言われますが、しかし例えば2010年の同じ時期(水沢→シーズン最初の盛岡)では土・日の22Rで3連単万馬券が14回、2009年は同じく22Rで13回。今年はやはり多いですね。
原因のひとつは、やはり「久々の盛岡開催」という点。昨年はほとんど盛岡だったのでこの間の水沢開催が短いような印象がありますが、実際は昨年の12月上旬以来5ヶ月ぶりの盛岡なわけで、騎乗する方にしてもどうしてもカンが鈍っている。
もうひとつは、思った以上にコース傾向のクセが強かった事。基本的に先行馬優勢ですが、すんなり好位を獲れた馬が楽に流れ込んでしまう一方、中団~後方の馬たちが道中で位置取りを変えようと脚を使うと最後に必ず止まってしまう。3コーナーあたりで上昇しようとした馬が4コーナーあたりで手応えが怪しくなっている・・・というシーンを何度も見ました。
土曜と日曜を見ていると、日曜には騎手たちもだいぶ乗り方を修正していて、道中で強引に動かない・ヘタに脚を使わないようにしている印象を受けました。土曜日は「人気薄同士」の荒れ方が多かったですが、日曜は「人気馬の間に人気薄が1頭挟まる」形の荒れ方になっていましたよね。騎手たちが徐々にコース傾向に対応している証拠だと思います。
ただ、意外な馬がスルッと先行してしまうと残ってしまう事が多く、まだ「ゲートを出てみないと分からない」状況は継続中。月曜日も、土・日ほどの高額配当にはならないかもしれませんが、まだもうしばらく荒れ気味の状況が続くと思っておいた方が良さそうです。