松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
この9日・10日、南関東の重賞を見に行ってきました。9日は羽田盃、10日は東京プリンセスカップ。どちらも3歳の重賞でした。
例年、この辺のレースの掲示板に入るかどうか・・・という馬があとで岩手に遠征に来たりするのでその様子見のつもりでしたが、羽田盃はアートサハラ、プリンセスCはアスカリーブル、いずれも今野忠成騎手の騎乗馬が優勝。羽田盃などは1番人気・2番人気が消え、3着同着にもかかわらず3連単の配当が二組とも30万円を超える大波乱ともなりました。
荒れた要因は天候と馬場にあったようですね。9日は午後からまとまった雨、10日も午後に雷雨が来て10日などは大井にしては珍しくコースに水が浮く不良馬場。京浜盃や桜花賞といった前哨戦とガラリと違う状況になって前哨戦の好走馬が苦戦した模様。
そもそも今年の3歳世代、特に牡馬にはそれほど抜けた馬がいない、とは昨年から言われていましたし、この後の重賞戦線もその時の馬場状態やメンバー構成によってころころと勝馬が変わるように思えます。
さて、この中から秋のダービーグランプリに来る馬は?いやオパールカップあたりに来る馬もいるかもしれない。ちょっと気が早いけどもいろいろと気になりますね。