Odds Park 競馬

新規会員登録

テシオブログ

テシオブログ トップ
松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

カテゴリ

  • その他 (170)
  • レース回顧 (201)
  • レース展望 (2374)

最新記事

  • 6月1日メインは重賞・あすなろ賞。転入2戦4着止まりヘリオスが今度こそ首位を奪取する
    (2025/05/31)
  • 先週のレース回顧、次走へのメモ。5月25日、「第13回イーハトーブマイル」
    (2025/05/30)
  • マグオート賞/サンダビュークが前走2着の雪辱狙う
    (2025/05/27)
  • 26日メインは「夢・希望 未来へ前進」。前回完勝ゴールドクレストでもう一丁いける
    (2025/05/25)
  • 25日メインは3歳重賞・イーハトーブマイル。あやめ賞を快勝ピカンチフラワーが重賞2連勝へ王手
    (2025/05/24)
  • 先週のレース回顧、次走へのメモ。5月18日、「第50回シアンモア記念」
    (2025/05/23)
  • スプリント特別/初コース・初距離でもエメラルドビーチの走りに注目だ!
    (2025/05/20)
  • 19日メインはC1・新緑賞。今季初出走でも完勝したウイニングライブが2連勝を飾る
    (2025/05/18)
  • 18日メインは岩手古馬の伝統重賞・シアンモア記念。年度代表馬フジユージーンが首位を奪回する
    (2025/05/17)
  • 紫陽花賞/転入初戦サトノバトラー ここでお手並み拝見
    (2025/05/13)

過去の記事

月別

  • 2025年5月 (19)
  • 2025年4月 (16)
  • 2025年3月 (15)
  • 2024年12月 (20)
  • 2024年11月 (17)
  • 2024年10月 (18)
  • 2024年9月 (17)
  • 2024年8月 (20)
  • 2024年7月 (19)
  • 2024年6月 (18)
  • 2024年5月 (17)
  • 2024年4月 (16)

年別

  • 2025年 (50)
  • 2024年 (177)
  • 2023年 (173)
  • 2022年 (130)
  • 2021年 (131)
  • 2020年 (129)
  • 2019年 (113)
  • 2018年 (118)
  • 2017年 (128)
  • 2016年 (123)
  • 2015年 (129)
  • 2014年 (130)
  • 2013年 (126)
  • 2012年 (93)
  • 2011年 (110)
  • 2010年 (133)
  • 2009年 (177)
  • 2008年 (203)
  • 2007年 (206)
  • 2006年 (193)

おすすめコンテンツ

  • 岩手競馬ホームページ
  • 週刊テシオ情報局
  • オッズパーク【Odds Park】
  • オッズパーク競馬
  • オッズパークLOTO
  • みんなの地方競馬
  • 盛岡競馬場攻略法
  • 水沢競馬場攻略法
  • 重賞レース&ダートグレード競走特設サイト
  • 地方競馬予想情報

カレンダー

  • ▸ オッズパーク競馬とは?
  • ▸ オッズパーク競馬利用ガイド
  • ▸ 競馬を知ろう
新規会員登録 (無料)
▸ 地方競馬ならオッズパーク
岩手競馬のレース・イベント情報 テシオブログ(オッズパーク) RSS
1
エスポワールシチー。結論はやはりこの馬だ。

 いよいよやってきたJpnI。盛岡の、いや岩手競馬最大のレース・南部杯。今年はエスポワールシチーの壮行レースという様相が濃いですが、果たしてそれでいいのか?ちょっと考えてみましょう。

 昨年のこのレースの覇者でもある(3)エスポワールシチーですが、当時は南部杯がGI2勝目という、凄いけれどもまだ"一介の強い馬"レベル。実際、南部杯にしてもその前に勝ったかしわ記念にしても2番人気で、かしわ記念も恵まれて勝ったと言われていたくらいでした。


 しかしその後、JCダート、フェブラリーS、そして今年のかしわ記念とダートGIを連勝しなんとGI5連勝。あのディープインパクトも「GI出走機会」なら6連勝していますが、この馬のようにGIだけを走って5連勝という馬は、過去に見あたりません。もはや自他共に認めるダートチャンピオンとなっています。
 他の出走馬からも完全に「一強」と見なされ、現実にエスポワールシチー以外の古馬GI馬が登場しなかったのも同馬の強さを認めて避けたためのもの。ですが、死角はないのか?

 まずローテーション。5月のかしわ記念以来というローテですがこれは昨年同様で、昨年勝ったのだから特に文句をつけられないもの。陣営も夏の間にじっくり調整するという姿勢が定着しているようで、例えば大幅な馬体重の変動でもない限り問題はないでしょう。
 コースとの相性・適性も、盛岡出走は一度きりですが昨年の走りからすると脚質はむしろ盛岡向き。だいたいがGI5勝のうち4勝が「左回り・マイル」。国内の古馬ダートマイルGIでは1年以上負けていない計算なのですから、これも問題ない。

 意外に死角があるとすれば「強い馬が自分一頭」という状況なのではないでしょうか。昨年はサクセスブロッケンがいて、エスポワールシチー自身はそれよりも前で戦う事を選択しましたが、それは「サクセスブロッケンに自分のレースをさせない」ための作戦。サクセスブロッケンを終始意識し、言うなればサクセスブロッケンよりも前にいたけれどある意味マークしながらの戦いでした。
 しかし今回は手頃な目標がいない。いや、自身が目標にされるのは間違いない。それを嫌って半端な馬を目標にすれば自分のペースが崩される・・・。
 もちろん、昨年同様に思い切って行ければただそれだけでいい。昨年の焼き直しで良いのだからいろいろ心配しても杞憂でしょう。結局この馬を本命視するのは間違いないですが、万が一心技体整わない状況で出走すれば、意外な苦戦もあり得るのでは、と思ったりします。

 「エスポワールシチーを破れそうな馬がいない」という状況もあります。先にも触れましたが今回の南部杯はエスポ以外の古馬GI馬が「0」。近年のこのレースにはない状況となりました。それに近い馬はいますが、さすがに「GI5勝」対「0勝」では比較になりません。

 敢えて挙げるならば(1)テスタマッタでしょうか。2月のフェブラリーSではエスポワールシチーの2着。古馬GI勝ちに最も近い馬です。このレース出走に向け早めに盛岡入りし、既にコースで軽く追い切ってもみて意欲満々。
 ただ、今回は骨折休養明けで日テレ盃を叩いての2戦目。元々休み明けは走らず、2戦目からグッと良くなるタイプなのですが、「故障」というファクターが加わってどうなのかがちょっと未知数。当日の気配には注意しなくてはなりません。

 では(4)セレスハントはどうか?この馬にしても連勝で勢いに乗っているとはいえややメンツが緩いレベルの物。距離にもまだ不安残り、かつてのブルーコンコルドのように南部杯を勝ってマイル路線に飛躍、という感じにはまだ遠いのではないか。
 左回りマイルに最も適性がありそうなのは(7)バーディバーディ。ユニコーンSの内容はいかにもこういう条件でこそ、と感じました。しかし7月のJDDは、いくら勝馬の展開に持ち込まれたとはいえろくに見せ場も作れない凡走。今回は凡走後の休養明けという微妙なローテーションでもあり、とにかく馬を見るまでは・・・としか言いようがありません。

 結局、万が一の確率で苦戦するかもしれないけれど(3)エスポワールシチーの勝利を脅かすまでの馬はいない・・・という結論に達します。
 となれば、同馬の優勝を見届けて、世界への飛躍が成し遂げられるよう祈る・・・というのが今年のこのレースのスタンスなのでしょう。

101011-op.jpg
昨年の南部杯・エスポワールシチー


●10Rの買い目
馬単 (3)→(1)、(3)→(7)、(3)→(2)、(3)→(11)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「週刊テシオ情報局」が「ウマウマ生活ステーション」に衣替えしました

2010/10/11
レース展望
この記事へのトラックバック(0)

1
  • 会社案内
  • サイトポリシー
  • 個人情報保護方針
  • 情報セキュリティ方針
  • 免責事項
  • リンク

Copyright © Odds Park Corp. All Rights Reserved.