暑い日が続きますね。盛岡も連日30度越えの蒸し暑さですが、南の方の34度とか36度とかに比べるとまだマシなのかなあと思って我慢しています。
そんな夏の風物詩・内田利雄騎手が今年も岩手にやってきました。例年よりは少し遅く来た分、今年の滞在はいつもより少し長く、7月24日から10月11日までの実質3ヶ月間。岩手が一番盛り上がる時期にずっと滞在という事で、レースをさらに盛り上げてくれそうです。
この項を書いている時点ではまだ未勝利で、本人は「来る度に若手に騎乗テクニックを伝授していたらみんなうまくなっちゃって。本気で困ってるところです」と笑っております。
そういえば5年前か。内田騎手が岩手で騎乗し始めた頃。若手騎手たちに「お前達はまだまだヘタだ。俺みたいな年寄りでもお前達に負ける気がしない」と口を酸っぱくして発破をかけていたのを思い出します。
それが昨年あたりからか、「みんなうまくなってる」と感心するようになっていました。
内田騎手って本当に若手に慕われているんですよ。騎乗法、心構え、そしてファンサービス。いろいろな事を教えてくれるし自ら現してもくれる。内田騎手自身も自らをそういう立場に、自分が得てきた物を若手に伝えるべく全国を回っている、そんな立ち位置に置いているようにも思えます。
いや、もちろん本人自身もまだまだやる気満々ですよ。そろそろ後進に道を譲ってやろうか・・・なんて甘っちょろく考えてない。自分のカッコイイ姿を見せつける気満々の人ですから(笑)。期待しています、内田騎手。
対抗は(9)トーホウライデン。オープン挑戦の2戦はわずかに及びませんでしたが、その前のB1級特別4連戦の内容は上々。依然としてB1級トップクラス、いやコアレスレーサーらがA級に上がった今は間違いなくB1級最上位の馬です。
年齢と共にコースの得意不得意の差をはっきりと見せるようになって、現状は盛岡でこその馬。水沢で負けた後という事は一切気にしなくていいでしょう。
三番手は(8)バンドマスターで妥当か。こちらはB2級特別を3連勝しての昇級で、例えば対ハッピートーク戦の比較で(4)にやや劣るように、冷静に見て現状はまだ格下感が。
とはいえB2級特別で3連続好走してきた勢いは侮れません。鞍上が内田騎手に替わる点も一発の魅力大。
おおむねこの3頭が有力、以下(7)キングバッハ、(5)エアダーミあたりを押さえてみますがあくまでもヒモ穴。よほどコース状態が極端な方向に流れるか、意外な馬が先行争いに加わってハイペースにでもなるか、そんな紛れがあった時の伏兵という評価で。
★買い目
馬複 (4)=(9)、(4)=(8)、(8)=(9)、(4)=(7)、(4)=(5)