6日(日)メインは2歳特別「ビギナーズカップ」(水沢1400m)、フルゲート12頭立て。
主軸はやはりサンデーゴールド。前走・若鮎賞で4着。敗因は初の芝、不良馬場で脚がのめったためと考えれば評価ダウンにはならないはず。
デビュー戦・水沢850mで1枠に入ったが、痛恨の出遅れ。常識的には包まれてしまって凡走のケースだったが、その不利をまったく問題にせず0・4秒差で完勝。2歳馬離れしたレースを披露した。
続く2戦目はフラットリアが快調に逃げたところ、ゴール寸前できっちり交わして2連勝マーク。490キロ前後の恵まれた馬体、スケール大きいレースぶりから一躍、注目の的となった。
血統背景もすばらしい。父は岩手でもおなじみのアドマイヤドンでサンデーゴールドが第一世代、初年度産駒。そして母父アフリートとダートはもってこい。それを考えれば若鮎賞4着も仕方なしとも言え、2戦2勝のダートに戻って雪辱を晴らす絶好のチャンスとなった。
相手筆頭はフラットリア。父ダンディコマンドは現A級・ダンディキングと同じ。その父が名スプリンターで鳴らしたニホンピロウイナーで、恵まれたスピードは父譲り。
ここ2戦は2着に敗れているが、前々走は先に記したようにサンデーゴールドのハナ差。前走はセイントビーナスが先手をアピールし、2番手に控える競馬。結果的に伸び切れなかったのは逃げなかったからかも知れないが、今の時期はいろんな戦法を試してみるのが得策。1400mを経験したことも強みとなるに違いなし。
セイントネイティブを▲評価としたのは前走内容が良かったから。スタートで後手を踏みながら3コーナーから早めまくりに出て4角先頭。最後は一杯となって3着に沈んだが、見せ場たっぷり。一戦ごとにレース勘を身につけており、上位争い必至だ。
ベルデンアインは前走、フラットリアを直線で楽々交わして1着。デビュー戦3着は芝も敗因だったが、距離1000mが短かったようで、1400mへ一気延長をまったく苦にせず快勝した。フラットリアを基準に考えればサンデーゴールドを負かすシーンまである。
アドマイヤドンと同様、今年が初年度産駒プリサイスエンド。子供たちの評判も上々でリュウノムサシも新馬戦をアッサリものにした。またトーホウデートはデビュー戦の芝は5着凡走したが、ダートに替わって動きが一変。父トーホウエンペラーをほうふつさせるレースぶりを披露した。
◎ ?サンデーゴールド
○ ?フラットリア
▲ ?セイントネイティブ
△ ?ベルデンアイン
△ ?リュウノムサシ
△ ?トーホウデート
3連単は11を1着固定に10、4、1流し。あとは7、12を3着押さえ
馬複は 10−11、4−11、1−11、7−11、11−12
<お奨めの1頭>
6レース コスモアポロ前走は水沢1400m戦で1分30秒を切る好タイムで逃げ切り勝ち。ここも一気押し切る