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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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岩手の銘品「木炭」
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 またまた馬に関係のない話と思われそうですが、今回は岩手の隠れた名品のご紹介。

   

 先日頂いた仕事で、岩手の“炭”を撮影する機会がありました。皆さんは炭のブランドというと何を思い浮かべますか? ほとんどの人が『備長炭』と答えるでしょう。確かに備長炭は高級料亭などでも使用され、火持ちも良く、また炭自体が硬くて叩くと何とも言えない良い音がでるあたり、いかにも高級品という感じがします。
 ですが!都道府県別木炭生産量No.1は何処かというと、それは岩手県なのですねぇ〜。(社)岩手木炭協会さんのホームページによりますと、国内生産量の1/4を我が岩手県が占めているそうです。もともと広葉樹林が豊富な北上山地を擁する岩手は、江戸時代から炭の産地。品質の面においても、岩手ブランドの黒炭は紀州備長炭に劣らない火力があり、また軟らかい黒炭ゆえ火付きが良くすぐに温度が立ち上がる扱いの良さは、焼き物をはじめどんな料理にも最高なのだとか。
 さてこれからのレジャーシーズン。キャンプ場でバーベキューなどを計画している方もおられるでしょう。でも、いざ焼き始めようとしてもなかなか火が点かずに苦労し、点いたら点いたで煙にむせながら肉を焼いたという経験はないですか?その点、炭素率90%以上を誇る岩手木炭(ダイヤモンドに次ぐぐらいの炭素率だとか)は不純物が少ないため煙や炎が少なく、強い赤外線の熱で食材をきれいに焼くことができます。すると表面はパリッと中はジューシーになり、肉も野菜も素材の旨みが引き出されるのです。私は若干スモークされたような煙くさい肉がバーベキューの醍醐味と思っていましたが、間違っていたのですねぇ。
 そんなに良い炭なのに、なぜ“隠れた”名品なのでしょうね?ホームセンターのキャンプ用品コーナーに行ってみると、置いてあるのはほとんどがマレーシア産のマングローブ炭。その隣にオガ備長炭(備長炭の製法で作られるがオガ屑を固めたものを原料にしている)という具合で岩手の炭は目立たないところか、まったく売られていなかったりします。やはりマレーシア炭の約3倍という値段がネックなのでしょうね。ところが実際の料理においては、火力が強く火持ちが良いため炭の消費量が少なくてすむということなので、結局はお得なのではないでしょうか。その上、残った炭は水を張ったバケツに沈めて消火し『消し炭』にすると再利用可能で、濡らしても簡単に再点火するのだそうですよ。
 環境面においても、原料となるナラの森林は人の手をかけることによって再生能力が活性化し、元気な状態を維持できるのだそうです。決して禿げ山にするような伐採はせず、自然と人間が付き合いながら、資源を山から「分けてもらう」という姿勢がいいですね。また炭が燃えることによってできるCO2は、木が生長するときに吸収したもの。化石燃料と違って大気中の二酸化炭素を増やすことにはなりません。
 こんなに良いことづくめの岩手木炭。ブランドとしてもっと広く知られるようになって良いと思うのですが。


(文/写真・佐藤到)

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2009/06/17
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