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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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奈良
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 大盛況の南部杯が終わった翌日、私は機上の人となり、奈良へと向かっていました。いまは時間もお金も無い時期なのですが(金が無いのはいつもだな…)、親族の用事があってどうしても外せず、仕方なく早期予約割引の航空券を手配したのでした。私は国内旅行で飛行機を使うことがこれまであまり無かったのですが、早期割引って安いんですね。いかに安く行こうかと色々な交通機関やルートを検討していて、新幹線よりずっとお得だと知りました。さらに安価な夜行バスと迷いましたが、体力的負担と時間の有効利用を考えると、やはり空路をとるのが正解でしょう。なるほど、全国の競馬場を飛び回っているカメラマンやライターさんたちはこういうのを利用しているんですね。まぁ私の財布にはお得と言ってもかなりの負担でしたので、そうそう使うことは無いでしょうが…

 いわて花巻空港から関空へ。そしてJBCを目前に盛り上がる園田競馬場を横目に、連絡バスでまっすぐ奈良県へと入りました。
 ほどなく気が付いたのですが、住宅地の雰囲気が見慣れた東北の街とは違います。それは東北では少ない瓦屋根のせいなのですが、県境を越えて奈良に入ると、それまでの大阪ともまたずいぶん違って見えるんですよ。奈良の街の景色はどことなく重厚感を感じます。私が奈良に古都のイメージを持っていることや、向かったのが県庁所在地の奈良市ではなく南部の方だったせいもあるかもしれませんが、しかし少し観察してみると、それは折り重なる黒い屋根瓦と、漆喰で白や黒に塗られた壁から来ているようです。それが歴史的建物や古い民家だけでなく、普通の家でそういうデザインになっている家屋が圧倒的に多いんですね。新興住宅地らしき地区を除けば、新築の家でも周囲の雰囲気を守って建てているようです。
 これは相当大変なことですよ。新しく家を建てるなら、今風の洒落た家にしたいと思う人が多いと思います。実際、近年の流行に影響され、田んぼのそばに南仏プロバンス風の集落が出現なんていう場所も日本中で多く見られるのではないでしょうか。しかし奈良の住人は街の調和を優先し、昔ながらの外観を建築家にオーダーしているんですよね。
 同じことは、武家屋敷で有名な秋田県の角館でも感じたことがあります。こういう街の住民の方々は、自分たちの街を相当大切に思っているに違いありません。一方で、盛岡も含めた全国の多くの街では、高層マンションやショッピングセンター、再開発や道路拡幅などで、急速に「その街らしさ」が失われていっています。街並みや景色の価値を改めて考えさせられた、今回の旅でした。
 次に私が奈良を訪れるのはずっと先のことになると思います。しかし素晴らしい古都の景色が、いつまでも守られることを願っています。

(文/写真・佐藤到)

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2008/10/23
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