最近は「ゲリラ豪雨」という言葉をよく聞きますけども、そこまでいかなくてもスコールっぽい雨、というのは岩手でも出会う事が多くなったような気がします。
よく初心者の方に「競馬って雨が降ってもやってるんだ!」と驚かれますが、やってるんですよ。雨でも雪でも。
しかしこうして土砂降りの雨の中のレースを見ると、騎手も馬も本当にプロだなと改めて感心した次第。
本命は1枠1番メタモルキングで行きます。以前は“ハナが獲れなければアウト”だったり、他の逃げ馬と競り合ったあげく共倒れというシーンも多かった馬ですが、最近は番手の競馬をこなしたり、後方から差してきたりと戦法のバリエーションが増えました。
昨年あたりから変わったなあと感じていたもののの、最近の走りでそれは確信に。つまりはそれだけ馬が充実しているという事なのでしょう。
今回は得意のマイル戦だし枠順も絶好。すっかり逃げ馬天国と化した今の水沢競馬場ならこの馬の持ち味が活かしきれるはずです。
対抗はソーユアフロストで。元々は芝狙いで移籍してきた馬だけに、前走は陣営も驚く圧勝。それが圧勝過ぎてやや出来過ぎの感がありますが、あの末脚の破壊力は高く評価しなくてはならないでしょう。前残り傾向が強いので前走のように後方からでは辛いかもしれませんが、今のコースは芝馬に合う状態でもあり、そこは差し引きできるのでは。
実績と格でいけばヤマニンエグザルトも外せません。グレードレースの強豪相手でも自分のレースの形を貫き通せているのは、それだけ好調サイクルに乗っているということ。外枠は割引の馬ですが、一方で少頭数のレースにはめっぽう強い馬でもあります。好調度+得意距離で優勝まで。
忘れずに押さえておきたいのがダークマター。前走は直線まで逃げ粘ったものの最後は失速気味。これなら1ハロン距離短縮がプラスに働きそうです。この馬が逃げてメタモルキングが番手という事になれば2頭の行った行ったも十分あり得るのでは。
●買い目
馬単1=4、1=6、4=6、1=2
◆お奨めこの一頭
7R:ブライティアバレー
先行差しの戦法に加え逃げまで打てるようになった。持ち時計面でもリード。