松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
この5日、名古屋競馬場で行われた「レディースジョッキーズシリーズ」最終戦。岩手から出場していた皆川麻由美騎手は2戦を3着・2着にまとめて名古屋シリーズ2位・総合3位の成績を獲得しました。
名古屋で2戦、1戦目はスタート直後に躓き、2戦目は先行馬がハイペースに翻弄されるという難しい展開。それでも上位に持ってきたのだから立派なものです。
特に2戦目は「自分の馬は先行馬と聞いていたのに、普通に行って中団あたりになったということは前が速い。そう思って上手く流れに乗れるよう我慢しました(皆川騎手)」という騎乗が実り、直線は勝ち馬と一騎打ちに持ち込もうかという末脚を発揮。あれで勝っていれば……、と残念な気もするのですが、それは仕方ないか。
岩手ではなかなか騎乗機会に恵まれない皆川騎手ですが、荒尾・高知・名古屋と転戦してこの結果を残して、ずいぶんと気分転換にもなったようです。シルバーステッキ賞優勝もその好サイクルの結果。これがこれからの活躍に繋がるといいですね。
◇お奨めこの一頭……本命党編
9R/マンノダイヤモンド
2着に敗れたとはいえ前走は非常にしぶとい内容。ここで2勝目
◇お奨めこの一頭……穴党編
8R/トーヨーサマー
久々の1400m戦。マイルは長い同馬にとってこの距離はチャンス
※お詫び
前回の「ゴールデンステッキ賞」のエントリの中で『以前は1着騎手に100万円のボーナスが設定されていて〜さすがに今はボーナス賞金も無くなりましたが』とボーナス賞金が無くなったかのような表現をしましたが、今回も1着騎手には45万円のボーナスが設定されておりました。関係者の皆様にお詫びいたします。