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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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12日メインは2歳重賞・南部駒賞。好メンバーそろったが、パラダイスフラワーが一刀両断!
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 12日(日)メインは2歳馬による地方競馬全国交流「第34回南部駒賞」(水沢1600m)、11頭立て。ハイレベル北海道からトランプ、ブリリアントレディの2頭が参戦してきた。
 主軸にパラダイスフラワーを指名する。デビュー戦(盛岡芝1000m)こそセイントセーリングの2着に敗れたが、続く2戦目から破竹の進撃を開始。特別2勝を含む4連勝をマークした。しかもレース内容がけた違いで2戦目、水沢1300m1分22秒6という2歳馬では破格のタイムを叩き出した。

(写真は若鮎賞ゴール 1着パラダイスフラワー 写真・佐藤到)
 続いて盛岡・ビギナーズカップでもダート1200m1分12秒2のタイムで逃げ切った。このタイムは古馬オープンでもなかなか出せるものではなく、一躍注目の的となった。4連勝目の若鮎賞(盛岡芝1600m)もひとまず勝ったが、セイントセーリングとタイム差なし。加えて前半、スローの流れに落としたもので、現場にいた関係者は芝適性があまりなさそうだと判断する人間が多かった。それは5連勝を目論んだテシオ杯ジュニアグランプリの大敗11着で明らかになった。この時、3頭でハイペースを形成し、前が総崩れの結果となったが、それまでとは打って変わっての内容。おそらくこれがティンバーカントリー産駒ゆえ、なのだろうと思った。
 ジュニアグランプリを叩いてG?・エーデルワイス賞は当初の予定どおり。遠征直前の大敗と先行馬には苦しそうな展開から人気を落としてしまったが、3番手インで折り合いをつけ、直線外に持ち出して快勝。旭川2歳1600mのレコードも更新する快挙をやってのけた。
 このレースの収穫は大きかった。勝ったことはもちろんだが、デビュー6戦がいずれも逃げの手だったが、エーデルワイス賞で初めて揉まれる競馬を経験。果たして砂を被ってどうなるか不安だったが、それを見事に克服した。
 「逆に砂を被ったほうが、折り合いがついてレースをしやすかった」との小林騎手がコメントしたとおり、パラダイスフラワーは岩手ではスピードの違いで逃げていただけで、どんな競馬にも対応できることを証明した。
 パラダイスフラワー陣営の今年最大の目標は12月、川崎競馬場で行われるG?・全日本2歳優駿。それを目指すためにも、この南部駒賞は是非とも勝っておきたいところだ。
 
 パラダイスフラワーとは別路線を歩み、今回が初対決となったネバーオブライト。前走・平和賞はキンノライチョウに完敗を喫したが、初コースに物見をした上、輸送で馬体が絞れるはずと陣営が想定したのと相反し、プラス2キロの552キロで出走。この誤算も大きかったに違いない。
 すでに何度か報告しているが、デビュー戦・水沢850mで従来のコースレコードを大幅に更新。50秒を切る49秒8という衝撃の圧勝劇を演じ、続く若松賞も2、3番手の控える競馬をこなしてパチョリをアッサリ交わして快勝。この時の盛岡ダート1400m1分26秒6も古馬顔負け、破格のタイムだった。
 この岩手2頭の対決だけでも興味尽きなかったが、さらに北海道トランプが参戦するとあって俄然、おもしろくなった。これまでパラダイスフラワーと並ぶ5勝をマークし、目下2連勝と上昇ムードで臨んできた。近走の3勝はいずれも逃げ切りだったが、それ以前の2勝は2番手から抜け出したもので決して逃げ一辺倒ではない。
 それでも今回は絶好の2番枠を引き当てたことだし、小回り水沢なら逃げの手がベスト。すでにマイルも3度経験し、前回1700mを使ったのも心強く、田部調教師=千葉騎手のコンビが水沢のファンをアッと言わせるか、これも楽しみだ。
 一方のブリリアントレディはデビュー戦を快勝したが、その後、脚部不安のために4ヵ月半の休養。さすがに休み明けのアグネスデジタル賞オープンは4秒差11着に惨敗したが、強気に挑戦した平和賞で5着。アウェー、長距離輸送の不利がありながらこの結果を出せるのは並みの芸当ではできない。元上山トップジョッキー・小国騎手が久々の水沢で勝利の雄叫びを上げてほしいと願っているファンも多いのではないか。
 セイントセーリングは前回・黄菊賞を順当勝ちして、それまでのうっ憤を一気に晴らした。デビュー戦で前記パラダイスフラワーを子供扱いにしたが、以降は最後の伸びを欠いて惜敗続き。このまま沈んでしまうかちょっと不安だったが、前回快勝で吹っ切れたに違いない。問題はダート戦だが、いつも調教で走っている水沢ならおそらく大丈夫。今、最も注目を集めているキングヘイローを父に持ち、ここで勝つようなら将来も約束された。
 若松賞3着、若駒賞4着ともたついているアンダーボナンザ。これはキャリアの差が出た格好だが、今回の舞台は2戦2勝の地元水沢。この馬も侮れない存在だ。
 このメンバーは明日の岩手、もしかすると将来の地方競馬を背負っていく可能性もあり、馬券抜きでも目が離せない一戦となった。

◎ ?パラダイスフラワー
○ ?ネバーオブライト
▲ ?トランプ
△ ?ブリリアントレディ
△ ?セイントセーリング
△ ?アンダーボナンザ

3連単は9、7の1、2着折り返しから2、11を厚めに。あとは3、1を押さえにしたが、9、7、2のボックスの手もあるかも
馬複は7−9、2−9、2−7、9−11、3−9

<お奨めの1頭>
8レース キーネ

前回は実績の薄い盛岡戦で2着。いいムードで得意の水沢戦に突入し、今季初勝利を飾る

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2006/11/11
レース展望

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