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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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 今週は、こんな↑写真を皆様にご覧頂きましょう。これは盛岡競馬場の管理棟玄関ホールに展示されている、ダートコースと芝コースの“カットモデル”。見ればわかると思いますが、右が芝、左がダートの走路です。
 驚くのは、馬が走れるように砂が敷きつめてありさえすれば良いようなダートコースであっても、相当に深いところからしっかりと造成されているということ。この深部にある砕石層のおかげで、盛岡のコースは水はけが良く保たれているのですね。そして砂の部分も、同じ砂と言っても芝とダート、表層と基礎部分で質の違うものを使い分けているのがわかります。おそらく各地の砂を比較吟味した上で、適切なものを選定したのでしょう。余談ですが、表示されている3種の砂の産地、雫石町・大和町・協和町はいずれも内陸の土地。自然のまっただ中にあるオーローパークは環境への影響に最新の注意を払って造られたと聞いていますので、塩分を含んでいて、流れ出すと周辺の山林や農地に悪影響を及ぼす海砂は使わないようにしたのだと思われます。
 芝コースの方を見ますと、芝の品種が書かれているのが興味深いですね。ペレニアルライグラス・ケンタッキーブルーグラス・トールフェスクというと、なんだかとっても素敵な名前に聞こえますが、これらは全て牧草としてポピュラーな種類。放牧場、採草地の多い岩手ではたくさん植えられていますし、ケンタッキーブルーは公園の芝生などでもよく使われますので、種子が飛んで道端などに生え、「雑草」として日常的に皆さんの目にもとまっているハズです。


 岩手競馬にはもうひとつ、水沢にもダートコースがありますが、関係者によりますと両競馬場の表面のクッション砂は同じものなのだそうです。しかし実際にそれぞれの競馬場でコースを見てみると、盛岡の方が白く明るい色をしており同じ物には思えません。私は撮影で露出を決めるとき、よく砂をカメラの内蔵露出計で測って参考にするのですが、このとき盛岡と水沢では、経験上、絞り半分〜一段分は明るさに差があります。とすれば、盛岡の方がより水はけが良く、含水率が少ないために、表面の“反射率”が高くなっているということなのでしょう。確かに水沢は雨が続いたり、あるいは蒸発量が少なくなる冬期間には水気が多く溜まって田んぼのような馬場になりますが、盛岡がそこまでなることはほとんどありません。
 今年の盛岡開催もあと1ヶ月ほどで終わりますが、水沢に開催場が移ると、もう馬場はほとんど重〜不良。すると芝でしか良績の無い馬が突然激走ということがあり、これも冬の水沢名物(?)のひとつになっています。馬券検討の際には思い出して下さいね。

(文・写真/佐藤 到)

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2006/10/05
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