ゴールデンウィークも後半。休み中は毎日馬券三昧、なんて方もいらっしゃるんでしょうね。今は遠出していても携帯電話さえ通じる所にいれば、ちゃんとオッズを見ながら馬券が買えるし結果も分かりますから、競馬ファンにとっては便利な時代になりました。
昔は、レースの時間を見計らって電話実況を聞いてみたり、結果が確定した頃を見計らって結果案内を聞いてみたり、なかなか思うようになりませんでしたものね。移動の合間に時間を作って電話実況にかけてみたはいいものの、「○レースは発送が遅れております」とか言われて焦りまくったり、結局実況を聞けずに切るハメになる、とか。
馬券を買うにしても、移動の途中にいかにして場外発売所に寄るかに頭を悩ませてみたり。
今は、移動中とか、それこそ電車待ちの数分でも買えますし、例えば北海道の空の下に寝っ転がりながら九州の佐賀や荒尾の馬券を買う、なんてこともできるわけですからね。ああ、書いてみるとなんかいいなあ、それ。できる人がうらやましい。
さてレインボーカップ。1800m戦ということでどうしても距離適性を考えてしまう所ですが、今回はそれは抜きにしてお奨めしたい馬がいます。それは6枠6番のトーホウライデン。JRA3戦未勝利から転入した岩手ではこれまで7戦6勝。前々走は崩れてしまいましたが、勝った6戦はいずれもワンサイドゲームと言っていい強い内容でした。
気になるとすれば負けた一戦が1600mだった、という点なんですが、勝ったレースを見る限りレースぶりにはまだ余裕がありますし、血統的にも父ブライアンズタイム・母父Mr.Prospectorからは中・長距離馬が多数出ていますから、距離延長が不利になるとは思えません。
このトーホウライデン、あのトーホウエンペラーと同じ厩舎・同じ馬主、父も同じブライアンズタイムなんですが、GI2勝のエンペラーほどとは言わないまでもかなり出世してくれそうな馬ではないかと思っています。今回のレースぶりには注目です。
対抗は、やはりマルワモーメントということになるでしょう。ここ2戦のマクリは見事。盛岡コースにはちょっと苦手感があるけれど、今の勢いなら問題にしないのでは。
以下、B3級なら通用するし距離実績もあるマイネルテンプター、流れに乗れば嵌るチクシダンディ。もう一頭、ダイヤサンディはムラッ気な馬であてにしづらいけれど、気分よく走れば距離は問わないタイプ。
ということで買い目はトーホウライデンを頭に5、8、4、2へ。3連単でも頭固定の2着以下BOXで狙ってみましょう。
◇お奨めこの一頭
芝の平場戦・9Rから穴の一頭を。8枠10番エリノフラワーです。大外枠は不利ですが芝は走る馬。なによりこの春の状態の良さが魅力。