オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。 岩見貴史が約一年ぶりに優勝を決めた!
0ハン単騎の岩沼が逃げ粘り、田中正がマークする展開で3番手に付けた押田和は攻略の糸口が見つからないでいたが、岩見がイン切り込み3番手を奪取。そこからは前を走る田中正と岩沼を交わし先頭に踊り出た。結果的にそのままゴールを迎えた。伊藤正真は好スタートを切った後、車を押し上げられないでいたが、最終周回で押田和と田中正を交わして3着入線。実力者・高橋貢は中団の車群にはまり、そこから抜け出せないままだった。
岩見は2024年4月以来、約一年ぶりとなる優勝で通算16Vとなった。試走タイムがあまり出ないことが多い岩見だが、この優勝戦では2番時計タイをマーク。勝負どころを逃さない差しの鋭さで久々に栄冠を勝ち取った。この後は浜松でG1ゴールデンレース、川口でG2川口記念とグレードレースでの出場が連続するが、最高の形で乗り込めるのではないだろうか。
総合力断然の黒川に期待する!
一般開催ながら5日間のロングシリーズだった今節。いよいよ優勝戦の日を迎えることになった。0~30メートルのハンデ戦になったが、スタートは各ハンデ位置で枠ナリになりそう。0ハン両者はどちらが逃げてもタイム的に厳しくなるか。準決で最も上がりタイムが良かったのは黒川。30メートル3車の大外で、カマシ切るまではいかないが、車速は上位なのでレース中盤から後半で先頭まで浮上しそうだ。
佐藤摩は黒川に対してしっかりと先行し、その後もすんなりと前団を交わしていければ優勝も十分。平川は中野政に先行し、0ハン両者が逃げ態勢を作る前に差していければ快速を発揮できる。泉田は中野憲を叩いて好展開を作りたいところ。その中野憲は逆に30線勢のスタートを残し、先手の攻めで前団を交わしたい。
◎ 8 黒川京介
○ 7 佐藤摩弥
△ 3 平川博康
△ 6 泉田修佑
▲ 5 中野憲人
おすすめの買い目
8-3567-3567
穴なら
5-3678
高橋貢の仕上がり良好
SGオールスター優出から今回に臨んだ高橋貢が連勝して決勝戦へ。2024年度ラストの伊勢崎開催を制し、2025年度では初めて伊勢崎に出場した今回も優勝で締めくくる。
スピードの上昇に伴ってスタートの切れ味もアップした伊藤正真、実績では高橋貢に次ぐ存在の岩見貴史が対抗心を燃やして応戦する。
好タイム出ている押田和也だが、同ハン内枠の飯塚勢に先行されると捌けるかどうか。0ハン岩沼靖郎を直撃できる位置の丹村司の方に魅力がある。
◎ 8 高橋貢
○ 6 伊藤正真
△ 7 岩見貴史
▲ 2 丹村司
穴 4 押田和也
おすすめの買い目
8=6-724
穴なら
4=6-872
文/鈴木
山本翔が一気の攻めで先頭へ!
いつになく難解な優勝戦となった。0ハン両者は元気一杯。先行しそうなのは満村で、現在はエンジンが好調。軽快な逃げを見せ、かなりのタイムを出せそう。そのまま押し切りも十分ある。その満村をマークするのは山崎。道中で満村に隙が生まれれば、インを突いて先頭浮上も可能。
10線3車のスタート争いは大外の五所が先行か。準決では素晴らしい走りを見せており、0ハン両者が態勢を作る前に交わして行く可能性もある。最内の林がスタートで突っ張って行くようなら、0ハン両者への挑戦権が与えられる。高木は今回、同ハンの中でスタート争い劣勢と見るが、時折りドカンと決めることもあるので注意は必要。
誰にでも優勝のチャンスはありそうだが、当ブログでは山本翔を推す。単独最後方からのレースで楽ではないが、元々持っていたスピードに、近況は速攻力がプラスされている。逃げてペース上がる選手が出てくる前に先頭に踊り出るかも。0ハン両者と五所の速攻が連下の狙いとなる。
◎ 6 山本翔
○ 1 満村陽司
△ 2 山崎進
△ 5 五所淳
▲ 3 林弘明
おすすめの買い目
6-1235-1235
穴なら 満村をマーク差しで山崎
2-1356
栗原俊介が雨中の決戦を制した
夕方に開始したアフター5ナイター最終日は強い雨に見舞われ、最終8Rの頃には小雨に弱まったものの走路は乾かないまま決勝戦の発走時間を迎えた。
レースがスタートすると0ハンの雨巧者・高橋義徳が大きく先行。雨の実績に乏しい山中充智は1周回1コーナーへの進入時に車速が乗らず、その山中に単独10線の竹内正浩も加速を鈍らされたように見えて、20線3車並びの内枠から先行した栗原俊介が竹内と山中を叩いていきなり2番手までジャンプアップした。
ただ、逃げる高橋義徳の直線はかなり鋭く伸びていて、追いついた栗原俊は何度もイン攻めを狙いながら手こずらされたが、5周回3~4コーナーで捲り勝負に出たのが効果てきめん。6周回1コーナーでようやく、完全に先頭へ立てた。
栗原俊は2023年11月ぶり、通算7度目の優勝。試走29秒を出した前節のアフター5初日から「エンジンずっと良い状態で乗りやすい」と今節の準決勝戦後に語っていたとおり、思いきった捲りを放てたのは機力に自信を持てていたからだろう。
20~30メートル離れた後方では25期2名による3着争い。20線の中野光公が30線の谷津圭治を3周回あまり抑え込んで先着。谷津は前節の浜松デイレースからの2節連続Vはできなかった。
文/鈴木