オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
26期ワンツースリー
最近は雨に見舞われることの多い飯塚ミッドナイト。今節3日制の最終日は、前日2日目に続いて全レース良走路で実施された。
決勝戦スタートの火ぶたが切られると、30線の外寄り枠から飛び出した久門徹が1周回バックストレッチで20線の菅野仁翔を交わして3番手へ上がる速攻展開。そのとき後ろへ目を移すと、人気の篠原睦はまだ最後方7番手にいた。
0ハン高橋絵莉子が逃げて、10線の中村颯斗は徐々に接近して3周目には1車身まで車間を詰めたがガブられてスピードダウン。そこをすかさず久門が捲り2番手を奪うと、4周回4コーナーついに高橋絵を捌いた。
だがしかし久門が先頭にいられたのは、ほんの10秒足らずだった。しっかり追い上げてきていた篠原が5周回3コーナー、高橋絵と久門のインを一気に突き刺す。残りの1周あまりは久門の反撃を抑えてトップゴール。昨年の大みそか飯塚ミッドナイト以来、通算44度目の優勝となった。
佐久間健光は3周で篠原に差されるも、影のように篠原のあとを追い続けて、6周回で高橋絵を捌き3着ゴール。26期生が掲示板の1・2・3着を独占した。
文/鈴木