寒空に輝いた! 中山光パーフェクトV
0ハン信沢綾乃と40m中山光、池田政和の3車で人気オッズを形成したナイトレース優勝戦。試走終わった感じでは中山光と池田政が同タイムで追い上げ厳しいかに思えた。2連単は6-7、1-6、7-6、6-1と三つ巴の様相。3連単は6-1-7が一番人気だった。
10m後ろの本田仁恵を0ハン信沢が突き放し、平川博康は滑って後退してしまう。本田を差してから中山光が一気に信沢に近づき射程へ入る。その勢いのままインから捌いて先頭へ。残り2周で池田政和は動いたが本田を差すまでで3着に終わった。池田政とのS級決戦を制した中山光は今節4連勝の完全優勝で正月優勝戦5着だった雪辱を晴らした。
正月優勝した黒川京介は33期、今回の中山光は32期と2025年はヤングパワーが炸裂する年になるのか。中山光はこのあとSG全日本選抜まであっせん予定ないが、身体も心もリフレッシュして大舞台での活躍に期待したい。
青山周平の大会5連覇が濃厚だ
今節充実していた永井大介を準決勝戦のレース序盤から引き離した青山周平のエンジンはハイレベル。優出8名ともスタート切れているが、そんな顔ぶれのとき青山周は1周回バックストレッチで車群の内へ切り返して一気に番手を上げられる技術を持っている。有吉辰也は序盤の位置取りに関わらず捌きの巧みさで追い上げていこう。
三浦康平が4枠から内枠勢を包んで先行するか。内山高秀も予選中からスタート安定している。佐藤摩弥もダッシュ力に磨きがかかっており、トップスタート行く可能性まである。新井日和は準決勝戦の発走直後は辛うじて好位置を取ったが田村治郎にスタート伸びられていた。鈴木聡太は普段は最重ハンの10メートル前で戦っており、ここはハンデ面からさすがに厳しそう。
◎ 8 青山周平
○ 7 有吉辰也
△ 4 三浦康平
▲ 6 佐藤摩弥
× 3 内山高秀
おすすめの買い目
8-7=463
穴なら
3=8-7642
文/鈴木
池田政和の底力に期待する
2日目よりは良くなったように見える池田政和だが完調という雰囲気ではなく、タイム比較からも現状のパワーは中山光の方が上回っている。それでも池田政には豊富な経験と優れた捌きがあり、どんなレース展開にも対応しよう。
準決勝戦の残り2周はアシが一杯に見えたがタイムは出ていた信沢綾乃のペースが焦点。付いて回る本田仁恵が早めに交わして先頭へ立つケースも考慮したい。
◎ 7 池田政和
○ 6 中山光
△ 1 信沢綾乃
▲ 5 鈴木清
穴 2 本田仁恵
おすすめの買い目
7=6-152
穴なら
2=6-1753
文/鈴木