オール伊勢崎勢によるナイター決戦!
今回の伊勢崎アフター5ナイターはオール地元勢による戦い。伊勢崎の現トップ3は不在で、更には突き抜けて好調な選手もいない。S級はもちろん、A級やB級の選手にも優勝のチャンスが巡ってくる。
出場予定の選手の中でランクトップは内山高秀。前走の川口では準決7着で優出はできなかったが、初日と最終日は白星を挙げていた。エンジンは多少、日替わりの感じもあるが、大きな流れで言えば悪くはない。その日その日の気候にしっかりと合わせていければ大丈夫だろう。
田村治郎は3節前に今のエンジンに乗り換わり、いきなり優出していた。その後も成績以上に動きは良かったのでエンジンの素性は良さそう。岩田行雄は近況パッとしないが、今期もS級をキープしており、66歳にしてまだまだ頑張っている。吉原恭佑は8月のSGで落車し、9月下旬に復帰してから2節を消化。全6走したが、まだ車券絡みがない。試走タイムも物足りないので、まずはエンジンの底上げをして乗り手の感覚も戻したいところ。
A級では生方将人が前節の伊勢崎で優出していた。結果は4着だったが、近況のエンジンは良い部類。レース序盤で先頭を走れる展開になるとスピードに乗せることができる。重走路もある程度こなせるので、急な降雨にも対応できる。前々走で準優勝だったのは岩沼靖郎。前走でも悪くない走りを見せており、岩沼らしいスピードは出ている。同期の中野光公は堅実な動きを見せている。エンジン状態はまずまずだし、レース運びも落ち着いている。
現在70歳にして走りの果敢さが変わらないのは鈴木清市。ここ数節は上位着でまとまっており、スタートの早さからレース道中の渋太さまで昔から変わっていない。ベテランの域に入りつつある伊藤正司も近況は動きが活発。9月に入ってからはほとんどのレースで車券に貢献できている。人を抜く態勢を作れば必ずインに突っ込んでいく。
B級では宍戸幸雄が前走の川口で戦線に復帰。今年の5月以来の競走だったが、全5走して1着が2回あった。復帰節でこの成績なら十分。ハンデ的にも恵まれるはずなので、好成績が続くかもしれない。一発力があるのは矢内昌木や山中充智。前走でもよく車券に絡んでいた。競り合いに強いのは石川岳彦。同ハンとの争いなら勝ち切るケースが多い。
※10月10日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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内山 高秀〔伊勢崎 S-30(26期)〕
田村 治郎〔伊勢崎 S-31(30期)〕
岩田 行雄〔伊勢崎 S-39(15期)〕
吉原 恭佑〔伊勢崎 S-40(32期)〕
岩沼 靖郎〔伊勢崎 A-103(25期)〕
鈴木 清市〔伊勢崎 A-121(14期)〕
伊藤 正司〔伊勢崎 A-134(20期)〕
生方 将人〔伊勢崎 A-146(27期)〕