飯塚オートはナイターの3日間開催!
今回の山陽オートは直前までSGが行われていた関係でS級選手が不在。A級とB級による戦いになるが、それなりに好調な選手が多くいるのでシリーズは盛り上がる。注目の選手を挙げていく。
今回の地元ランクトップは別府敬剛。前走は飯塚GIIだったが、ここでは準決まで進めなかった。それでも随所に見せ場は作れていたし、今回出場する中では実力上位。その存在感を見せ付けそうだ。そのGIIで優出していたのは丹村司。前走の山陽では初日2着の後は開催が中止になってしまったが、エンジン自体は変わらず高い位置にありそうだった。同じGIIで車券絡みが多かったのは川口裕司。スタートの切れはまずまずだし、スピード面も良化している。エンジンが良さそうなのは藤川幸宏。ハンデ位置を生かして早めに逃げ態勢を作ることが多い。
8月9日に行われていた浜松アーリーレースの優勝戦に乗っていたのは和田健吾。その前の節でも優出しており、好調の波に乗れている。佐藤大地は7月31日の優勝戦で2着に入り準優勝。最近ではグリップの開けっぷりが良くなり、大きなコースをスピードに乗って走れている。長谷晴久もエンジンは上々。前走の最終日の後半レースは不成立になったが、それまでは連勝を決めていたし状態は良さそうだった。
川口勢では岩田裕臣が有力。前走の準決は5着だったが、最終日と初日に1着。今は最重ハンの10M前に置かれているし、武器のスタートも決まっているので展開作りがだいぶ楽。今回も速攻に期待できる。
山陽勢では角南一如と林弘明が前走で優出。角南は徐々にエンジンが上向いてきているし、林の方は長らくエンジンが中堅上位で安定。その優勝戦で見事に自身初優勝を決めたのが石田啓貴。36期の新人で、2級車に乗っているが、だいぶその特性を掴んで走ることができてきた。今回からは最重ハンの40M前の位置になるが、レース序盤でリズムに乗れれば後続を振り切れるだろう。
35期勢では北原岳哲と中村颯斗が成長中。1級車に乗り換わってからは成績が急上昇している。北原は前走の川口で連勝で終えているし、すでに優出の経験もある。中村颯も前走の川口では後半3走は全て車券絡み。というより、1級車になってからは13走して10走で車券に貢献できている。ハンデが軽い今は絶好の狙い時だ。
※8月14日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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別府 敬剛〔飯塚 A-9(23期)〕
丹村 司〔飯塚 A-83(29期)〕
岩田 裕臣〔川口 A-20(31期)〕
角南 一如〔山陽 A-6(27期)〕
林 弘明〔山陽 A-85(24期)〕
佐藤 大地〔浜松 A-121(34期)〕
和田 健吾〔浜松 A-127(28期)〕
石田 啓貴〔山陽 B-105(36期)〕