昼も夜もオートレースを楽しめる!
川口オートでスーパースターフェスタが行われている夜は、飯塚オートでミッドナイトレースが開催される。5日間の日程で、優勝戦は大晦日。今年最後のレースはこのミッドナイトの優勝戦になる。
出場するS級は地元から2人の予定。岩見貴史と田中茂だ。岩見は現在絶好調。前走の地元ミッドナイトは補充参戦だったが、圧勝のレースを連発させていた。その前は山陽GIで準優勝。スタートを決めて自分の展開を作れていた。更にその前の地元GIでは優勝。前走のミッドナイトでは競争車を乗り換わっていたが、スピード面は申し分ないモノを見せていた。今回は断トツの優勝候補。ファンの期待にしっかりと応えてくれるだろう。
田中茂は前走が地元ミッドナイト。準決では2着に入ったが、ここは1着のみが優出条件のレースだったため、優勝戦には進めなかった。エンジン的には悪くなさそうではあったが、エンジンが仕上がってる人を相手にはスピード的に物足りない印象だった。今回の強敵は岩見となるが、打ち破るとなるとエンジンの底上げが必要。
A級の中で特に注目なのは川口の稲川聖也。前走の地元4日間開催では、初日からオール1着の完全優勝を決めてきた。優勝戦ではスピード自慢のレーサー達を振り切り、上がり3・365のタイムでゴールしてみせた。完全に好調モードに入っている。優勝戦では最重ハンの20M前だったが、今回からはハンデが10M重くなるのは必至。当面はハンデとの戦いになる。
地元A級でも若手の活躍が目立っている。34期の川口裕司は前走の地元ミッドナイトで優出。2日目には試走26の数字を叩き出していた。レース道中の捌きにはまだ課題を残すが、スピード自体はS級並みのモノを持っている。木山優輝もよくスピードが出ている。試走タイムも出ており、川口と同様に捌きに磨きがかかると相当な選手になれる。
28期の中にも注目の選手は多い。松尾隆広は前走の地元ミッドナイトで優出。一時期よりスタートに改善が見られ、レース序盤の展開も悪くならない事が多くなってきた。道中の攻めは果敢の一言。チャンスがあれば前を走る車のインに叩き込んでくる。辻大樹もおおむね好調。前々走では地元GIで優出。ここでは被害があって落車となったが、その後のミッドナイトでは悪影響を感じさせなかった。浜松の柴田紘志は前々走の伊勢崎で優勝。前走の飯塚ミッドナイトでも、まずまずの走りを見せていた。同地区の和田健吾は、11月26日の飯塚ミッドナイトで優勝。その後も良い状態でエンジンを保てている。
※12月23日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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岩見 貴史〔飯塚 S-30(29期)〕
田中 茂〔飯塚 S-38(26期)〕
松尾 隆広〔飯塚 A-69(28期)〕
木山 優輝〔飯塚 A-72(33期)〕
辻 大樹〔飯塚 A-95(28期)〕
川口 裕司〔飯塚 A-108(34期)〕
稲川 聖也〔川口 A-116(33期)〕
和田 健吾〔浜松 A-102(28期)〕