2級車勢もペース上げるが永井大介が捕える
今回の企画内容に3人の選手がしっかり応え、優勝戦まで駒を進めてきた。ハンデは初日から10M重くなっているが、どこまでの逃げ見せられるか。
0ハンの先行はおそらく青山周平。新人時代からスタート力はしっかりしており、今回の予選道中でも良いスタートを見せている。エンジン的に浦田信輔が遅れそうで、青山のスタートに続くのは新井恵匠。この3人がどこまでペースを上げられるか。優勝戦で2周延びるので準決のタイムから更に1つ上昇は望める。青山なら3・40に近い上がりタイムを出せそうだが...。
しかし、当ブログの本命には永井大介を推す。予選3日間は仕上がりイマイチだったが、準決でしっかり上向かせてきた。30線大外と、厳しい位置だが序盤で同ハンの選手を交わし、ハイペースで逃げる2級車を捕えるとみた。冬場のスピードレースは得意とするし、近況の永井は以前より迫力が増してる。
相手には中村雅人を挙げる。仕上がり的にはもう少し欲しいところだが、優勝戦で2周延びるのは中村にとって好材料。準決より更にエンジンを上向かせる可能性もあり、展開によっては永井に先着できるかもしれない。次に面白いのは鈴木圭一郎。今回から1級車初乗りだが、前評判に違わぬ活躍を見せている。30線勢よりも先に2級車を捕えられれば、いきなりの栄冠もあり得る。準決のタイム的にスピード戦でも十分通用しそうだ。あとは浜野淳がどんなレースを見せるか。初日のような動きを再現できれば、永井や中村を負かせられるかもしれない。大舞台での大駆けもあるタイプなので、注目したい存在。2級車の中ではスタート行けそうな青山が一番チャンスあると思われる。
◎永井大介
○中村雅人
△鈴木圭一郎
△浜野淳
▲青山周平