今回は10R制・5日間のロングシリーズ!
今回は伊勢崎でナイター開催が行なわれている関係で、山陽のレースは連日10R制。参加選手がいつもより16人少ないということは、各選手に優勝チャンスが広がってくる。いつも以上に気合が入る選手も出てくるか。
地元のS級陣は3人。その中でランク筆頭は浜野淳。前節は飯塚開催で優出。雨走路の優勝戦では3着だった。予選道中も良い動きを見せていたし、前々節は地元の開催で優勝しているのでエンジンは高い位置で安定している。今回は再び地元開催なので、優勝の最有力候補とも言える。ランク次位は佐々木啓。佐々木も前節は飯塚開催で、しっかり優出し準優勝。エンジンを高い位置で保っている。天候に左右されないオールランダータイプなので、空模様を気にせず買える貴重な選手だ。S級もう一人は藤岡一樹。このところずっとエンジン状態が良くない。いろいろ整備はしているのだが、なかなか反応してくれない。
外来勢で注目は浦田信輔。前節は地元の開催で優出。その優勝戦は雨走路で力を出し切れなかったが、予選道中の晴れの動きは万全そのもの。今節も良走路なら期待に応える走りをしてくれるだろう。かつて飯塚所属で、現在は浜松所属の岩科鮮太もエンジン状態はマズマズ良い。前節は飯塚で29期VS32期戦という企画レースで走っていたが、本来の鋭い突っ込みができていた。今回も混戦を捌いて行きそうだ。川口の高橋義弘、船橋の早船歩も共にS級だが、近況イマイチ。本人の実力は高いモノがあるので、エンジン状態も仕上げていきたいところ。
S級以外で注目は、緒方浩一と山本智大。共に前節は飯塚開催で優出している。緒方は晴れでも雨でもそつなくこなせる器用さがある。GⅠを一回制しているようにスピード面も問題ない。山本もスピード的には高いモノを持っていたが、ずっとスタートが課題だった。そのスタートも近況は良化しているので、自分から展開を作れるようになってきた。
他では、調子を上げてきた丹村飛竜、その同期の阿部仁志や井上智詞も近況は乗りっぷりが良くなってきた。新人・佐藤裕児も着実に力を付けてきているし、B級ながら藤本剛も好調時の動きが戻ってきた。
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主な出場予定選手
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浜野 淳〔山陽 S-11(24期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-20(23期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-22(29期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-8(23期)〕
高橋 義弘〔川口 S-25(29期)〕
岩科 鮮太〔浜松 S-35(29期)〕
早船 歩〔船橋 S-48(27期)〕
阿部 仁志〔飯塚 A-7(29期)〕