今年最後の伊勢崎ナイター開催!
今開催は地元上位陣や中堅勢がやや手薄で、船橋や飯塚、山陽から大量参戦。地元は王者・高橋貢(伊勢崎)を中心に牙城を守っていくわけだが...。
その大将格・高橋貢は前節のGⅠでは白星がなく完調とは言えない動き。ただし、大崩れしているわけではなくあと一歩のところが引き出せてない状態で、一般開催なら十分戦える仕上がりにある。もちろん当人もエンジンを仕上げるべく整備に取り組むに違いない。2番手・早川清太郎(伊勢崎)は直前に浜松開催で準決に進んだが、被害あって落車。その影響がどこまであるのか心配されるが、整備で逆に良くなるケースもあるので動向には注視したい。もう一人のS級・三浦康平(伊勢崎)は、地元GⅠ後に浜松開催に参戦。初日こそ1着を取ったが、その後の動きは満足いくものではなかった。
中堅勢で注目なのは、新井淳(伊勢崎)、塚越浩之(伊勢崎)の23期両者。新井は直前の船橋開催で後半状態上向き。塚越の方は、地元GⅠ開催で3日目以外は堅実に着をまとめている。その他、伸びが良い森村亮(伊勢崎)、復調気配出ている戸塚尚起(伊勢崎)、地元は良く動いている伊藤幸人(伊勢崎)などにも注目を。
対する外来勢はまず船橋から。現在、好調が続いているのが片平巧(船橋)で4連続優出中。その中には伊勢崎ナイターで準優勝も含まれており、走路的な心配はない。直前の地元開催でも準優勝しており、エンジン状態が安定している。ランク的に上位の中村雅人(船橋)も悪くはない。現在、12連続優出中で、3節前には伊勢崎ナイターで優勝もしている。前節地元で車を乗り替わった池田政和(船橋)は、まだいいセットが見つかってない状態。走路やレースの時間帯が変わる今節でいいところを引き出せるかがカギ。
A級の中でも、石井大輔(船橋)が5節連続優出中と絶好調だし、他にも黒岩明(船橋)、五十嵐一夫(船橋)など元気な選手は多い。
7月に伊勢崎ナイターで優勝戦に乗ってからは優出がない桝崎陽介(飯塚)は、この地で巻き返しに期待したい。同期の瀧下隼平(飯塚)、松尾隆広(飯塚)も一発力があるので注意したい。
山陽からは藤岡一樹(山陽)らが参戦するが、近況はピリッとしない印象。むしろ藤田明彦(山陽)や西久保英幸(山陽)、磯部真樹(山陽)の粘りに警戒したい。
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主な出場予定選手
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高橋 貢〔伊勢崎 S-1(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-9(29期)〕
三浦 康平〔伊勢崎 S-37(28期)〕
中村 雅人〔船橋 S-3(28期)〕
池田 政和〔船橋 S-19(23期)〕
片平 巧〔船橋 S-29(19期)〕
桝崎 陽介〔飯塚 S-17(28期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-18(29期)〕