川口伝統のGⅠキューポラ杯が開幕!
タイトル流出を阻止するべく地元S級陣の近況を考察。川口1番手の高橋義弘(川口)は、ずっと良くない状態が続いていたが、この頃はゆるやかに復調の兆しが出ている。同期の平田雅崇(川口)は完全に復活。前節の一般開催こそイマイチだったが、その前の伊勢崎の記念では優勝戦で3着に食い込む健闘ぶり。今回の記念でも活躍してくれそう。佐藤裕二(川口)、鈴木清(川口)の両者は安定した動きを見せている。共に、試走タイムは出ない傾向にあるがレースでは鋭い突っ込みで進出してくる。森且行(川口)も多少良くなってきているし、同じく25期の若井友和(川口)も元気な走りができてる。
地元A級の中でも注目の選手は多い。まずは田辺誠(川口)。直前に開催された優勝戦は雨走路ではあったが、久しぶりの優勝。晴れの動きも悪くはなかったので、勢いそのままに参戦する形。その開催で優勝戦に乗っていた広瀬勝光(川口)や阿部剛士(川口)も近況は動き上場だ。大木光(川口)もこのところ優勝戦にちょくちょく進出しており活躍必至。また、31期の小原望(川口)が前節から1級車に乗り替わったが、この時期は乗り手が急成長する事が多いので注目したい。
外来勢では実力的に永井大介(船橋)がシリーズを引っ張っていく存在になりそうだが、近況は仕上がりを欠いてる状態。逆に同期の谷津圭治(船橋)が、直前の地元開催で優勝してるので流れは良いか。福田裕二(船橋)も調子を上げているので注意が必要。
早川清太郎(伊勢崎)擁する伊勢崎勢はいずれも近況は調子を欠いているが、整備での立て直しもあるので動向に注目。
伊藤信夫(浜松)は悪い状態ではないが、もう少しエンジン仕上げたいところだろう。同地区の佐藤貴也(浜松)は、山陽で行なわれたプレミアムカップのA級戦で優勝しており、全盛期の姿を取り戻している。
飯塚勢は、安定感抜群の浦田信輔(飯塚)を中心に層は厚い。速攻冴えてる篠原睦(飯塚)や、一発が魅力の瀧下隼平(飯塚)、堅実な追い込みがある永冨高志(飯塚)らタレントが豊富だ。
山陽勢は一番手の岩崎亮一(山陽)がやや調子を落としているが、藤岡一樹(山陽)の方は直前の飯塚開催で優勝戦に乗り5着。マズマズ良い状態と言える。
全体を通して言える事だが、この時期は走路温度がかなり上がるため軽ハン勢の粘り込みが多く見られるので、車券を買う際に参考までに頭に入れておきたい。
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主な出場予定選手
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高橋 義弘〔川口 S-22(29期)〕
平田 雅崇〔川口 S-23(29期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-27(24期)〕
永井 大介〔船橋 S-2(25期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-9(29期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-10(24期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-5(23期)〕
岩崎 亮一〔山陽 S-16(25期)〕
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地元でGⅡ制した浅香に勢いあるが地元勢も牙城守る!
今回、大注目の1車は直前の地元記念開催を約10年振りに制した浅香潤(伊勢崎)。強豪メンバーの中で早めに抜け出し、後続を振り切った。地元開催はナイターで、今回は昼間開催になるとは言え、記念を制した後だけに流れは良い。初日から好走を見せてくれそうだ。
対する地元勢は伊藤信夫(浜松)が欠場だが、木村武之(浜松)、金子大輔(浜松)ら3強の内2人が参戦するので強固と言える。この2人の強みは大崩れしない安定感。多少の調子の波はあるものの惨敗する事は少なく、地元の期待にしっかり応えられる選手だ。今回も力強い走りを披露してくれる。他の上位陣で好調なのは青島正樹(浜松)で、直前の船橋一般開催ではキッチリ優出。優勝戦では8着に終わったが、これは強メンバー相手であっての事。選手層の厚い船橋の開催で優勝戦に乗れるだけでも調子は良いと見ていい。スタートの切れも相変わらず良いので、得意の速攻を連発させそうだ。同期の笠木(浜松)もマズマズ。近況は試走タイムが出ない傾向あるが、やはり武器のスタート力を生かして速攻に持ち込める。
A級勢で上り調子なのは筒井健太(浜松)。ハンデ位置も魅力ながら、乗り手の方もだいぶ良い時の感覚が戻ってきており、早めの抜け出しから後続を振り切るシーンもありそうだ。同じく西川頼臣(浜松)も外めのコースを使って車を伸ばすタイプ。インが混み合うようなら、人とは違うコース取りで交わして行く。また、31期の渡辺篤(浜松)も着実に力を付けているし、同期の藤波直也(浜松)も逃げ展開になれば見せ場を作れる。
外来では山陽勢に注目。自在の捌きがウリの濱野淳(山陽)を中心に、丹村飛竜(山陽)や中野政則(山陽)らが元気一杯に乗ってきそう。また、畑吉広(山陽)は32期新人の指導員になったが、その直後は好成績を残す傾向があるので注意したい。
飯塚からは4人来場するが、なんと言っても田中茂(飯塚)の猛烈な追い込みは見もの。船橋からは6人来場するが、栗原勝測(船橋)と岩佐常義(船橋)が、直前の地元一般開催の最終日に勝っているので調子は良い。
他に一発力がある選手を挙げると、今田真輔(浜松)、鈴木健吾(浜松)、和田健吾(浜松)、関口隆広(浜松)、武藤博臣(船橋)、北渡瀬充(伊勢崎)あたりで常に注意が必要。また、今節から32期の新人が2級車でデビューするので、そちらも楽しみだ。
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主な出場予定選手
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木村 武之〔浜松 S-6(26期)〕
金子 大輔〔浜松 S-7(29期)〕
笠木 美孝〔浜松 S-30(22期)〕
青島 正樹〔浜松 S-41(22期)〕
淺香 潤〔伊勢崎 S-48(23期)〕
田中 茂〔飯塚 S-13(26期)〕
濱野 淳〔山陽 S-15(24期)〕
武藤 博臣〔船橋 A-48(28期)〕
期勢が元気一杯!地元主力陣で好調は中村!
今回は活躍目立つ期勢の動向から追ってみたい。まず近況絶好調は平塚雅樹(船橋)。長期休養明けから1級車で4節走っているが、その内3節で優出している。優勝戦の成績も2着、4着、そして2着と上位着でまとめているので、優勝未経験の選手の中で、最も初Vに近い存在だ。エンジン的にも高位で安定しているので、今節もその動きから目が離せない。
他に同期では、古木賢(船橋)が上昇してきた。1級車に乗り替わった頃は、まだその特性を生かせず苦しんでいる姿が見受けられたが、最近ではだいぶコツを掴んできてる様子で車券に絡む事も多くなった。直前の川口一般開催でも優勝戦に乗っている。また、春本綾斗(山陽)も、3月に川口で落車してから軽いスランプに入っていたが、すでに脱出の兆しは出ている。辰巳裕樹(浜松)は4月頃から急成長している。近況は大きな着をとる事が少なくなり、優勝戦にも頻繁に顔を出すようになった。独走はもちろん、抜かれてからも追走が巧いので、3着までカバーできるBOX買い向けと言える。
フレッシュな31期に負けてられないのが、先輩達。今回、優勝候補筆頭は中村雅人(船橋)。只今、7節連続優出中で抜群の安定感を示している。前走の山陽のプレミアムカップでも優勝戦で3着とマズマズの結果を残している。本来ならば優勝候補に挙がる永井大介(船橋)も、けっして悪い状態ではないが、現状では本人の納得いく仕上がりではないだろうから整備の鬼になると思われる。他の主力陣では池田政和(船橋)は、浜松で落車してからやや調子が上がらない様子。新井惠匠(船橋)も山陽で落車し、その後2走したがやや不安残り。
S級ではないが、調子が上がってきてるのは森谷隼人(船橋)、木村義明(船橋)、保永高男(船橋)あたり。また、早船歩(船橋)が飯塚に遠征に行っていたが、ハンデが軽くなったのもあってか優勝戦に乗っている。今節も最重ハンのメートル前のままなら大活躍必至だ。
外来勢の動向はと言うと、岩科鮮太(浜松)は近況はいつもの元気がないし、青島正樹(浜松)は5月に地元で優勝したが、ここ2節はあまり良くない。山陽から来場の一番手の岩崎亮一(山陽)も、ややエンジン下降気味。いずれも整備での立て直しに期待したい。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔船橋 S-2(25期)〕
中村 雅人〔船橋 S-3(19期)〕
池田 政和〔船橋 S-19(23期)〕
新井 惠匠〔船橋 S-36(30期)〕
仲口 武志〔船橋 S-44(24期)〕
岩科 鮮太〔浜松 S-32(29期)〕
青島 正樹〔浜松 S-41(22期)〕
岩崎 亮一〔山陽 S-16(25期)〕
調子が上がってきた川口勢が外来勢を抑え込むか!
ここにきて川口勢が全体的に良くなってきている。その筆頭は平田雅崇(川口)。直前に遠征で行っていた伊勢崎のGⅡスターライトで優勝戦に乗り3着に入った。強気な攻めを身上とするタイプだったが、ここ何節かは全く元気がなかった。しかし、前節の伊勢崎では初日からスタートが切れており、エンジンが良くなったのもあるが、本来の走りが戻ってきた。ナイターから昼間開催になるが、レース間隔は空いていないので勢いそのまま今節に臨む事ができそうだ。
他の上位陣でも、若井友和(川口)、佐藤裕二(川口)が共に伊勢崎のGⅡスターライトで優出しており状態は良好と言える。鈴木清(川口)はややエンジンが日替わりだが、毎日の調整を欠かさないのでしっかり合わせてくるだろう。川口一番手の高橋義弘(川口)は、まだ本調子ではないが、少しずつ調子が上がってきてる模様。
逆に、現在調子がイマイチなのは山田達也(川口)、青木治親(川口)、加賀谷建明(川口)か。好走する日もあるが、なかなかエンジン状態が安定せず苦しいレースになる事が多い。ただ、この3者は重走路を苦にしないので、雨が多いこの時期は重走路で結果を残し、そこから調子を上げてくる可能性も十分ある。
A級の中でも好調な選手は多い。大木光(川口)は山陽でのプレミアムカップのA級優勝戦で3着に入る活躍を見せた。エンジンが良い時はスタートも切れるタイプなので早めの仕掛けに期待したい。また、メキメキと力を付けてる岩田裕臣(川口)は今回も優勝争いに参加してくるだろう。前回の優勝戦では根本将人(飯塚)に逃げ切られてしまったが、エンジン状態は良い位置で安定している。同期の中山透(川口)、佐藤摩弥(川口)、小原望(川口)も刺激を受けているだろうから、突然の急成長もありそう。
外来勢で中心は岡部聡(山陽)。エンジンはマズマズの状態を保っているし、この時期の突然の雨にも対応できるので安心して車券を買える。同地区の小林啓二(山陽)はやや調子を落としているが、緒方浩一(山陽)や山崎進(山陽)ら若手勢が目一杯の走りを見せてくれる。
また、ハンデ的にチャンスな谷島俊行(川口)や川原剛(川口)、元気一杯な阿部光雄(川口)や且元滋紀(川口)などタレントが豊富なので楽しみな開催となりそう。
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主な出場予定選手
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高橋 義弘〔川口 S-22(29期)〕
平田 雅崇〔川口 S-23(29期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-27(24期)〕
鈴木 清〔川口 S-28(23期)〕
山田 達也〔川口 S-33(28期)〕
青木 治親〔川口 S-38(29期)〕
若井 友和〔川口 S-40(25期)〕
岡部 聡〔山陽 S-20(19期)〕
プレミアムカップVの浦田を中心に地元上位勢が好調!
ちょっと前に開催された山陽のプレミアムカップで、飯塚の主力陣が調子を上げてきた。
まずは大将格の浦田信輔(飯塚)。山陽では苦手の雨をこなし、準決勝もキッチリ突破した。優勝戦は展開にやや恵まれた点はあったが、しっかり乗り切って見事優勝を決めた。今回は地元に戻ってのレースとなるが、その時の手応えを出せれば優勝候補筆頭となる。荒尾聡(飯塚)は、プレミアムカップで準優勝。予選中も危なげない走りを見せており、近況は充実していると言える。スタート力も健在なので全てのレースで車券に絡んでくる可能性は高い。しばらく苦しんでいた有吉辰也(飯塚)も、ようやく良くなってきた。直前のプレミアムカップでもしっかり優出。その優勝戦ではトップスタートを切ったものの、序盤で不利を受けて後退してしまった。それでも、そこから巻き返して4着まで行けたのだから、エンジン状態は良いと言える。東小野正道(飯塚)は、山陽では精彩を欠いたが、ここ最近の地元ではそれなりの走りができているので心配ない。
主力陣ではないが、重富大輔(飯塚)はプレミアムカップのA級戦で優出しているし、高林亮(飯塚)は川口遠征で優勝戦に乗っているので状態は良さそう。その他、近況動きが活発な地元勢は越智尚寿、中尾貴志、松尾学あたり。軽ハンで逃げ侮れないのは、大久保哲司、高倉健吾で夏場の走路を生かして活躍しそうだ。
対する外来勢で一番の注目は青山周平(船橋)。直前の伊勢崎開催では珍しく優出モレとなってしまったが、その前の飯塚ダブルチャンピオンシップではしっかり優出。本優勝戦は3着だったが、プレ優勝戦は制している。更に、青山はオートレース全6場の中で、飯塚が最も相性良いので今回も活躍は必至だ。同地区の内山高秀(船橋)、西原智昭(船橋)も実力者だが、近況はやや迫力がない。
川口からは4選手が参戦予定。中でも注目は森且行(川口)。プレミアムカップでは山陽の雨走路をうまく掴みきれず準決に乗れなかったが、残り2日間の良走路は共に1着だった。昇り調子にあると言える。また、篠崎実(川口)は、やや機力が足りない時でも乗り手でカバーできる経験が武器。
他に外来勢で注目なのは角南一如(山陽)と藤岡一樹(山陽)。角南は地元のプレミアムカップで優出。優勝戦は5着に終わったが、仕上がり的には悪くない。藤岡の方も優出したが、その優勝戦で落車。それまでの動きは悪くなかっただけに、落車による悪影響がなければ今回もいい走りをしてくるだろう。
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主な出場予定選手
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荒尾 聡〔飯塚 S-4(27期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-5(23期)〕
東小野 正道〔飯塚 S-11(25期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-12(25期)〕
桝崎 陽介〔飯塚 S-17(28期)〕
内山 高秀〔船橋 S21-(26期)〕
青山 周平〔船橋 A87-(31期)〕
森 且行〔川口 S-31(25期)〕
角南 一如〔山陽 S-14(27期)〕