地元優勝した早川、青島が襲来! 迎え撃つ地元勢も意気揚々!
今シリーズで最も注目すべき選手は2人。まずは直前の伊勢崎一般開催で優勝した早川清太郎(伊勢崎)。今年初のナイターレースとなったこの開催はエンジンの調整が難しい中、しっかり優出。その優勝戦では中村雅人(船橋)が先に抜け出し、早川にとっては厳しい展開となったが、持ち味の追い込み力を発揮して見事優勝。夜から昼間の開催になってエンジンが保たれるかがカギだが、いい流れでこの大会に参戦できてるのは間違いない。もう一人の青島正樹(浜松)も、地元の浜松一般開催で優勝。一時期はやや低迷期に入っていたが、ここ何節かで徐々にエンジン上向き、ついに前節で最高の結果を残した。武器のスタート力も戻ってきてるので、今節も得意の速攻が炸裂しそうだ。
地元勢も負けてない。14日に優勝戦が行われた前節の川口開催では、影山伸が地元の牙城を守り優勝。その影山は今節は出場しないが、他の選手も状態は上向いてきた。今節の地元リーダー格は高橋義弘(川口)。長らくエンジンが仕上がらず苦しんでいたが、前節後半は動きがよくなっており復活の兆しが出ている。2番手の平田雅崇(川口)はまだまだエンジンが良くなってないが、鈴木清(川口)、加賀谷建明 (川口)あたりは十分レースに参戦できるようになってきているし、大木光(川口)、秋田貴弘(川口)は堅調な動きをしめしている。
若手で注目なのは平塚雅樹(船橋)。ケガで長い期間レースから遠ざかっていたが、1級車初乗りの前節ではいきなり優出。元々、モトクロスで培われてきた技術に気力が伴い急成長を遂げている。同期の佐藤摩弥(川口)は追い込むレースが続いて苦戦しているが、向上心は高いので徐々に対応してくるだろう。
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主な出場予定選手
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早川 清太郎〔伊勢崎 S-9(29期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-18(29期)〕
高橋 義弘〔川口 S-22(29期)〕
平田 雅崇〔川口 S-23(29期)〕
鈴木 清〔川口 S-28(23期)〕
山田 達也〔川口 S-33(28期)〕
青島 正樹〔浜松 S-41(22期)〕
加賀谷 建明〔川口 S-45(27期)〕