オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。28期の総大将・中村雅人がアウト戦で進撃
難解を極めた『レジェンドカップ』も優勝戦を迎えたが、半数の4名が28期となった。10mに8車並んだ大外に控えしは中村雅人。コメントでも「日ごとに上向いてる」とのことで展開に左右されない攻めで先頭ゴールをめざす。亀井政和は準決から10m重くなってるが、スタート次第では台風の目になりうる。準決1着だった西原智昭も先行力生かして主導権を取りたいが、いまだに記念Vはない。怖いのは三浦康平で、チェンジ後に伸びて行く展開なら久々の記念優勝も視界に入る。
中枠に位置する若井友和が今節スタート切れており、序盤で好位取れると持ち味のイン走りで後続を抑え込もう。高橋義弘は若井の外枠になり評価を下げたが、マシンの出来は良さそうな感じ。篠原睦はカマシ決まらないと厳しそうで序盤の展開がキーポイントになりそう。
いずれにしても、8周戦で上がり37秒前後のレースとなれば、残り2周あたりから中村雅が伸びてくると見た。
◎ 8 中村雅人
○ 4 三浦康平
△ 5 若井友和
▲ 7 篠原 睦
× 6 高橋義弘
《おすすめの買い目》
8-4=576
穴なら
6-8-457

9R...荒尾聡と西原智昭の鋭発に期待
普段ほど出足の切れていない感ある今節の荒尾聡。準決勝戦に向けてクラッチ周りに手を入れるとのコメントでスタート勝負に出るか。
西原智昭は先行すれば前は岩沼靖郎1車なので一気に先頭まで到達することが可能。高橋義弘は3日目を追えて、レース足がいい、もう整備しないと語っており、仕上がりに手応えを得ている様子だ。
◎ 7 荒尾聡
○ 8 金子大輔
△ 3 西原智昭
▲ 6 高橋義弘
穴 1 岩沼靖郎
おすすめの買い目
7-8=361
穴なら
1=6-783
10R...有吉辰也と永井大介の25期が上位争い
整備でエンジン良くなったと語る有吉辰也が自在に捌いて台頭する。3日目の永井大介の敗因はスタート遅れてしまったためでエンジン面は戦えるレベルにある。
この4日目からハンデ重化したが、桜井晴光は独走の展開に持ち込むとペース上がるので侮れない。
◎ 8 有吉辰也
○ 6 平田雅崇
△ 7 永井大介
▲ 4 三浦康平
穴 2 桜井晴光
おすすめの買い目
8=6-742
穴なら
2=7-864
11R...地元の高橋貢が仁王立ち
エンジンは良い水準にあると語る篠原睦だが今節スタートの切れ味が今ひとつで、高橋貢が先回りして内外自在の捌きを披露する。
3日目のスタート早かった森且行と今節は早めに仕掛けられている内山高秀が展開を作るか。若井友和も序盤の位置取り次第では上位争いに参加できる。
◎ 7 高橋貢
○ 8 篠原睦
△ 4 内山高秀
▲ 6 若井友和
穴 5 森且行
おすすめの買い目
7-8=465
穴なら
5=7-468
12R...4日目のラストは地元の早川清太郎が締めくくる
3日目の追いアシは切れ味に欠けたが予選中の推進力が出れば早川清太郎の追い込みに期待できる。中村雅人は周回ごとに着実に圏内まで進んでくる。木村武之が3日目に本走タイムが上昇してスタートも悪くない。亀井政和と田中哲は4日目からハンデ重くなったが、機力の良さで見せ場を作るか。
◎ 7 早川清太郎
○ 8 中村雅人
△ 6 木村武之
▲ 2 亀井政和
穴 1 田中哲
おすすめの買い目
7-8=621
穴なら
1=2-678
文/鈴木
佐藤励が高い攻撃力を披露した!
川口の新鋭2人が参戦していた今回の山陽ミッドナイトだが、優勝戦でもまさに一騎打ちの様相だった。
まずスタートで飛び出したのは4枠の小林瑞。これに黒川が乗っていく。大外の佐藤励は5番手発進だったが、1周2コーナーで山本翔と丸山智を捲ると3番手を奪取。絶好の展開を作れた小林瑞はペースが上がらないでいた。3番手に付けていた佐藤励は2周目に入るところで黒川を差し、3周目に入るところで先頭の小林瑞をも交わした。黒川は4周3コーナーで小林瑞を差すと、佐藤励を追う態勢を作れたものの捕え切れず、佐藤励が優勝を決めた。
小林瑞、黒川と試走タイムでほとんど差がなかった佐藤励だが、攻撃の方は冴えていた。前を走る車を差せると思えば迷いなくインに突っ込んでいけていたように思える。レースは6周回あるとはいえ、チャンスどころをしっかりとモノにしないと結果が出ない時もある。しかし、今回の佐藤励は的確に対応できていた。一歩一歩、着実に選手としての総合力を増している。
川口勢が席巻するか
今年SGを2度優勝している佐藤励が、この決勝戦は大外枠に置かれて今季の充実ぶりを感じさせるが、レース序盤に仕掛ける際の俊敏さは黒川京介の方が安定しており、しかも枠が内となればスタートからゴールまでの6周回、佐藤励に前へ出させず先頭でゴールを駆け抜けよう。小林瑞季が内枠の山陽3名を抑えてスタート出るようなら川口3名による上位独占までありそうだ。
丸山智史はレースの流れが速くなかったためとはいえ準決勝戦のタイムが他者よりも見劣り、山本翔は6車立てながらSG決勝戦クラスが揃った強メンバーに揉まれると厳しい感がある。そこで、地元の牙城を守る役目は浜野淳となるだろう。
◎ 5 黒川京介
○ 6 佐藤励
△ 1 浜野淳
▲ 3 丸山智史
穴 4 小林瑞季
おすすめの買い目
5=6-134
穴なら
4=6-513
文/鈴木
鈴木圭一郎がレース展開を読んで優勝!
0ハンの牧野竜はスタートを残して出たが、10線単独の花田は栗原佳と鈴木宏にスタートで叩かれてしまった。鈴木圭もカマシ気味に出て好位置を奪取。佐藤貴はダッシュが付かず、苦しい展開になった。
レース序盤で動きがあった。逃げていた牧野竜を栗原佳が差して先頭に立った。そのまま押し切りかと思われたが、栗原佳を追っていた鈴木宏が4周3コーナーでインに入り、今度は鈴木宏が逃げる展開になった。この時、鈴木圭も栗原佳を交わして2番手に浮上。ドラマは最終周回に待っていた。鈴木圭の攻めを警戒していた鈴木宏がバックストレッチでインを締め込んだところ、鈴木圭が車を外に持ち出し捲りで突破。この流れに栗原佳も続いてみせた。最終的には鈴木圭がトップでゴール線を駆け抜けた。
このレースでは鈴木圭のレース運びの巧さが目立った。道中で先頭に立った鈴木宏の動きも良かったが、インコースを締めたところですかさずアウトからの攻略に切り替え、これが見事に功を奏した。試走一番時計で機力に自信があったこともあるが、あの場面で強引にインを狙っていたら優勝できていたかどうかは疑問。冷静かつとっさの判断により勝利を手に入れることができた。鈴木圭はこの後、地元一般開催と地元記念開催を経て、年末の大一番に臨む。最高の形で乗り込みたいところだ。