昨日の金沢はものっすごい悪天候の中、熱い戦いが繰り広げられましたよ〜!レースだけではなくて、久し振りに集まったレディースたちの表情がみんなイキイキしてて、嬉しくなっちゃいました♪
この日は落雷のために電車に遅れが出て、なかなか全員集まらず・・・やっと集合したと思ったら、今度はミゾレ混じりの激しい雨・・・ということで全員の集合写真撮影はできませんでした。
私はというと、[1人1人の動画を撮ってくる]という重要な任務を仰せつかったので、午前中は調整ルームに張り付きで撮って来ましたよ〜。オッズパークさんでアップされるので、みなさん楽しみにしてて下さいねぇ☆
[増沢由貴子騎手と]
そしてお昼過ぎからは人生初の競馬教室を開催しました!メンバーは男女混合、年齢・競馬歴もまちまちだったんですけど、「競馬を楽しみたい!」という思いはみんな同じで、本当に楽しい時間でした。
私自身も初めてということで、どんなことが聞きたいのか、どんなところに興味があるのか・・など逆に質問をして教えてもらっちゃいました。1時間という短い時間でしたが、いい勉強をさせてもらいました。参加して下さった皆様、ありがとうございます!!
途中別府真衣騎手が来てくれて、即席の撮影会になりました。
真衣ちゃんはじめレディースたちは、本当にファンの方を大切にするんです。
レースが始まると、今度はパドック開設ならぬレディース解説をさせていただきました!
[山中寛さんと]
普段はあまり語られることのない、レディースたちの想いや陰の努力などをお話させていただきました。彼女たちのことを語ってくれ!と言われたら、1日中だって話せますよ〜。ということで、時間が足りーん!て感じでしたけど。こういう解説も初めてやらせていただけたので、嬉しかったです♪もっともっと勉強して、レディースたちの声をみなさんにお届けできるように頑張りますよ〜!
11月9日、東京競馬場で行なわれた『第2回ジョッキーマスターズ』。我らが佐々木竹見さんが、2着に大健闘しました〜☆ご覧になった方も多いと思いますが、白熱したレースで盛り上がりましたね!
一夜明けて、竹見さんに当日の様子を伺って来ました。
第2位の商品であるステッキを持ってパチリ。まず第一声が、
「次乗る時は、3コーナーくらいからグイグイ追っていくような馬で練習しないとダメだな〜・・」
さすが竹見さん!終わったばかりだというのに、なんて前向きな発言なんでしょう。
「追い切りの練習を早い時期にやっちゃったから・・もっと直前にやればよかったよ。それに速い馬だったから、もっとズブイ馬で練習しないと。」
直線でバテてしまったことに納得いかないご様子。でも竹見さん、67歳ですよ?!
「そうだよ。67だもんな、オレ(笑)。こんな風に乗れて幸せだよね。」
しかも斤量は1番軽い52キロ。それも裸で45キロなので、鉛までつけたそうです。
当日使用した鞍。鞍にも鉛が入ってて重いんですが、その下の緑色のも鉛です。当日は汗取りをしていた元ジョッキーの方々もいらっしゃいましたが、竹見さんは本当に体型変わってないですよね。
優勝は、第1回に続いて河内洋調教師。
ご自分のレースをビデオで見ながら、
「こうやって見ると河内さんの馬いい馬だよね。スピードありそうだし。
オレの乗った馬は、岡部さんから行く馬だって聞いてたんだけど、3コーナー手前で手応えがあやしくなって、アレ?と思ったよ。でもまた直線で手応えが戻ってね。
最後は無我夢中。乗り役が疲れちゃった(笑)。府中の直線は長いよ・・
3着だった岡部さんも、こんなに自分の馬が走るならもっとちゃんと調教しとけばよかった。オレ勝ってたよって言ってた(笑)。全部調教してくれていたからね、岡部さんに感謝している。
あとパドックで乗った時、内田(博幸)くんが引いてくれたんだよ。ちょっとだったけど、引いてくれたんだ。」
現役騎手たちのサポートも、たくさんありましたね。嬉しいサプライズでした☆
「ゴールした時には、無事に終わったなって思ったね。とにかく楽しかった!」
私たちも、本当に楽しませていただきました!!竹見さん、ありがとうございました♪
競馬場に到着してまずしたことは・・・・腹ごしらえ!基本です。
派手なトラックが止まっていたので行ってみると、「動物コロッケ」の文字が!
乙女ならうさぎちゃんでしょ〜と注文したら品切れ・・・なのでくまさんにしました。
ソースとかかけなくても、揚げたてでサクサクしてて、すごく美味しかった〜。全国の競馬場回ってくれればいいのにな。なーんて思うほど美味しかったんですよ。
そしてたくさんの屋台たち・・・何を食べるか迷ったけれど、やっぱり旭川ラーメンは外せませんよね。
湯気が立ってないことにまた騙されました・・・中は激アツです。
これぞ醤油ラーメン。身体が温まりました〜。
ナイターはやっぱり綺麗ですよね。若いカップルがとても多くて、素敵なデートコースといった感じ。
そういう姿を見るにつけ、なくなってしまうのが本当に惜しいと思いましたね。
旭川最後のレースは交流重賞『エーデルワイス賞』。生ファンファーレ、すごく上手でびっくりしました。今まで聞いた生ファンファーレの中でダントツうまいと思いましたね。もうこれも聞けないのかな・・・
レースは1番人気に応えて、山口竜一騎手&アンペアのコンビが圧勝☆
牝馬同士とはいえ、本当に強い勝ち方でした!
最後をきっちり締めた山口騎手。
「勝ったけど・・・淋しいなぁ〜。ここでもっと競馬してくれれば、もっと勝つのに・・・」
勝利を喜び愛馬を称えながらも、淋しさは隠せない様子でした。
また1つ、地方競馬場がなくなってしまいました・・・・もうなくなる競馬場の姿は見たくなかったけれど、やっぱり生で見て触れて、良かったと思います。今後はこういう日が来ないことを切に祈ります☆
さようなら、旭川競馬場。あなたのことは一生忘れません。
10月16日、旭川最後の開催が行なわれました。これが本当に最後の最後!もう来シーズンはないんです。1レースからたくさんのファンの方が詰め掛けて、旭川競馬場との別れを惜しみました。
私は初めての旭川が、ラストとなってしまったんですが・・・立地といい建物といい、昭和の雰囲気たっぷりで大好きになりました。これぞ地方競馬です。せっかくのナイター施設なのに・・・終わっちゃって本当に残念・・・廃止になる淋しさは、誰よりもわかっているつもりですから。。
この日はJRAのゴールデンルーキー三浦皇成騎手も遠征騎乗で花を添えました!
「中央コース・地方コースというよりは、邪魔しないように、自分の馬の能力を出せるように乗ることを心がけてます。
レースではカーっとなったりはしないけど、熱さは持って乗ってますよ。最後の日に、しかも最後のレースで地元の馬に乗せてもらえて光栄です!」
いつでもどこにいっても注目の的。この日もたくさんの方に声をかけられてました。
道営競馬紅一点の笹木美典騎手。長い長い怪我から復帰して、元気に騎乗していました。
「旭川が1番勝ってたから、1番好きだったんです・・・終わっちゃうなんて本当に淋しいですね。」
道営は他の地方競馬場と違って転戦式。旭川が廃止になっても他の競馬場があるけれど、二度と旭川でレースできないとなると・・・地元の方だけでなく、関係者もとても寂しがっていました。
同期の亀井洋司騎手。高知の新人王以来だから・・・・何年ぶりだ?!すっかり大人になっちゃって・・・
でもまだ独身ということです!68期独身組は、名古屋の横井騎手、笠松の湯前騎手と私を合わせて4人だけ。誰が1番に抜け出すかな〜(笑)。
こちらは北関東ゴールデンコンビ。山口竜一騎手&三井健一騎手。
2人とも移籍して大変な思いもしたことでしょうが、現在は大活躍ですよ。本当に嬉しいです♪
ちなみに三井騎手はM体質なため、山口騎手にイジメてもらいたくて北海道について来たとか(笑)。馬の上では真剣ですが、普段はかなり面白い人たちなんですよ。
今日は大井競馬場で、SJT最終決戦が行なわれました!!
まず第1戦は、地元・大井の的場文男騎手の豪快な差し切り勝ち☆
「勝ったのはすごく嬉しいよ!嬉しいんだけど・・・優勝の権利がないのが残念だよね・・・」
笠松では合計6ポイントで13位だった的場騎手。本当に残念そうでした。でもここで、笠松でダントツのトップだった菅原勲騎手が13着になり、獲得ポイントは1。3着(吉留騎手と同着)に入った岡部騎手が一躍トップに立ちました!
この時点では、
1位岡部誠 42ポイント
2位菅原勲 41ポイント
3位御神本訓史 39ポイント
4位楢崎功祐 34ポイント
5位坂井英光 27ポイント
と、上位の誰もが一発逆転できる位置にいました。最終戦は見ている方も本当に熱かったです!!
第2戦、勝ったのは川崎の今野忠成騎手!2着に菅原勲騎手が入り、この時点で総合優勝が決定したのでした。
菅原騎手のコメント。
「第1戦は13着だったので複雑な気分でした・・流れが悪いなって思って。でも2戦目は人気馬だったし、ミスのないように騎乗しました。内にささり気味で窮屈なレースになってしまったけど、1コーナーではもういいところ来れるなって確信がありましたね。
ただ2着だったから、優勝かどうかゴールの時点でわからなくて、岡部くんはどこかなって探しました(笑)。
2002年にWSJSに出場した時には、人気の馬に乗せてもらって勝てなくて、悔しい経験をしました。世界の名ジョッキーたちにも負けないように、頑張ってきます!」
岡部騎手のコメント。
「第2戦目の1コーナーで、菅原騎手が内にささっているような格好をしていたので、ヨッシャー!と思ったんだけど・・・最後は菅原さんが遠かったね・・。」
昨年は総合3位、今年2位ですから、いよいよ来年は優勝かな(o^∀^o)
昨年はSJTで総合優勝して初の中央騎乗を果たした赤岡騎手。
「今年は何も話題がないね・・・また来年頑張ります!」と笑顔で帰って行きました。中央で結果を出しても、高知には認定馬のシステムがないため、中央に遠征することはできません。唯一のチャンスがここを優勝してWSJSに出場することなんですけど・・・・今年は残念でした。
初めて大井で騎乗した、福山の楢崎功祐騎手。
「初めてだったけど、乗りやすかったですね。とにかく直線が長く感じました。福山の倍くらいかな。道中はいい感じだな、と思ってたけど、直線入ってゴールが遠かった(笑)。いい経験でしたね。また来たいです!」
他のポイント制で争うレースとはまた違って、WSJS出場権が掛っているということで、普段のレースとはまた違った表情を見せてくれました。SJTが始まったことで、普段中央に行けない競馬場のジョッキーたちにも出場のチャンスができた・・・これは大きいことですよ〜。
阪神で行なわれるWSJS、菅原騎手の活躍を期待したいですね!そしてまた、来年こそ俺が!と他のジョッキーたちも燃えることでしょう♪