レース上がりの宮下瞳騎手。
「最近はすごく調子が良くて、充実しているの。いい馬に乗せてもらって、ホントに強い馬たちで信頼して乗れる。LJS優勝したことも自信になっているしね。あと、旦那様が支えてくれるの。」
う、うらやましぃ〜・・夫婦円満の秘訣はなんですか???
「言いたいこと言うことかな。小山さんはあんまり怒らないけど、レースとかで本当に危ない時はすごく怒る。きちんと言ってくれるところがいい。」
ケンカはしないんですか?
「ほとんどないねぇ。同じ仕事しているから、悔しくてイライラしてるとかわかるからね。そういう時はソッとしておいてくれる。辛いところもわかるし。良きライバルでもあり、ホント支えられてますっ♪」
もうかなり長いですよね。
「10年過ぎたかも。あきるくらい一緒にいるね(笑)」
そもそも馴れ初めは??
「デビューした頃、私車の免許持ってなかったから、けっこうタクシーを使ってたの。そしたら、タクシー代もったいないからって小山さんが乗せてくれるようになって、みんなでご飯食べに行ったりしているうちにね。」
そぉだったんですね!いいなぁ〜私高校で免許取っちゃったしな〜・・・・なんてね(笑)。
仕事もプライベートも充実している宮下瞳騎手。本当にキラキラ輝いているオーラが出てます☆
「もっともっと上を目指して頑張るよ!」
ということでした。瞳さん、お疲れさまでした♪
やって来ました!名古屋競馬場。昨日の船橋とは打って変わって、半袖じゃないと暑いくらいです。
まずは楽しみにしていた食事から♪
大島屋のラーメン。ホントは味噌カツを食べるつもりだったけど、新幹線でがっついて駅弁を食べちゃったので・・・。しょうゆラーメンのはずだけど、どっちかってゆうと塩に近い?
満腹になったところで取材スタート☆
今日の馬場はこんな感じ。少し湿っているけど、パサパサに近い状態らしいです。時計がかかる馬場ですよ。
浦和の高橋哲也騎手が結婚したよと言うと、
「マジでぇ・・・。あとは俺と湯前とお前だけじゃん。」とかなりショックを受けてました。
私はいいのさぁ〜。
宮下瞳騎手が、
「千尋ちゃん、いい人いたら紹介してあげて!」と言いながら通り過ぎていきました。頑張れ横井!!
まぁ人のこと言えないけどね。。。
5月5日は『群馬記念』の日。私の中ではいつまでもそう。
そして今日は船橋で『かしわ記念』が行なわれました!!地方勢もたくさん遠征して来ましたよ。
こちらは高知の【ケイエスゴーウェイ】
先行して6着に粘りました!騎乗したのは浦和の水野貴史騎手。
「くせもなく乗りやすい馬だね。他に行くメンバーもいないし、行く気で乗った。道中はそんなに速くなかったしね。この馬自身はバテてないんだけど・・・やっぱりこのメンバーだと最後は付いていけない。でもすごく頑張ってると思うよ。少しメンバーが手薄なら、交流重賞でも面白いね。」
ということでした!
勝ったのは的場文男騎手が騎乗した【ボンネビルレコード】
快心の騎乗に、嬉しそうに戻って来た的場騎手。すぐに厩務員さんに握手を求めています。
「最後はキレたなぁ〜。マイルでも不安はなかったよ。ただ今日はメンバーを見て行く馬がいないから、ペースが遅くなったらイヤだな・・とは思ってた。そこのところを考えて乗ったよ。大きいところ2つも勝って、立派な馬だね。」
口取り撮影で自分の勝負服を着ているのはご愛嬌☆
2着【ブルーコンコルド】の幸騎手。
「この馬自身3〜4コーナーで少しズブいところがあるので、ワイルドワンダーは4コーナーで先に仕掛けてきた。ちょっと狭くなったけど、ちゃんと伸びていたんだ。直線ではワイルドワンダーとの一騎打ちだと思ったら・・途中まで見えなかったし、足元をすくわれた形になっちゃったかな。勝った馬の展開がハマったね。」
こちらは名古屋の松本調教師。本日は【タイキサファリ】と【シンボリプレオ】の2頭を出走させました。
ミックスジュースを美味しそうに飲んでる図。明日の朝調教に騎乗するため、急いで名古屋にお帰りになりました。明日は私も名古屋だぁ〜い♪
今日は船橋で『マリーンC』が行なわれました!全国各地からメンバーが集まりましたよ。
こちら佐賀の真島先生。
管理する【スターオブジェンヌ】は果敢に先行し、結果6着。牝馬一線級の中で、見せ場十分のレースでした♪
名古屋の宮下瞳騎手は、【イブキオトヒメ】の手綱をとりました。
道中で馬体に故障を発生し、競走中止。幸い、宮下騎手に怪我はなく、直後の最終レースにも元気に騎乗していました。
「船橋は乗りやすいね。(イブキオトヒメは)かわいそうなことしたな・・」と言ってました。初コンビで挑んだ交流重賞でしたが・・本当に残念です。
最終レースの『房の国オープン』に【タイキサファリ】と【タイキコジャック】の2頭を出走させた、名古屋の松本先生。
「全国に遠征するのはすごく楽しいね。」とっても活き活きしてます。【タイキコジャック】が僅差の3着に入ると、
「惜しい〜・・」と悔しそう。それでも、このメンバーでも十分勝負できることが証明されました!これからに期待しましょう♪
『マリーンC』を制したのは、武豊騎手騎乗【メイショウバトラー】。強かったですねぇ。ホント、かなり強かったです。武騎手も、
「嬉しいですね。今日は折り合いも上手くいったし、4コーナーでの手ごたえがすごく良かった。直線もしっかりしていたし。8歳だけど、まだまだ若いし元気。どの競馬場でも走ってくれる馬です。」
あれだけの完勝、さぞや気持ちいいだろうなぁ〜
管理する高橋成先生は、
「チャンスかな、とは思ってたけど、完勝でした。8歳馬だけど、元気だし前向きな馬なんで、もう1年頑張ってくれると思いますよ。地方場所は得意だし、まだまだ交流重賞で頑張ってくれるでしょう。まだこの馬は大井で勝ったことがないので、それが目標。今後は昨年と同じパターンでのローテーションを考えてます。次走は名古屋の『かきつばた記念』を目指します。」
ということでした。
今日の口取り写真撮影も、元気元気なバトラー様。写真撮るタイミング逃しました。。まだまだ女王・バトラーの座は、揺ぎないですね!!
ばんえい競馬で、今最も旬な男・・・それは、阿部武臣騎手。
阿部騎手にインタビューしている私を見て、何人もの人たちが、
「イケメンだから?」という質問を・・・
何を言ってるんですかぁ―!純粋に今一番勢いのある騎手だからインタビューしてるんです!全くもう・・私だって真面目に仕事する時もあるんですよ(´Д`)
そんな風に言われてしまうほど、阿部騎手はイケメン・・というか二枚目ですね。こんな素敵なジョッキーが旬な男なんて・・ばんえい、やっぱりすごいわ♪
阿部騎手は、昨年引退した坂本東一騎手の乗り馬をかなりの頭数引継ぎました。
「6〜7年はぜんっぜん乗れなかったね。1開催4頭くらいで。ぶっちゃけやめようと思ったくらい悩んだこともあったよ。」
と今までの苦労を振り返る。それでもやめなかったのは・・
「坂本さんが育ててくれたんだ。坂本さんが乗って負けたら馬主も納得するけど、俺が乗って負けたらやっぱり騎手が・・ってなるでしょ。そういう時もかばってくれたし、乗せてくれる馬主さんのためにも上手くならなきゃって思ったね。」
その苦労が、今やっと花開きました☆
「この2ヶ月は夢のようだね。俺はまだまだだし、勝っても納得できないレースもあるけど、それでもこうやって乗れるのは騎手として幸せだよ。」
明るい口調で語ってくれましたが、レースに乗れない騎手の苦悩、痛いほどわかります。だからこそ、成績が格段に上がった今も奢る事なく、着実に上を目指している。
「今のような状況を1年通してやってみたいね。年間100勝なんて・・昔は夢の話だったけど、今なら現実の目標として、掲げられるかな。」
ばんえい競馬で大旋風を巻き起こしている阿部騎手。4月からの来シーズンも、この勢いは止まることはないでしょう!地道に努力している人が報われる姿というのは・・なによりも美しいと私は思います♪