昨日の大井『マイルグランプリ』は3歳馬クリスタルシルバーが華麗なる差し切り勝ち!
ヒガシウィルウィンを差し切っての勝利ですし、リッカルドもいたわけだし、いくら斤量が55キロだったとはいえ、相当強いですね。
3歳勢の活躍はダートグレードでも如実に出ていて、南部杯ではゴールドドリームを抑えてルヴァンスレーヴが勝利、シリウスSはオメガパフュームが勝利、白山大賞典はグリムがレコード勝ち...
このまま一気の世代交代が進むのでしょうか??
今後の動向に要注目です!
さて本日は門別競馬場で『北海道2歳優駿』が行われます。
JRA勢は未勝利を勝ったばかりのメンバーが多く、中心は北海道勢と考えていますが、ここも勝ったり負けたりで軸が難しいところ。
*1日(木)門別 第11R『北海道2歳優駿』 1800m 20:00発走*
まず注目したのはサンライズC上位組。
勝ったマイコートは重賞初挑戦で7番人気という低評価でしたが、早めに先頭に立つ積極的な競馬を展開。
直線に入った時にはウィンターフェルに簡単に抜かれそうな手ごたえに見えましたが、そこから粘って粘ってハナ差で勝利。
未勝利を勝ってからはなかなか結果が付いて来ませんでしたが、重賞でいきなり見せてくれましたね!
鞍上は引き続き永島太郎騎手。
兵庫のベテランですが、今は門別で新たな環境に挑戦中。
ここはダートグレード制覇の大きなチャンスですから、前走のような積極的な競馬を期待しています。
対抗はハナ差2着だったウィンターフェル。
負けたとはいえ3着を7馬身離してのものだったし、門別ではすべて連対と安定感もあります。
欲を言えば、、前走の勝負所の手ごたえを考えると、もうちょっとすんなり伸びても良かったかな~と感じる面はあるものの、
レース運びも上手だし、ここもバツグンの安定感を発揮してくれるのではないでしょうか。
JRA勢の比較がよくわからないのですが、初ダートとなるミヤケはいきなり走れてもおかしくはないなと思っています。
(芝では)スピードのあるレースを見せてくれているし、スタートを決めて砂を被らないような展開になれば、初戦から力を出せるのでは。
ダートで一変したテイエムアカリオー、サンライズCからの巻き返しを期待してイッキトウセンまで。
◎5、マイコート
〇7、ウィンターフェル
▲9、ミヤケ
△8、テイエムアカリオー
△10、イッキトウセン
*16日(火)門別 第11R『エーデルワイス賞』 1200m 20:00発走*
本命にしたのは北海道所属のアークヴィグラス。
ここまで5戦3勝、現在重賞2連勝中です。
デビューしてしばらくは体が減り続けていましたが、ここ2戦はプラス体重で、レースぶりも一変。
最後の末脚がしっかり使えるようになりました。
フルールCは2番手から4コーナー先頭で押し切り、リリーCは直線内から渋太く伸びての勝利。
レースの幅が広がったし、どんな展開にも対応できる自在な脚も魅力。
JRA勢は強力ですが、ここに入っても見劣りません。
対抗はJRAからの遠征馬デンバーテソーロ。
芝で3着2着と来ていましたが、前走は初めてのダートで完勝しました。
カギは初めての門別コースと1ハロンの距離延長。
距離に関しては前走のラストの手ごたえを見ていると、まったく問題はなさそうです。
初の門別で深い馬場とナイターを克服しなければなりませんが、前走も初ダートをすんなりとクリアしていたので、上手にこなしてくれるのではないでしょうか。
3番手評価は新馬戦、オープンと2連勝中のキスミーローズ。
前走のオープンでは、二の足でハナに行くと、リズムよく運んでまったく危なげない走りで勝利しました。
ここは一気の相手強化になりますが、まだ底を見せていないし、先行できるスピードがあるので流れに乗って行ければ。
前走差し切りで初勝利を挙げたケイゴールド、すずらん賞で見せ場十分だったレコードチェイサーまで。
◎16、アークヴィグラス
〇15、デンバーテソーロ
▲12、キスミーローズ
△8、ケイゴールド
△6、レコードチェイサー
昨日の東京盃、キタサンミカヅキの最後の伸び脚は痺れました~!
4コーナー辺りでは手ごたえ劣勢で、マテラスカイの逃げ切りかと思いましたが、そこから本当に渋太く伸びてくれましたね。
ネロの内から伸びて来た時には、「がんばれ!がんばれ!」と声を出して応援してしまいました。
今年の超豪華メンバーで勝ち切るんですから、本当にすごい馬です。
そして、森泰斗騎手にとっては悲願のダートグレード初制覇!
地方ナンバー1ジョッキーが、また一つ大きな称号を手に入れましたね。
次はさらなる大舞台。
京都の1200mで、どんなレースを見せてくれるでしょうか♪
そして本日は、女性同士の戦いレディスプレリュード。
こちらもJBCレディスクラシックへと続く重要な一戦であり、グランダム・ジャパン古馬シーズンの最終戦でもあります。
*11日(木)大井 第11R『レディスプレリュード』 1800m 20:10発走*
本命にしたのはクイーンマンボ。
昨年のこのレースの時はまだ3歳でしたが、女王ホワイトフーガに8馬身という差をつけて圧勝!
どこまで強くなるんだ?!と驚いたものです。
そこから勝ち星こそないものの、常に上位争いをしているのは立派。
特に前々走の平安Sでは、牡馬相手に2着に健闘しました。
牝馬ダートグレード戦線でチャンピオンになって来た馬たちでも、なかなか牡馬相手だと崩れてしまうことが多かった中で、中央コースで牡馬相手に上位争いに絡んだことは、高く評価できること。
流れによって、好位からでも中団からでも競馬ができるし、ここは久しぶりの勝利を期待しています。
対抗はリエノテソーロにしました。
前走のスパーキングレディCは久々のダート戦でしたが、終わってみれば強かった!
今回ポイントになるのは初めての1800mでしょう。
本質はもう少し短い距離なのだと思いますが、前走もゴール前で余裕があったし、小回りならばこなしてくれるのではないかと思います。
何より、この馬には常識というものが当てはまらないと思っているので、距離も克服してまた強い姿を見せてくれるのではないでしょうか。
プリンシアコメータも牝馬ダートグレード戦線において安定して走れる馬です。
唯一崩れたTCK女王盃は雪で特殊な馬場だったので参考外。
ここも上位争い必至と考えます。
今回はモレイラ騎手が騎乗。
内枠に入った的場文男騎手ニシノラピートとの先行争いにも注目です。
クイーンマンボに勝っているアンジュデジール、そろそろ復活を期待したいワンミリオンス、得意のコースに戻るラインハートまで。
◎14、クイーンマンボ
〇11、リエノテソーロ
▲9、プリンシアコメータ
△6、アンジュデジール
△1、ワンミリオンス
△10、ラインハート
*10日(水)大井 第11R『東京盃』』 1200m 20:10発走*
今年の東京盃はGIと言っても過言ではないくらいの超豪華メンバーが集まりました!
その中でも本命にしたのはキタサンミカヅキです。
昨年のこのレースを勝った時は、まだこの馬に対しての評価がわからず無印にしてしまった自分が恥ずかしい...。
移籍初戦のアフター5スター賞と同じく、直線で一気にごぼう抜きした姿、今でも胸に焼き付いて離れません。
あれから1年。
さらに経験を積んで、もう一段階上の能力を身に着けたと思います。
どこが一番変わったかといえば、直線一気だけではなくなったこと。
浦和の小回りや、マイルの距離なども経験して、時には末脚が発揮できず負けたこともあったけれど、その経験が糧となって、前走のアフター5スター賞では中団からまったく危なげない走りで勝利。
末脚一辺倒だと、どうしても展開に左右されてしまう面がありますが、今のキタサンミカヅキならば自分で動いて行って流れを作れます。
それに。
集まった超豪華メンバー、先行馬が多し。
スタート直後からやり合ってくれれば、展開もこの馬に味方しそうです。
ぜひとも勝って、大一番に挑んで欲しいと思っています。
対抗は、前走のプロキオンSで驚異的なスピードを見せたマテラスカイ。
いや、もともと強いとは思っていましたけどね、まさかあそこまでとは...。
今回初めての地方コースになりますが、大井は地方の中では砂が深い方ではないし、そもそもスピードがあって前に行ける馬なので、小回りも大丈夫でしょう。
ちょっと気になるのはJRAの有力馬に先行脚質が多いこと。
スタートしてみないとわかりませんが、なかなかに速い展開になるのではないかと想像しています。
3番手は悩みましたが、兵庫のエイシンバランサーを推します!
佐賀のサマーチャンピオンでは、逃げるブルミラコロを捉えてダートグレード初制覇。
新子厩舎はこれでダートグレード3勝目で、本当にすごいですよね。
今回は初の大井、相手関係もさらに強くなりますが、前がやり合う展開になればこの馬のロングスパートが活きるのではないでしょうか。
東京スプリントを逃げ切っているグレイスフルリープ、北海道スプリントCを勝ったテーオーヘリオス、ダートグレード2勝しているサクセスエナジーまで。
◎4、キタサンミカヅキ
〇5、マテラスカイ
▲6、エイシンバランサー
△14、グレイスフルリープ
△3、テーオーヘリオス
△10、サクセスエナジー
*8日(月)盛岡 第11R『マイルチャンピオンシップ南部杯』 1600m 17:30発走*
今年も豪華メンバーが揃った南部杯。
現在のダート界ナンバー1と言っても過言ではない活躍を見せるゴールドドリームに、
ハイレベルな3歳勢の中でも抜けた存在のルヴァンスレーヴがどんなレースをするのか。
想像するだけでワクワクしますね♪
わたしの本命はゴールドドリーム。
昨年のこのレースではゲートのタイミングが合わずにジャンプするような形になってしまい、
最後の末脚もこの馬本来のキレが見られず5着。
スタートにちょっと不安のある馬で、小回りはどうしても苦手な印象がぬぐえませんでした。
しかし。
チャンピオンズCに登場した時には一気にパンプアップしてプラス14キロ。
太いわけではなく、これまで以上に筋肉がつき、惚れ惚れするような体になっていました。
そこからの快進撃は、本当に素晴らしい!の一言。
フェブラリーSこそノンコノユメに差されて2着でしたが、自分から動いて行って早め先頭で、負けて強しという内容。
かしわ記念では、これまで苦手だと思っていた地方小回りをあっさり克服し、帝王賞では若干長い2000mを克服。
まさにチャンピオンと呼ぶにふさわしい競馬が続いています。
帝王賞以来の競馬になりますが、休み明けは苦にしない馬。
スタートを五分に出られれば、ここでも強い競馬が見られるのでは。
対抗は3歳馬ルヴァンスレーヴ。
3歳勢の活躍は目を見張るものがあり、ここ最近でもグリムが白山大賞典をレコード勝ち、
オメガパフュームがシリウスSを差し切り勝ちと、一気の世代交代が進んでいます。
その強い3歳勢の中でもルヴァンスレーヴは特別な存在。
全日本2歳優駿の走りを見て驚きましたが、まだまだ粗削りなところもあり、完成したらどこまで強くなるのだろう、と感じました。
伏竜Sではちょっと届かず2着に負けたものの、ユニコーンSでは改めてその強さを見せてくれたし、
JDDに至っては、次元の違う走りで勝利。
2着オメガパフュームをまったく相手にしなかった能力は、一線級の古馬相手でもいきなり勝負できると思います。
根岸S、フェブラリーSと連勝し、見事復活を果たしたノンコノユメが3番手。
実力的には上記2頭に匹敵する馬だと思いますが、末脚勝負の馬なので、小回りでは抑え目の印に。
ただし、展開次第では差しも届くと思うので、前がやり合うような流れになってくれれば。
ここまで上げた馬はすべて追い込み、差しの脚質。
ということで、展開が向きそうなのがオールブラッシュ。
大外枠に入りましたが、最初のコーナーまでが長く、枠はそこまで大きく影響ないのでは。
かしわ記念でも2着に逃げ残っているし、逃げの魔術師田邊騎手とのコンビはかなり怖いです。
昨年あっと驚く2着に頑張ったノボバカラも、巻き返しのチャンスでしょう。
昨年同様、吉原騎手とのコンビで、先行争いにどう絡んで来るのか楽しみです。
◎7、ゴールドドリーム
〇12、ルヴァンスレーヴ
▲1、ノンコノユメ
△14、オールブラッシュ
△9、ノボバカラ