昨日行って来ました!弥富に移転した新名古屋競馬場。
お天気が良くて、まさに競馬日和でした♪
まずはアクセスについておさらいしておきましょう。
シャトルバスは名古屋駅から、サンアール名古屋(旧名古屋競馬場)から、近鉄蟹江駅から、の3つになっています。
その中でも名古屋駅のシャトルバスがとても人気でした。
たくさんのお客様がいっせいに帰って行く時があって、何事かと思ったら帰りの名古屋駅行きの発車時刻だったようです。
それぞれのシャトルバスはしょっちゅう出ているわけではないので、事前確認は必須です。
私は近鉄蟹江駅から往復してみました。
名古屋駅から初めて近鉄に乗ったのでドキドキ...。
行きは準急四日市行きにのり、名古屋駅の次が蟹江駅で10分ほどで着きました。
帰りは普通電車に乗ってしまい、7駅もありましたが...
それでも19分で着くんですから、名古屋駅からは近いですね。
近鉄蟹江駅から、行きはシャトルバスの時間と合わなかったのでタクシーに乗ると、3730円かかりました...。もう一度言いますが、シャトルバスの発車時刻確認は必須です!!
帰りは最終レース後に発車となる最終バスに乗車。
近鉄蟹江駅行きは空いていたので、ゆったりと座って帰ることが出来ました。
名古屋競馬場を出て(多分)最初の信号は、センサーが反応して替わる信号のようで、先頭車両の方がそれに気付かず、けっこう待つことになりました。
初めて自家用車で行かれる方はお気をつけください。
それでは新名古屋競馬場の施設をご紹介していきます。
とてもキレイでコンパクトにまとまっていて、動きやすかったです。
正門を入ると左側がパドック。
右側のスペースにはキッチンカーが並んでいて、少し奥にはヤギさんのチップとポテト。
近づくとすぐに寄って来てくれました。
パドックは2階のテラスからも見ることが出来ます。
パドックから馬場に出る馬道はスタンド側がガラス張りになっていて、馬の様子や騎手の表情まで見ることが出来ました。
2階は有料席と、唯一のレストラン。
名古屋っぽいものを食べたいなと思い、みそカツ定食を注文しました。
カツが分厚いのに柔らかくて、甘いみそだれとのハーモニーは最高です♪
ご飯は普通に大盛りが出て来たので、かなりのボリュームでした。
レースはといえば、昨日は1レースから12レースまですべて逃げ切り勝ちという超極端な馬場状態。
コースについて関係者の方々に伺いましたので、次のリポートでお届けします。
*10日(日)佐賀 第5R『ル・プランタン賞』 1800m 18:05発走*
グランダム・ジャパン3歳シーズンの第3戦、ル・プランタン賞。
現在のポイント順位は若草賞を勝ったアンティキティラが1位、浦和の桜花賞を勝ったスピーディキックが2位ですから、このレースを制した馬も一気にポイント上位争いに参戦することになりますね。
本命にしたのは兵庫からの遠征馬ニフティスマイル。
まだキャリア4戦ですが、2走前の兵庫クイーンセレクションでは、直線いったん先頭に立つ場面もあっての僅差2着。
差し返されたとはいえ、重賞でも通用することを示しました。
前走は早めに下がってしまって4着と、ちょっと物足りない内容ではありましたが、スタートしてすぐに躓いたり、道中はがっつり間に挟まれての追走だったりと、楽な流れではなかったように感じます。
初めての佐賀への輸送になりますが、兵庫勢は佐賀遠征でかなり結果を出しているイメージ。
ここは初重賞制覇のチャンスだと思います。
対抗は地元のザビッグレディー。
距離が延びて結果を出して来た馬ですから、前走は1400m戦ということで軽視してしまいました。
しかし、大外からよく伸びて差のない2着。
本当に力をつけましたね。
今回は1800mに距離が延びますから、武器であるロングスパートがさく裂するのでは。
3番手評価にしたのは川崎からの遠征馬ケウ。
まだキャリア3戦ですが、前走の勝ち方は圧巻で、後方から一気にマクって6馬身突き抜けました。
今回は初の長距離遠征で初の重賞、初距離と初ものづくしですが、鞍上は佐賀で大ブレイクを果たした岡村健司騎手ですから、上手くエスコートしてくれるのではないかと期待しています。
馬場がしぶればブルーデイジーの逃げ残りまで。
◎9、ニフティスマイル
〇5、ザビッグレディー
▲7、ケウ
△3、ブルーデイジー
*8日(金)名古屋 第11R『東海桜花賞』 1500m 16:45発走*
いよいよ新名古屋競馬場が開幕します!
コースが若干大きくなり、3,4コーナーはスパイラルカーブとなっていますから、マクりや追い込みがこれまでよりも利くようになるのではないか、と想像しています。
最初に行われる重賞・東海桜花賞は、全国各地から強豪が揃いました。
その中で本命にしたのはダノングッド。
前走の黒船賞では、タフな馬場を内々から伸びて3着に好走。
10歳馬とは思えない充実期というか、多田羅騎手とコンビを組んでからさらに成長しているように感じます。
最近は地元でも結果を出していますが、以前は遠征の方がより好走していたイメージ。
コースは問わない馬ですから、初めての新名古屋競馬場もまったく問題ないでしょう。
対抗は北海道のイダペガサス。
ここしばらく勝ち切ってはいないのですが、強豪相手にどのコースでも崩れないところが魅力です。
前走の黒潮スプリンターズカップでも中団から伸びて来ての2着。
お陰様で馬券を獲らせていただきました!
今回は大外にトミケンシャイリがいて、距離も1500mですからけっこう速いペースで流れるのではないかと考えます。
展開的にも向きそうですし、ここも大崩れなく走ってくれるのでは。
3番手評価にしたのはインペリシャブル。
前走の兵庫ウインターカップでは久しぶりの激走で久しぶりの重賞制覇でしたが、スムーズに走れればこのくらいはやれる馬。
終わってから言えることですが、この馬を10番人気に侮ってはいけなかった...と反省しています。
いつ好走するかは掴みづらいですが、力のある馬なので今回も外せません。
4歳になってもう一段階強くなったトミケンシャイリは、大外枠からのスタートなので、控え目の印にしました。
前走8馬身差の圧勝劇だったエイシンビッグボスまで。
◎6、ダノングッド
〇2、イダペガサス
▲9、インペリシャブル
△12、トミケンシャイリ
△5、エイシンビッグボス
【川崎】
小林 捺花(こばやし なつか)
田島寿一厩舎所属
神奈川県出身
目標:山崎誠士騎手
騎手を目指したきっかけ:小さい頃に姉が乗馬をしていて、たまに自分も外乗をしていました。祖父母の家の近くに川崎競馬場があり、見に行った時にここで人馬一体となって疾走したいと思い、騎手を目指しました。
「勝負服は地方競馬で馬主服を除き、誰も使用していない茶色を選びました。赤と緑は生まれ月のクリスマスカラーです。ゲートの出方はいろいろ研究したので、そこが武器に出来るような騎乗をしたいです。1年目は50勝、ゆくゆくは1000勝出来るような騎手になりたいです」
新原 周馬(にいはら しゅうま)
林隆之厩舎所属
奈良県出身
目標:町田直希騎手
騎手を目指したきっかけ:小学校6年生の時に大井競馬場に行き、そこで見た騎手に憧れました。
「奈良の乗馬クラブに通っていて、その知り合いから林先生を紹介していただきました。競馬場実習では、競馬開催にはいろいろな人が携わっていて、支えていただいているからこそ競走が成り立っていることを学びました。1000勝が目標です」
野畑 凌(のばた りょう)
佐藤博紀厩舎所属
愛知県出身
目標:川田将雅騎手
騎手を目指したきっかけ:地元の名古屋競馬場に連れて行ってもらってレースを見た時、あまりの迫力に驚きました。
「騎手になりたいと思ってからは、中京競馬場のスポーツ少年団に入っていました。父の知人の紹介で、川崎の佐藤先生を紹介していただきました。南関東を代表する騎手になりたいです」
【佐賀】
中山 蓮王(なかやま れお)
平山宏秀厩舎所属
福岡県出身
目標:武豊騎手
騎手を目指したきっかけ:小学校4年生から馬に乗っていて、中学生の時に進路を考えた時、馬の仕事をしたいと考え、小倉競馬場で生のレースを見て感動したからです。
「好きな競走馬はブラストワンピースで、有馬記念を見て感動しました。競馬場実習では、技術と人との接し方を学びました。佐賀の先輩、飛田愛斗騎手が活躍しているので、新人記録を塗り替えることを目標に頑張ります」
山田 義貴(やまだ よしき)
山田徹厩舎所属
佐賀県出身
目標:オイシン・マーフィー騎手
騎手を目指したきっかけ:父が調教師で、小さい頃から騎手を近くで見ていて憧れていたからです。
「小学校6年の時からいろいろなところで乗馬をしていました。競馬場実習では、自分が乗り切れない馬を騎手の皆さんが簡単に乗っていて驚きました。飛田愛斗騎手の持つ、地方競馬最速100勝と、新人騎手の勝利記録を更新したいです」
この中で最初にデビューを迎えるのは本日2日の佐賀開催で騎乗する、中山騎手&山田騎手。
最初に初勝利を挙げるのはどの騎手でしょうか。
そして、目標にも挙がった飛田愛斗騎手のような活躍を期待しています。
4月1日付けで騎手免許を取得した、地方競馬教養センター騎手課程第103期生をご紹介します。
2年前の2020年4月3日、当初は12名が入所しましたが、途中3名が退所、1名が休学となり、一つ上の102期から2名が編入して、今回騎手免許試験に合格したのは10名です。
地方競馬恒例、北にある所属競馬場順に5名ずつ見て行きましょう。
【浦和】
及川 烈(おいかわ れつ)
長谷川忍厩舎所属
出身地:埼玉県川口市
目標:見澤譲治 元騎手
騎手を目指したきっかけ:こんなにもカッコ良く美しく感動的で面白いスポーツはないと競馬に惹かれ、そんな場で自分の体型を活かした仕事がしたかったから。
「初めて競馬を見たのは浦和競馬場です。馬が走っている姿を見て、とても美しいなと思いました。勝負服をオレンジ一色にした理由は、オレンジには向上心や親切心、社交的という意味があり、そんな騎手になりたいという気持ちと、親しみやすいカラーにしたかったからです。グローバルに活躍出来る騎手になりたいです」
室 陽一朗(むろ ひいろう)
宇野木博徳厩舎所属
出身地:広島県
目標:宇野木数徳 元騎手
騎手を目指したきっかけ:小学6年生の時に阪神競馬場でキタサンブラックが勝った大阪杯を見て、その時に見たジョッキーがカッコいいと思ったから。
「浦和は新人が活躍出来る場だと思って希望しました。陽一朗(ひいろう)という名前は、どの業界でもヒーローになって欲しいという願いを込めて両親が付けてくれました。浦和のヒーローになれるように、そして新人騎手の南関東最多勝利を塗り替えられるよう頑張ります」
【大井】
後藤 蒼二朗(ごとう そうじろう)
澤佳宏厩舎所属
出身地:京都府
目標:ライアン・ムーア騎手
騎手を目指したきっかけ:小さい頃に祖父に京都競馬場に連れて行ってもらい、とてもカッコいいと思ったから。
「小学校5年生から乗馬をしていて、2017年のジョッキーベイビーズでは2位になることが出来ました。広い舞台で活躍したいと思い、大井を希望しました。競馬界を代表するような騎手になりたいです」
鷹見 陸(たかみ りく)
鷹見浩厩舎所属
東京都出身
目標:父(鷹見浩 元騎手)
騎手を目指したきっかけ:小さい頃から馬に触れていたということと、兄と一緒に乗馬を始めて馬に乗ることが楽しいと思ったから。
「教養センターに入る前に厩務員として父の厩舎で働いていました。厩舎実習では厩務員さんたちが温かく迎えてくださり、騎乗技術はもちろん、人間関係についても学びました。記録を塗り替えるような騎手になりたいです」
谷内 寛太(たにうち かんた)
嶋田幸晴厩舎所属
東京都出身
目標:戸崎圭太騎手
騎手を目指したきっかけ:父が競馬ファンで、毎週テレビで競馬を見ていてカッコいいと思ったから。
「小学校1年から中学校3年まで体操をしていました。中学校1年からは乗馬を始めて、好きな競走馬はダノンプレミアムです。初めて行った競馬場は東京競馬場です。地方競馬の中で僕は大井が一番大きい競馬場だと思うので、そこで乗りたいと思って希望しました。気持ちで負けないような騎手になりたいです」