昨日笠松競馬場で行われた、地方全国交流戦『オグリキャップ記念』。
金沢から遠征した【ジャングルスマイル】が逃げ切り勝ちでした☆
写真は今お願いしているので、送っていただいたら追加掲載しますね。
【ジャングルスマイル】にとっては、遠征での初重賞V。
気性的な面から、遠征で結果を出すのがなかなか難しかったわけですが、今回はあまり強い追い切りはかけず、少し大きめのキャンターで仕上げたことが良かったようです。
金田一昌調教師
「いつもは追い切りをかけてきっちりと仕上げて行くんですが、そうすると馬も競馬だってわかるからカリカリしてしまって、それで結果が出なかったんです。
今回はそういう面を考えて強い負荷をかけなかったので、馬運車に乗っても競馬だということを感じなかったみたいですね。
大人しかったし、ずっと落ち着いていました。
笠松までの輸送時間が短かったこともプラスでしたね。
今まではなかなか遠征で結果が出せなかったけど、この馬に合う調整方法を見つけられたので、これからも色々と挑戦したいです。
まずは少し休ませて、6月の『百万石賞』3連覇を目指します。
僕自身も地元以外の競馬場で重賞を勝ったのは初めてだったので、すごく嬉しいですね。
地元とはまた違って、アウェーで勝つのはさらに大変なことだし、輸送が苦手だった馬で結果を出せたことも大きいです。
金沢に帰ってきたら、周りから「おめでとう」って声かけてもらって。
なんか気恥ずかしいですね。
これからさらに頑張って行きますので、金沢競馬をよろしくお願いします!」
中央の未勝利から移籍して来て、金沢で結果を出し続けて来た【ジャングルスマイル】。
その能力は全国区だと思っていましたが、輸送という課題を克服した今、さらなる飛躍を期待したいです。
ゴールデンウィークは怒涛の重賞ラッシュです☆
明日は笠松で『オグリキャップ記念』!!
*27日笠松 10R『オグリキャップ記念』2500m 15:50発走*
地方全国交流戦ということで、船橋・金沢・高知から5頭の遠征馬がやってきて、迎え撃つ東海勢5頭と併せて10頭で戦います。
その中で注目しているのは、金沢の【ジャングルスマイル】。
この馬は気性的に難しい面があって、調教も常に併せ馬で行っています。
今回は使って間もないので、特に速い時計は出していませんが、きっちり攻め馬しているので状態面は問題ないでしょう。
唯一といってもいい課題は輸送。
やはり気性的な部分が大きいのか、地元以外ではなかなか結果が出せずにいます。
今回は少し視点を変えて、輸送だからと力むのではなく、地元の競馬と同じような雰囲気のまま競馬に向かうそう。
能力を発揮してくれたら、全国でも十分通用するだけに、なんとか殻を破って欲しいです。
対抗は、高知の刺客【タンゴノセック】。
前走の『二十四万国賞』は白熱したレースを見せてくれましたね。
道中は馬群の中、3,4コーナーは外から追い上げましたが、展開的には逃げる【チュニジアンブルー】がハマった感じでした。
直線を向いた時には【チュニジアンブルー】の逃げ切りか...と思われましたが、ゴール前【タンゴノセック】がアタマ差きっちり交わして勝利。
道中の負荷や展開を考えると、着差以上に強かったと思います。
笠松は初めてですが、すでに色々な競馬場で走っていて経験豊富。
厩舎も鞍上も遠征慣れしていますから、2008年【スペシャリスト】以来の高知勢の勝利を期待しています。
船橋からの遠征馬【タートルベイ】は、ここまで戦って来た相手が違います。
前走の『ダイオライト記念』では、【フリオーソ】から3馬身差の6着に頑張っていたし、対戦比較で言っても【ジャングルスマイル】に負けたことがありません。
特に今年に入ってからは強敵相手に好走を続けているし、注目の一頭でしょう。
◎6、ジャングルスマイル
〇7、タンゴノセック
▲9、タートルベイ
△2、リワードレブロン
☆1、エイシンフレンチ
いよいよ今週の水曜日から、ホッカイドウ競馬が開幕します!
初日は3歳重賞『北斗盃』。
6月のダービーウイーク『北海優駿』の前哨戦でもあるこのレース、シーズン初戦ということもあり、各馬の状態を見極めるのが難しい一戦です。
*25日門別 第11R『北斗盃』1200m 20:35発走 14頭立て*
南関東で走っていた【エクランナクレ】と【ビービールヴァン】以外は、どの馬たちも今年初戦で4か月以上の休み明け。
久しぶりの実戦ですから、当日の馬体重やパドックの様子に注意したいと思います。
注目しているのは牝馬の【ロクイチスマイル】。
1勝馬ですが、交流重賞でも掲示板に乗る堅実な活躍を見せてくれています。
門別1200mは、『エーデルワイス賞』で大接戦の3着に追い込んだ舞台。
年末の『東京2歳優駿牝馬』はもう少し走れると思っていたけど...
今回のメンバーに入ったら、格上の存在でしょう。
新馬戦から勝利しているように、仕上がりも早そう。
久しぶりのレースで、どんな走りを見せてくれるでしょうか。
対抗は【ゲンキ】。
ここまで6戦して、崩れたのはJRA遠征と交流重賞『北海道2歳優駿』のみ。
地元馬同士では、安定したレースをしています。
デビューから少しずつ体が減って来ているので、出来ればプラス体重で出て来て欲しいですね。
どんな風に成長したのか...パドックの様子が楽しみです。
9月以来のレースとなる【ハイタッチ】、使っている強みを生かして【ビービールヴァン】、デビューから掲示板を外していない【キョウノカガヤキ】まで。
◎5、ロクイチスマイル
〇11、ゲンキ
▲4、ハイタッチ
△10、ビービールヴァン
☆9、キョウノカガヤキ
一昨年の覇者【クラキンコ】は、連勝で『北海優駿』を制しているように、ダービーウイークに直結するレースです。
久しぶりの馬たちが多いので、結果だけでなく各馬の成長ぶりにも注目しています。
そして、6レースでは日本一早い新馬戦も行われます!
もう新馬戦の季節なんですねぇ~。
北海道は2歳馬のレベルがかなり高いですから、こちらも注目です☆
4月20日(金)に、帯広競馬場で2歳馬たちの能力試験が行われました。
そして、ばんえい競馬史上初の白毛馬【ハクバビューティー】も見事合格し、晴れて競走馬の仲間入りを果たしました!!
やはり、真白ですね!
私自身、白毛馬には乗ったことがなく、実際に会ったのは【ユキチャン】のみ。
本当に真っ白で感動したことをよく覚えています。
しかも、汗をかくとうっすらとピンク色に変化して、さらに幻想的な雰囲気になるんですよ。
現在は【ユキチャン】の妹の【マシュマロ】が、すでに2勝を挙げる活躍を見せてくれていますね☆
日本では、サラブレッドや軽種に属する馬たちの毛色は、栗毛・栃栗毛・鹿毛・黒鹿毛・青鹿毛・青毛・芦毛・白毛の8種類。
その中でも白毛は突然変異に近い存在で、本当に稀。
【シラユキヒメ】のように、子供たちに遺伝していくのはさらに珍しいと聞きます。
ばんえいは重種で、サラブレッドのように同じ品種を掛け合わせるというよりも、ペルシュロンやブルトンなどを掛け合わせて半血となり、現在は半血同士を掛け合わせることが多いようです。
その毛色は軽種よりも増えて、粕毛やぶち毛などさらにバリエーションが多くなります。
それでもこれまで白毛のばん馬が誕生してないわけですから、どれだけ稀で貴重な存在かわかりますよね。
【ハクバビューティー】の両親である、【キタノコウテイ】と【第二富士姫】は鹿毛ということですから、突然変異での白毛誕生☆
早く実際に会ってみたいです♪
能力試験ですが、7頭中5着でゴールイン。
西謙一騎手に曳かれ、道中はカメラ目線を送る余裕もアリ...
勝負所の第2障害を無事クリアすると...
再びカメラ目線☆
天性のアイドル性を兼ね備え、大物に育ってくれる予感がします。
管理する西弘美調教師は、
「能力検査をまずは合格できてよかったです。馬体がまだ小さく、これからですね。
デビューは5月半ばくらいかな。
普段はやんちゃなところがあって、新馬の頃はみんなそうなんだけど、特にこの馬はちゃかつくところがあるね。
キタノコウテイの仔は、血統的に元気がよすぎてうるさいので、これから調教してならしていきたい。
たくさんの方に応援されてますし、いい馬に成長させていきたいね」
昨シーズンで、【フクイズミ】【ニシキダイジン】【トモエパワー】といったスターホースが引退してしまいましたから、【ハクバビューティー】にはぜひ頑張って欲しいです。
...でも、デビュー前からあんまり期待しちゃうと可哀想なので、まずは無事にデビューしてくれる日を待ちたいと思います。
頑張れ!【ハクバビューティー】!!
今日は佐賀競馬場で、3歳牝馬の戦い『ル・プランタン賞』が行われます!
このレースは地方全国交流戦で、ここ3年の勝ち馬を見てもかなりレベルの高い名牝たちが名を連ねています。
2009年の勝ち馬【ギオンゴールド】は、その後『荒尾ダービー』『九州ダービー・栄城賞』と連勝を飾っているし、
2010年の勝ち馬【エレーヌ】は、各地の牝馬重賞を勝ち『東海ダービー』も制覇、初代3歳グランダム女王に輝き、
昨年の勝ち馬【マンボビーン】も連勝で『のじぎく賞』を制し、2年連続で3歳グランダム女王を輩出するレースとなりました。
今年はどんなヒロインが誕生するか、楽しみですね。
『ル・プランタン賞』はダービーウイークに直結する大事な一戦であり、グランダムジャパン3歳シーズンの3戦目に位置しています。
*4月13日佐賀 11R『ル・プランタン賞』1800m 16:40発走*
注目は、3歳グランダム1戦目の福山『若草賞』2着だった、兵庫の【メイレディ】。
前走2度目の遠征競馬となりましたが、馬体重も大きく減ることはなかったし、2着に負けたとはいえ勝ち馬とはクビ差。
すんなり先手を取り、道中は【クーヨシン】にガッチリとマークされながら進みましたが、最後まで渋太く粘っていました。
ここまで一度も掲示板を外していない堅実派。
唯一連を外した昨年末の笠松『プリンセス特別』は、初遠征であり、キツイ展開の中よく粘ったと思います。
前に行って自分でレースを作れるし、他に逃げ馬がいない今回は展開も向きそうです。
『若草賞』で4着だった福山の【クーヨシン】は、最後は止まってしまいました。
【メイレディ】を完全マークで勝ちに行く競馬をしてのもので、あのレースでさらに強くなってくれたら、と思います。
地元では敵なしの強さを誇るし、競馬もとても上手な馬。
これまで2度遠征経験があり、輸送もクリアしてくれそうです。
佐賀勢では、【レコパン】に注目しています。
門別から移籍して来て、佐賀では2戦2勝。
特に前走は強かった!
トップスタートから押えて馬の後ろに入れると、しっかりと折り合っていたし、勝負所の3,4コーナーも持ったままで先頭に並びかけ、直線は突き放すというレースぶり。
少し間隔は空きましたが、ホームのアドバンテージも大きいです。
◎7、メイレディ
〇6、レコパン
▲5、クーヨシン
△9、トリックトート
☆8、イッツマイプレジャ