LJS2008、いよいよ明日開催ですよ〜!枠順も決まったし、私自身も金沢に到着して、あとは明日を待つばかり・・・。今雨が降っていて、明日も降るらしいので、明日は馬券的にも荒れるかも?!
第9レース『加賀友禅賞』
まずは9レースの予想と行きましょう♪
私の本命は増沢由貴子騎手【ヴィーナスイモン】。金沢に移籍してから逃げて2連勝中です!レディース戦ではとにかくテンが速くなりますが、先行上手な増沢騎手、しかも馬自身がものすごいスピードなので、問題ないでしょう。ハナにこだわることもないということなので、外枠を利用して内を見ながら競馬することも出来るし。アラサー仲間としては、ぜひとも頑張ってほしいです!!
対抗は平山真希【ケイアイナイスデー】。状態は相変わらず好調をキープしていて、ここでも主役の1頭。2番手でうまく折り合えればアッサリもあると思ってます。
宮下瞳【エバーラスティング】は前走で状態が上向いて一変しました。外目の好位から運べれば・・ということですが、女王宮下騎手なら信頼できます。
◎10、増沢由貴子:ヴィーナスイモン
○3、平山真希:ケイエイナイスデー
▲4、宮下瞳:エバーラスティング
△6、西原玲奈:テンシノクリーン
△8、池本徳子:ツーリスト
そして10レース。
第10レース『イーバンク銀行賞』
本命は岩永千明【テレパシー】。前走は3着に負けはしたものの、ハイペースで逃げて僅差の3着。価値のるレースでした。昨年は本命馬で負けて相当悔しがっていた岩永騎手ですが、今年は100勝も達成してさらに一皮むけた印象です。
対抗は別府真衣【コルシカタイム】。もともとはもっと上のクラスで好走していた馬。前走でデキを取り戻した感じ。しかも2年連続総合2位の別府騎手。今年は優勝狙うのみ!!
◎4、岩永千明:テレパシー
○2、別府真衣:コルシカタイム
▲5、増沢由貴子:エクストラナンバー
△9、平山真希:アジアンティック
△1、皆川麻由美:フローラルシーズン
ということで、金沢シリーズ総合優勝は増沢由貴子騎手ではないかと予想してます!さぁ明日はどんなレースを見せてくれるんでしょうか???
いよいよ迫って来ました今年のLJS☆毎年この時期になると、レディースたちに会える喜びと、激しい戦いが見られる期待感でわくわくします♪
[LJS2007,水沢ラウンド]
昨年と違うのは開催競馬場だけでなく、メンバーも少し違います。まず、昨年は怪我で騎乗できなかった北海道の笹木美典騎手が出場!
[LJS2007,浦和ラウンド (真ん中は教官です)]
浦和でのレディース開催の時に応援に来ていたんですが、騎乗する仲間たちを眺めて、
「自分があそこにいられないことが本当に悔しい・・・」
と言っていました。今年の4月に長いブランクから復帰して、今シーズンオフには高知で騎乗するということです。昨年の悔しさをバネにして、ぜひぜひ頑張ってほしいですね。
そして唯一のママさんジョッキーだった牛房由美子騎手は残念ながら引退してしまいました。。
[LJS2007,荒尾ラウンド (旦那様と娘さんと一緒に)]
でも昨年のLJS荒尾ラウンドでは、家族が見守る中でのレディース初勝利を飾り、素敵なママぶりを見せつけてくれましたよね!!
ニュージーランドで武者修行中の山本茜騎手も今回は欠場です。
先日のジョッキーマスターズに出場していた〔ランス・オサリバン〕厩舎で、鍛錬の日々を送っています。
久し振りに電話で話したんですが、元気に頑張っているということですよ。どんな風に成長しているのか・・本当に楽しみですね♪
ということで今年のLJS出場騎手は10名。
北海道:笹木美典 水沢:皆川麻由美 浦和:平山真希 名古屋:宮下瞳 福山:池本徳子
高知:森井美香 高知:別府真衣 荒尾:岩永千明 JRA:増沢由貴子 JRA:西原玲奈
当日は私も色々なイベントに参加して、少しでも盛り上がるように頑張りますっ!トークショーや場内放送はもちろん、初めての競馬教室も開催しますので、現地に行く方はぜひ参加して下さ〜い♪一緒に地方競馬を研究しましょう〜
今日はLJS応援隊長として、1日新聞社などを回ってPR活動して来ました!
勝負服を着てステッキを持つと、あら不思議・・・気分は現役時代に戻り、レディースジョッキーたちのことを熱く語ってました。
今回行ったのは、
・晴海【ネットドリーマーズ】
・木場【デイリースポーツ】
・越中島【東京スポーツ】
・越中島【スポーツニッポン】
・築地【日刊スポーツ】
・天王洲【スポーツ報知】
・大手町【サンケイスポーツ】
の計7社。
普段は行かないようなオフィス街ばかり・・しかも勝負服で闊歩していたので道行く人々に「???」という目で見られもしましたが・・。
人生初のキャンギャル(?)活動楽しんで来ました♪
自分で話してて思ったんですが、今回もLJSは相当面白いと思いますよ。まず第1戦の金沢ね。初めて所属の女性ジョッキーがいない競馬場での開催なのですよ。だから全く有利不利もなく。金沢でどんなレースが見られるんだろう☆
高知と荒尾は逆にみんな何度も経験しているコース。ここは安心して積極的な攻めのレースができると思うんですよね。抽選による騎乗馬にもよりますけど、シリーズ化したので最後まで一発逆転が可能。モチベーションの高いまま、最終ラウンドまで戦うことになります。
私は今回も3場すべてに来場して、熱き戦いをレポートして来ます!!みなさんもぜひ競馬場へ・・・来れない方はオッズパークで楽しんで下さ〜い♪
『LJS日程』
11月18日:金沢競馬場
11月28日:高知競馬場
12月 3日:荒尾競馬場
11月5日、川崎競馬場で行なわれた2歳牝馬の重賞『ローレル賞』で、我が同期生である佐藤博紀騎手が、重賞初制覇を成し遂げました☆
10番人気【ヴィクトリーパール】ちゃんでの大金星でした!
[Ogawa,Shinsuke]
私としても、本当に嬉しい!!同期というのは男とか女とか関係なく、地方競馬教養センターの2年間、辛いことも苦しいことも一緒に経験して育って来た大切な仲間です。騎手時代は「絶対負けたくない!」って思ってたけど(笑)、今では心から応援してますっ!
デビュー10年目の重賞制覇・・私も胸が熱くなって、ふと10年前の出来事を思い出しました。
センターにいる時、卒業が近づくと同期同士で何回か模擬レースをするんです。模擬レース・・といっても騎手の卵たちですから、なんとか勝とうとみんな真剣です。でも博紀は一度も勝ったことがなく、本人も気にしているようでした。
最後の模擬レースは終了式当日。家族や所属調教師も見に来る晴れ舞台です。博紀が騎乗するのは【モリュウエイブル】という、身体の大きな女の子。当時のセンターの中で1番速い馬であり、乗り難しい馬で、しかも脚下に爆弾を抱えていました。騎手候補生というのは、騎乗するだけではなく、厩の掃除からエサ付け、手入れから健康管理まですべて自分でします。
この時、博紀は本当に真剣に【モリュウエイブル】と向き合っていました。毎日毎日、誰よりも遅くまで残って、脚を冷やしたりブラッシングしたり。
だから当日、【モリュウエイブル】と博紀が1着でゴールに入った時には、本当に嬉しかった!私がこんなことを言えるのは、博紀とは別のレースだったから・・一緒だったらやっぱり悔しかったと思います(笑)。
[前列右から2番目]
さて、思い出話はこの辺にして、重賞制覇の感想を聞いてみました!
「気楽な気持ちで乗ってたけど、馬がよく頑張ってくれた。ゴールした瞬間は、あぁ勝った〜って思ったね。それで向正面を流している時に左海誠二さんが、オメデトー!!って大きい声で言ってくれて・・馬の上で握手したんだよ。そしたらもう色んなこと思い出してボロ泣き。
デビューした頃に乗り馬とられて悔しい思いしたとか、怪我した時に自分の乗り馬が勝ったりとかね。
次の日の朝に、「あのくらいの重賞で泣いてんなよ(笑)」って冷かされたけど・・とにかく重賞勝ちたかったから。ちょうど2人目も生まれたし、正月がいっぺんに来た感じ!」
[Ogawa,Sinsuke]
「結婚してから一気に急上昇したんだよね。本当に嫁さんには感謝してる。乗馬つながりで知り合ったから、馬の話しもわかってくれるし、俺の仕事を理解して助けてくれるんだ。え?プロポーズ?覚えてないよ(照)。
重賞勝った日に調整ルームに面会に来た時、嫁さんも目腫らしてんの(笑)。2人してボロ泣きだったんだよね。アホ夫婦だ〜・・・」
仕事もプライベートもとっても順調な佐藤博紀騎手。今後はもっともっと大きなことをやってくれそうですね!!インタビューしている私まで幸せな気持ちになりました。本当におめでとうどざいます☆
11月9日、東京競馬場で行なわれた『第2回ジョッキーマスターズ』。我らが佐々木竹見さんが、2着に大健闘しました〜☆ご覧になった方も多いと思いますが、白熱したレースで盛り上がりましたね!
一夜明けて、竹見さんに当日の様子を伺って来ました。
第2位の商品であるステッキを持ってパチリ。まず第一声が、
「次乗る時は、3コーナーくらいからグイグイ追っていくような馬で練習しないとダメだな〜・・」
さすが竹見さん!終わったばかりだというのに、なんて前向きな発言なんでしょう。
「追い切りの練習を早い時期にやっちゃったから・・もっと直前にやればよかったよ。それに速い馬だったから、もっとズブイ馬で練習しないと。」
直線でバテてしまったことに納得いかないご様子。でも竹見さん、67歳ですよ?!
「そうだよ。67だもんな、オレ(笑)。こんな風に乗れて幸せだよね。」
しかも斤量は1番軽い52キロ。それも裸で45キロなので、鉛までつけたそうです。
当日使用した鞍。鞍にも鉛が入ってて重いんですが、その下の緑色のも鉛です。当日は汗取りをしていた元ジョッキーの方々もいらっしゃいましたが、竹見さんは本当に体型変わってないですよね。
優勝は、第1回に続いて河内洋調教師。
ご自分のレースをビデオで見ながら、
「こうやって見ると河内さんの馬いい馬だよね。スピードありそうだし。
オレの乗った馬は、岡部さんから行く馬だって聞いてたんだけど、3コーナー手前で手応えがあやしくなって、アレ?と思ったよ。でもまた直線で手応えが戻ってね。
最後は無我夢中。乗り役が疲れちゃった(笑)。府中の直線は長いよ・・
3着だった岡部さんも、こんなに自分の馬が走るならもっとちゃんと調教しとけばよかった。オレ勝ってたよって言ってた(笑)。全部調教してくれていたからね、岡部さんに感謝している。
あとパドックで乗った時、内田(博幸)くんが引いてくれたんだよ。ちょっとだったけど、引いてくれたんだ。」
現役騎手たちのサポートも、たくさんありましたね。嬉しいサプライズでした☆
「ゴールした時には、無事に終わったなって思ったね。とにかく楽しかった!」
私たちも、本当に楽しませていただきました!!竹見さん、ありがとうございました♪