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赤見千尋平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!

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女ですもの☆

 ブリッコするわけではないですが・・ワタクシ、昆虫が苦手であります。
下乗り(騎手学校に合格する前の、騎手を目指している人)の頃には、調教師の息子さんと一緒にカブトムシを獲りに行ったりしましたが、騎手デビューし、生まれて初めて「ゴキ」さんと対決してからは・・あの脚の動きといい、造りといい・・考えただけで寒い・・。以来、「ゴキ」さんだけでなく、昆虫全般アウトですね。
 昨日、私の部屋の玄関の前で、蝉が死んだふりをしていた。ひっくりかえって息絶えているのかと思いきや、玄関に近づこうとすると、悲鳴のような鳴き声を発しながら、バタバタと暴れまわる。そんなこんなで15分も部屋の前で立ち往生・・結局蝉さんは、死に場所を求め階段を落ちて行きました。
 はぁ〜・・夏は昆虫の季節ですからね・・と思っていたら、今日の名古屋で気になるレースを発見。
その名も、「オオクワガタ特別」と「ヒラタクワガタ特別」。いかにも、夏!って感じ。
 「オオクワガタ特別」の方は、すべての出走馬が前走で勝利している、ちょっと凄いメンバー構成。それぞれ戦ったクラスは微妙に違うけど、こういう番組も面白いですね。
 さてさて、暑さにやられ、ついに何年も伸ばしていたロングヘアをバッサリ切りたくなってしまいました。黒くした事もあり、ミゾオチのあたりまであるその長さは、さすがに重いよな、と。
 でも・・髪は「女の命」!毎日大切にトリートメントしてきたのに・・う〜ん、どうしよ・・真剣に悩んでいるわけです。男子はこういう事悩まないのかな?きっと、ロン毛から短髪にする時は、一大決心でしょ?と、わからぬ男心を想像したりして。
 私が最後に髪を短くしたのは、騎手の学校に入所した18歳の秋・・学校では、男子は坊主・女子はショートが規則なので、泣く泣く切ったのでした。あれから10年・・10年も経ったのか・・複雑・・。
 よし!切っちゃお!!でも、ショートは似合わないからなぁ〜。悩むなぁ〜。
 そうそう、女子はいくつになっても、髪を切った時には男子に気付いてほしいもの。現役時代はヘルメットをかぶっていたので誰も気付いてくれなくて、自分で発表していたけど、いつも何センチかしか切ってないので、「わかんねーよ!」と突っ込まれてました。
 みなさんは、奥様や彼女、職場の女子なんかが髪を切った時、ちゃんと気付いてますか?以外とコレ、ポイント高いですよ。

2006/08/07
お気に入り
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転んじゃいました・・

 暑いですねぇ・・いよいよ夏本番!みなさま、いかがお過ごしですか?
今年は夏休みを作ろうかどうしようかまだ考え中ですが、群馬にある、父の両親と母の両親と、現役時代飼っていた猫の『マリリン』のお墓参りには行く予定です。
 私にとって、お墓参りはかなり重要な事。群馬にいる時は、悲しい事があった時、嬉しい事があった時など、いつも報告に行っていた。おじいちゃん・あばあちゃんを早くに亡くしているせいか、お墓そのものが、私の祖父母のような気がしている。お墓参りがめんどくさいなどと思った事は、1度もない。逆に行かないと、落ち着かないのであります。
 今回のお墓参りの目的は、もちろんお盆である事もあるけれど、新しいホームページを開設した事と、新しい目標に向かって進みだした事を報告するため。ちなみに、新ホームページは左下にリンクしてあるので、是非覗いて見て下さいね。新しい目標とは・・まだ形にもなってないので書く事は控えますが・・。
 私はよく、「やりたい事がハッキリしてて羨ましい。」と言われる。常に夢や目標があるので、「人生に迷いがない。」と言った人もいた。とんでもないです。
 死ぬほど憧れたジョッキーになってからも、昔からの夢だった「書く」という仕事を始めてからも、「これでいいのだろうか?」「もっと頑張れるんじゃないか?」などと考えながら、ゆらゆらゆらゆら揺れている。
 群馬の英雄である、元BOOWYの布袋寅泰さんが、『俺たちのR25時代』という本の中で、
「失敗のない人生なんてつまらない。駆けて、転んだら、また起きればいいだけ。負ける事も大事だよ。」
と語っている。胸に響く、言葉だと思った。
 でも私自身、まだその境地には達していない。失敗したくないし、駆けたら転びたくない。まだまだ器が小さいなぁ・・と思うけど、そんな自分が好きだったりもする。
 先日、久し振りに悔し涙を流した。ジョッキーを辞めて以来、初めて人前で泣いた。駆けて、転んでしまったわけです。転んだ以上、起き上がらなければならないし、自分にはそれが出来ると信じている。そんな、自信過剰なところも好きだったりする。
 転ぶ事は嫌いだけど、転んで立ち上がろうとする時、私の迷いや揺れはいつもなくなっている。今の私の胸の内を祖父母や愛猫に話したら、きっと「また燃えてるな」と笑ってくれると思う。
 さてさて私事が長くなりましたが・・地方競馬も、転んで、立ち上がろうとしている時だと思う。今月8日から北海道で、マルチやフォーメーションの馬券が買えるようになる。9日には園田・姫路で、13日には盛岡でも発売される。
 私の予想を見た人は知ってると思いますが、私の買い目はフォーメーションが多い。馬券については素人の私が買い目を予想する時、フォーメーションほどお手軽なものはないと思っている。マルチやフォーメーションは、ついつい買い目が多くなるのが難点ですが、この機会に馬券を買うユーザーが増える事を期待したい。
 新しい馬券を発売すると、機械を揃えるために莫大な資金がかかる。地方競馬は、痛みを伴いながら、立ち上がるための模索を続けている。どんどん新しい事にチャレンジして!とは、今の地方競馬には言えない。でも、思い切ってチャレンジする時には、自信を持って、大胆に突き進んでほしい。そして私自身も、そんな人間でありたい、と思っている。

2006/08/04
最近の出来事
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浪速の闘拳!!

 行って来ました!亀田興毅戦in横浜アリーナ!!
ものすごい熱気と殺気で興奮し、最後は感動して涙を流して来ました・・。

 私は今まで、ジョッキーの体型は、ボクサーに近いと思ってた。事実、亀田興毅選手の前座で登場した軽量級のボクサー達は、ジョッキーにかなり近い体型をしていた。でも、同じ軽量級でも世界チャンピオンをかけて争った、亀田興毅選手とファン・ランダエタ選手の体は、明らかに違う。 これが世界を目指す体か・・と溜め息が出るほど、全く脂肪のない、張り詰めた筋肉だった。
 筋肉は、脂肪の4倍重い。だからジョッキーは、無駄な筋肉はつけないし、鍛え過ぎたりもしない。亀田選手のように、あれだけの筋肉をまとって50kg以下に減量するのは、想像を絶する苦労だろう。などと勝手に想像しながら、感極まっていたわけですが。
 亀田兄弟といえば、派手なリップサービスというか、有言実行ですよね。全盛期の辰吉選手もそうだったけど、あんな風に自信満々に語ると、勝ってる時はいいけど、負けると悲惨。自分で自分を追い込んでいるようなもの。だからこそ、こんなにも盛り上がっているんだろうけど、絶対に、無言実行の方がプレッシャーが少ない分、楽だと思う。今までの日本の美意識においても、自信を表に出さない事が美徳・・みたいな感じだったし。亀田兄弟のパフォーマンスには、色々言う人もいるけど、私は勇気ある行動だと思う。
 ディープインパクトで皐月賞を制し、武豊騎手が人差し指を立てた時も、同じように思った。いくら自信があっても、あの行動をとった事で、プレッシャーは大きくなる。
 だけど・・ファンにとったら、とってもワクワクする。すっごく盛り上がる。一つの、エンターテイメントになる。
 地方競馬にも、大きなレースで有言実行するジョッキーが現れたら・・競馬の場合は、競走馬というパートナーが必要だし、お金が絡んでいるので、不用意な発言は出来ないけれど・・。でも、もしも自信があったら、内なる闘志ではなく、「地方競馬をナメるなよ!」なーんて決めてほしい。
 私は1度だけ、レース前に「絶対勝ちます!!」と宣言した事がある。その時は1番人気ではなかったし、連勝中の強い馬がいて、しかもリーディング上位のジョッキーが騎乗していた。プレッシャーで、ゲート裏で吐きそうになったけど、宣言通り勝つ事が出来たので、ものすごい自信になった。ただ、あまりのプレッシャーのキツさに、「もう2度と、あんな事は言わないぞ・・」と心に誓ったのも事実。
 今月は、14日盛岡「クラスターカップ」・15日佐賀「サマーチャンピオン」・17日旭川「ブリーダーズゴールドカップ」と、交流重賞が続く。例によって、中央勢が注目される事が予想されるけれど、地方のジョッキーたちのコメントにも、細心の注意を払いたい。
 「相手は強いけど、調子はいい」とか、「精一杯頑張ります」とかじゃなく、「俺の馬が1番強い!」なんて強気なコメントがあったら、絶対買っちゃうだろうな。
 基本的には、「俺について来い!」的なタイプは苦手な私ですが、亀田選手に感化され、しばらくは強い男に魅かれる予想。相変わらず単純な、28歳夏の始まり・・

2006/08/02
最近の出来事
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昨日の補足。

 昨日のブログ、読んでいただけました?
 その中に登場する、我が所属調教師。私にとっては、最高の所属調教師である事は昨日説明しましたが、私がデビューした時、我が厩舎には、兄弟子のジョッキーがいたんです。
 昨日は移籍の話だったので、兄弟子について全く触れませんでしたが、高崎の内情を知ってる方なら、「キレイに書きすぎだろ。」と言われそうなので、リアリティを追求している『RedView』ですから、補足説明をしたいと思います。
 兄弟子と調教師は、元々同じ厩舎に所属しており、そこから調教師は独立し開業。しばらく間があって、元の厩舎が廃業したため、兄弟子を所属にした・・という経緯があり、我が所属調教師が育てたジョッキーではなかった。
 私がデビューする前から、兄弟子は所属厩舎の馬を半分も乗ってなく、私がデビューしてからは、私の乗り切れない気性の荒い馬を1,2頭乗っているだけ。いわゆる、名ばかりの所属だった。
 フリーが許されない地方競馬では、こういう事がよくある。3年後、兄弟子は他の厩舎に移籍した。私が追い出したようで、複雑な気持ちだった・・。
 同じ調教師に所属しても、環境はこれだけ違う。もちろん、私より兄弟子の方が、技術は数段上だった。
 私にとって兄弟子は、とても優しい人だった。騎乗馬を取られたのに、嫌味も言わなかったし、それどころか他厩舎の乗り馬まで回してくれた。でも、所属調教師とは合わなかった。
 ここが、ジョッキーの難しい所だ。騎乗馬のためなら、自分と違う考えを受け入れ、頭を下げ続ける。一般的にいう、「営業」が出来るジョッッキーと、職人気質で強いポリシーを持ち、それを曲げる事が出来ないジョッキーがいる。どちらがいい悪いは、一概には言えない。でも後者の場合、必ず摩擦が起こる。
 兄弟子の存在があったからこそ、私は所属調教師とうまくいったのかもしれない。逆に、兄弟子が大成している厩舎では、兄弟子によって潰される場合もある。
 私は、本当に周りに恵まれた。実力以上の環境だった。それが分っていたからこそ、移籍には踏み切れない自分がいた。

2006/07/29
その他
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移籍について思う・・

 やっと、復活しました!思いのほか、長々と寝込む事になってしまいましたが・・
私が寝込んでいる間に、私の大好きなジョッキーがまた1人、引退してしまいました。
 益田から川崎に移籍した、沖野耕二ジョッキー。益田に遠征した時、関係者の温かさと騎手のレベルの高さに感銘を受けました。土地柄もあるでしょうが、トップに立つ沖野ジョッキーの、技術と人柄による所が大きいと感じました。
 川崎に移籍してからは、お会いしてないのが残念ですが・・オッズパーク的には南関ネタは関係ないので、今日は移籍の難しさについて、ちょっと触れてみたいと思います。
 地方競馬場というものは、それぞれの競馬場で考え方が全く違う。中央でも各競馬場によって乗り方は変りますが、美浦・栗東から遠征する訳で、基本的な競馬の考え方は一緒です。
 でも地方は、競走馬に対する気持ちや接し方、ジョッキーの扱いや育て方まで、競馬場によって変ってきます。同じ北関東でも、高崎は若手が育ちやすく、宇都宮では難しかった。同じ地区でも全く環境が違う訳だから、気候や土地柄が違う多地区になれば、馴染むまでに相当の時間がかかる。
 特に、デビューしたての人間と違い、1度どこかの競馬場の色に染まっている場合は、余計に難しい。
「前の競馬場では、こうやってました。」なんて通用しない。みんな、自分の競馬場が1番!という愛情とプライドを持っているのだから、質問する事さえ憚られる。
 競馬界は実力社会である。でも、純粋な実力社会では、決してない。ジョッキーは、所属調教師の考え方1つで、育ちもするし、死にもする。周りの環境が、成績に直結するのだ。
 私自身は、所属調教師にとても恵まれた。父娘のような関係だったし、所属厩舎の馬は、ゲート難以外すべて乗せてくれた。そして、「自厩舎の調教より、他厩舎を優先しなさい。」と言い、他の調教師に私を乗せてくれるよう、頭を下げてくれた。こんな調教師は、滅多にいない。そして高崎自体も、若手にチャンスの多い競馬場だった。
 移籍する事で、今までの環境はすべて変る。それが吉と出るか凶と出るか・・ジョッキー自身の技術も関係するけれど・・ある意味、賭けだ。
 高崎から佐賀に移籍した浅沼傑ジョッキー。常に一生懸命で、バカがつくほど(傑君ごめん・・)真面目。みんなが嫌がる馬に喜んで乗って、それで怪我をしてもその姿勢を崩す事はなかった。傑なら、移籍もうまく行くだろう・・そう思っていたけれど、色々大変な思いをしている様子。
 高崎と違い、佐賀は若手が育ち難い環境。加えて、馬主の考え方も全く違う。レースに至っては、同じ所を探す方が難しい・・。現在は厩舎が変り、同じ高崎から移籍した佐藤厩舎に所属している。
 明日は、1・5・7レースに騎乗予定。もうすぐ2人目の子供が産まれるし、先月あたりから調子も上向き、ファンクラブまであるようで、是非頑張ってほしいと思う。
 「ジョッキーを続けられて良かったね。」と簡単に人は言う。でも、ジョッキーを続ける方が過酷な場合もある事を私は知っている。
 

2006/07/28
元騎手の目線
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