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7/30ばんえい大賞典回顧

2017年7月31日(月)

カネサスペシャル三冠初戦を制す!

 30日(日)は重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝最低人気のカネサスペシャルが優勝。半兄にカネサブラックをもつ良血馬が3度目の重賞挑戦でタイトルを獲得し、3歳三冠の初戦を制しました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.センショウニシキ 9.9
 2.カネサスペシャル 56.5
 3.ウンカイタイショウ 6.3
 4.メジロゴーリキ 6.1
 5.マツカゼウンカイ 29.6
 6.コウシュハサマー 2.8
 7.ホクショウムゲン 13.9
 8.ミノルシャープ 2.8

 ともに5連勝中と勢いに乗るコウシュハサマーとミノルシャープが1番人気。堅実なレースぶりを見せるメジロゴーリキとウンカイタイショウが続き、5番人気のセンショウニシキまでが単勝ひと桁台。例年、一筋縄ではいかないレースだけに、割れ加減の人気となりました。

 馬場水分0.9%のなか、砂煙を巻き上げて8頭が第1障害を突破。メジロゴーリキが先頭を奪い、コウシュハサマー、ミノルシャープの人気2頭がこれを追走。ウンカイタイショウもこの一角で進み、中間点を通過。やや縦長の展開で進みます。ホクショウムゲン、カネサスペシャル、センショウニシキあたりは様子を見るように中団位置を追走するかたちで、勝負どころの第2障害を迎えました。
 ひと呼吸置いて、最初に仕掛けたのはメジロゴーリキ。コウシュハサマー、ミノルシャープなど、先行勢が早めに仕掛けます。なかでもメジロゴーリキが抜群の登坂を見せ、先頭で突破。コウシュハサマーはいったんヒザをつきかけたものの、立て直して2番手でクリアしました。ミノルシャープは2度のヒザ折りを喫して手間取り、その間にカネサスペシャルが3番手で障害を下りていきました。
 いったんはコウシュハサマーに追いつかれたメジロゴーリキでしたが、残り30メートル付近から二枚腰を発揮し、再度1馬身ほどリード。しかし、代わって伸びてきたカネサスペシャルに次第に追い詰められる格好となります。そして、積極的なレース運びが響いたか、残り10メートルで痛恨のストップ。その間にカネサスペシャルが先頭に躍り出て、そのままゴールまで荷物を運び切りました。立て直したメジロゴーリキが2着で、3着にコウシュハサマー。障害で苦戦を強いられたミノルシャープは4着に敗れました。

 近況が今ひとつだったこともあり、今回は8頭立ての8番人気だったカネサスペシャルでしたが、ヤングチャンピオンシップで2着に食い込んだ実績からも、世代上位の力の持ち主。確かにハンデ差や、力の要る馬場で人気馬が積極的に運ぶレース展開が有利に働いたのもありますが、この大舞台で勝ち切ったあたり、底力と血統の奥深さを感じさせます。今後の成長次第で、さらにタイトルを積み重ねる可能性もありそうです。

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大河原和雄騎手「近走は展開が早いレースが多く、好成績を残せない時もありましたが、馬の反応はいつもよかったので、時計がかかる状況ならどうにかなると思っていました。第2障害を越えた時には勝てそうだと手応えを感じました。重量も馬場も重かったのでスムーズにいけましたね。馬の今後の成長を願いつつ、また頑張ります」

ばんえい大賞典 予想結果

2017年7月30日(日)

最低人気カネサスペシャルの勝利で、さすがに全員ハズレでした。


【集計】投資額 6,000円×5R=30,000円

須田 +18,020円
斎藤 +8,960円
山崎 -9,600円
矢野 -16,330円
荘司 -18,300円
目黒 -24,900円
---------------------------------------
白組  +10,650円
紅組  -52,800円

7/30ばんえい大賞典予想 山崎エリカ

前哨戦勝ちのコウシュハサマーに期待

 さて、今回はクラシック第1弾のばんえい大賞典。このレースは大きな賞金ハンデを嫌って、イレネー記念の勝ち馬が出走してこないことも多いのですが、今年はホクショウムゲンが果敢に挑戦してきました。しかし、過去10年でイレネー記念の勝ち馬の連対はゼロ。2011年のニュータカラコマの3着が最高着順となると、近走で障害のミスが目立つホクショウムゲンは積極的に狙えません。

 逆に、一昨年よりばんえい大賞典の施行時期が約1ヵ月繰り上げになってからは、とかちダービーが前哨戦の役割を持つようになり、2015年の勝ち馬シリウス、昨年の勝ち馬キタノユウキなど、同レース連対馬の活躍が目立ちます。昨年のマルミゴウカイのようにニュースターが誕生することも度々あるレースですが、基本的にとかちダービーの連対馬を信頼してもOKのレースです。

 よって、◎には、とかちダービーを含めて目下5連勝のコウシュハサマーを推します。この馬は牝馬で一昨年の勝ち馬シリウスのように、660㎏の重賞で出走できる点が魅力。スピードタイプなので、理想は軽馬場ですが、重馬場の前走で完勝だったことを考えると有力でしょう。

 ○は、とかちダービーの2着馬メジロゴーリキ。この馬は若草特別で2着ウンカイタイショウ、3着センショウニシキとともにまさかの3連単特払いを出した馬。そのレースの4着馬が今回人気のミノルシャープ。その勢いを考慮してもここで通用する能力の持ち主と言えます。
 とかちダービーでコウシュハサマーと20㎏差、対して今回は10㎏差ということを考えると、コウシュハサマーとの逆転の可能性もあります。しかし、決め手がない馬なので、ナナカマド賞以来の重賞で障害を早めに越えられなかった場合の怖さがあるので、対抗評価までとしました。

 ▲は、今シーズンに入ってからの馬体重増が顕著で、地力強化も見せているウンカイタイショウ。若草特別で特払いの片棒を担いで以来、複勝率100%。立ち回りがスムーズで崩れていない成績が魅力です。

 あとは△に今シーズンは1着7回2着1回のミノルシャープ。近走は古馬の実績馬を相手に勝利していることから1番人気になりそうな感がありますが、ここではそこまで抜けた存在ではないことは確か。また、外詰の端コースに入った点もプラスではないので、狙い下げました。


 ◎ (6)コウシュハサマー
 ○ (4)メジロゴーリキ
 ▲ (3)ウンカイタイショウ
 △ (8)ミノルシャープ

馬複
4-6 3000円
6-3,8 各1500円 計3000円

7/30ばんえい大賞典予想 荘司典子

メジロゴーリキで穴狙い

 29日(土)に行われたオッズパーク賞サマーカップ。先頭で第二障害を下りたフジダイビクトリーを単勝1.5倍のニュータカラコマがスイスイと交わしてゴール。3連勝で通算50勝目を挙げました。2着フジダイビクトリー、3着セイコークイン。1番人気、3番人気、2番人気の順で3連単500円という超低配な結果に。これねぇ...当たったんですけど当然(?)ガミりましたよ(涙)。これぐらいカタいとかな~り絞らないとダメダメですね。
 ばんえい大賞典は5連勝中のミノルシャープが外枠に入ったのとコウシュハサマーもいるので昨日のニュータカラコマほどの人気になる馬はいないと見て、穴狙いで手を広げてみることにします。
 ということで本命は◎メジロゴーリキ。7月の成績が【3-2-1-0】と夏場に好調。重賞で相手は厳しくなるのは承知の上で、どれだけ先に第2障害を越えることが出来るかがカギ。「そのまま~!」と叫びたいと思います。
 ○ミノルシャープは今季【7-1-0-0】で現在連勝中。端枠ですが3冠1冠目に向けて陣営も力が入っているはず。
 同じく5連勝中の▲コウシュハサマー。ミノルシャープやこの馬を本命では面白くないのであえて印を落としただけで、あっさりと勝たれても仕方ありません(汗)。
△ウンカイタイショウは前走でミノルシャープに差されてしまいましたが、逆転に期待。△マツカゼウンカイが前目に行って2走前のような競馬になれば配当も跳ね上がる。イレネー記念勝ち馬で700kgの△ホクショウムゲン、最内の△センショウニシキもおさえて。
 負けているので穴狙いをすると去年のようにズルズルと負債を重ねていくことになる不安もありますが、そこはまだ7月。多少は冒険しても大丈夫かな?!と自分に言い聞かせてメジロゴーリキを軸に買ってみます。

◎④メジロゴーリキ
○⑧ミノルシャープ
▲⑥コウシュハサマー
△③ウンカイタイショウ
△⑤マツカゼウンカイ
△⑦ホクショウムゲン
△①センショウニシキ

馬複
4-1,3,5,6,7,8 各1000円 計6000円

7/30ばんえい大賞典予想 目黒貴子

2017年7月29日(土)

ウンカイタイショウの逆転に期待

 なかなかの好メンバーとなったばんえい大賞典。連勝を続ける馬、連対を続ける馬、それぞれ甲乙つけがたい成績、そこに枠順も相まって随分悩まされるレースです。
 そこで◎はウンカイタイショウ。今回も人気になりそうなミノルシャープほどではないにせよ、この馬も今季とてもいい成績でここまできています。7戦して4勝、他の3戦も2着、3着と常に馬券圏内をキープ。前走のわし座特別はミノルシャープの2着に敗れても、その差は0.1秒。今回は逆転への期待も込めて◎とします。
 ◯はミノルシャープ。今季充実の7戦6勝。成績だけみれば◎のウンカイタイショウよりも今季充実の印象です。私がいつも気になる端枠でも勝っていて、今回の枠も対応可能でしょう。しかし前走の勝利がギリギリだったことから、もしかしたら今は上昇度という点については◎の方が上なのかなという判断です。が、個人的にはこの上位2頭が大接戦となるようなレースを期待しています。
 ▲には牝馬のコウシュハサマー。こちらも勢いのある一頭で現在5連勝中。中でも3走前のとかちダービーは牡馬勢を抑えて見事1着。斤量差が20Kあったとはいえ充分評価されるはずです。同じ3歳限定のここでも見せ場を作ってくれそうです。
 △はメジロゴーリキ。堅実な成績ですね。勝ちきれないレースも多いのですが、2.3走前はしっかりと勝利をつかんでいます。ここも押さえないといけない馬です。そして△ホクショウムゲン。今季いまひとつも2歳時は2冠を達成した素質馬、何かきっかけがあればあっさりもと期待します。そして△センショウニシキまで。
 目標!少しずつ借金を返していきます!

◎3ウンカイタイショウ
◯8ミノルシャープ
▲6コウシュハサマー
△1センショウニシキ
△4メジロゴーリキ
△7ホクショウムゲン

3連複
3-1,4,6,7,8 各600円 計6000円

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