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2017年7月 アーカイブ

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7/30ばんえい大賞典予想 矢野吉彦

トリガミ覚悟で5頭ボックス

 帯広が猛暑に見舞われていると聞いて、穴の牝馬を狙った北斗賞は見事に撃沈。男性陣最下位に転落してしまいました。当日に雨が降って涼しくなったのも、私にとっては災いとなりましたね。まぁ、しょうがないでしょう。
 さて、気持ちを切り替えてばんえい大賞典の予想を予想します。ここは、5連勝中のミノルシャープを買うか、とかちダービーを制したコウシュハサマーを買うかが運命の分かれ道。とはいえ、とかちダービー2着で堅実な走りを続けるメジロゴーリキも気になるところですし、ひょっとしたらイレネー記念を勝った格上馬・ホクショウムゲンの大変身もあるかもしれず、なんだかどんどん分かれ道が増えちゃっているような気がします。
 そこまで考えたんだったら、ウンカイタイショウも含めて3連単の5頭ボックスを買いますか?正直言うと、重賞で荷物が重くなるので、1トン以上の馬体重がある馬を頭にしたいんですが、そういう馬券にするとミノルシャープに勝たれちゃうんじゃないかと思うんですよ。なのでまたまた"トリガミ"になることは覚悟の上で、5頭ボックスに決めました。
 ところで、当日は私も帯広に行って、数名の騎手とのトークショーやテレビ中継に出演することになっています。みなさん、競馬場でお目にかかりましょう。では、今回はこのへんで。

◎6コウシュハサマー
〇8ミノルシャープ
▲4メジロゴーリキ
△3ウンカイタイショウ
△7ホクショウムゲン

3連単
ボックス3,4,6,7,8 各100円 計6000円

7/30ばんえい大賞典予想 須田鷹雄

680キロ背負う3頭を中心に

 イレネー記念までとはガラっと様相が変わってしまった印象のこの世代。ホクショウムゲンにしてもまだ手を出しづらい印象で、ここは680キロ組(牝馬660キロ)が上位を占めるのではないだろうか。
 それぞれの格付けにおける競馬の内容を見ても、B2にいる680キロ組が絶好調で、B3にいる670キロ組は来たり来なかったり。10キロ差で埋まる能力差ではないように見える。唯一可能性があるとしたら△メジロゴーリキだろう。同馬は馬格からして負担重量の上がる局面で良さが出る可能性もあるが、他の670キロ組にその雰囲気はない。
 連対圏内を望める候補は◎コウシュハサマー、○ウンカイタイショウ、▲ミノルシャープの3頭と見る。シルシの序列はつけたが馬券上の扱いはほぼ平等にして買い目を組む。

◎6コウシュハサマー
○3ウンカイタイショウ
▲8ミノルシャープ
△4メジロゴーリキ

3連単
6,3,8→6,3,8,4→6,3,8,4 300円 計5400円
6→3,8,4→3,8,4 100円 計600円

7/30ばんえい大賞典予想 斎藤修

2017年7月28日(金)

連勝の勢いでコウシュハサマー

 詳しくはオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎6コウシュハサマー
 ◯8ミノルシャープ
 ▲4メジロゴーリキ
 △1センショウニシキ
 △3ウンカイタイショウ
 △5マツカゼウンカイ

 3連単
 6→1,4,8→1,3,4,5,8 300円 計3600円
 1,4,8→6→1,3,4,5,8 200円 計2400円

今週の見どころ(7/29~7/31)

 8月13日(日)に実施される重賞・ばんえいグランプリのファン投票結果が発表され、オレノココロが1位に輝きました。以下、センゴクエース、ニュータカラコマ、コウシュハウンカイ、フジダイビクトリー、オイドン、キサラキクまでの上位7頭に、ファン選出馬を除く番組賞金順上位3頭を加えた10頭に出走権が与えられます。
 7月30日(日)のメインには、3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典が組まれています。出走8頭中6頭が2走前までに勝利を挙げているという好調馬揃いの一戦です。ご注目ください。

【第8回開催4日目】
 7月29日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク賞サマーカップ(オープン・20:10発走予定)。今開催は前半戦にビッグウエイトカップが組まれていたため、オープン馬が分散。有力馬が絞りやすくなりました。
 ◎ニュータカラコマは、今季2戦目から3勝、3着3回。負けた3戦も勝ち馬から5秒以内の僅差と、安定感があります。北斗賞を勝ったため今回は賞金ハンデが15キロに増えトップハンデとなりますが、ライバルのコウシュハウンカイが回避したとなれば、負けられません。
 ○セイコークインは、6月25日のミントスポット杯(オープン混合)では7着。とはいえ、追っつけて行ったぶん障害で手こずり、軽馬場で先に障害を越えた馬たちが止まらない流れに泣いたもので、悲観する内容ではありません。当時の勝ち馬ニュータカラコマとのハンデ差が25から35キロに広がる今回、ペースを守って先行できれば差のない戦いが可能でしょう。
 近走、大きな着順が続くも復調気配を感じる▲カイシンゲキや、北斗賞3着で障害巧者の△フジダイビクトリーを押さえます。

【第8回開催5日目】
 7月30日(日)のメイン第10レースは、第42回ばんえい大賞典(3歳・20:10発走予定)
 障害巧者の◎メジロゴーリキは、2歳シーズンでは、重賞・ナナマド賞で3着に好走すると、最終開催の若草特別(3歳牡馬オープン)で同世代限定のオープン特別戦初勝利をマークしました。このレースの前哨戦・とかちダービー(6月12日・3歳オープン)では障害ひと腰2番手クリアからそのまま2着に踏ん張っています。今回の670キロは牡馬としては最軽量タイなのも有利。重賞初制覇なるでしょうか。
 ○センショウニシキは、ヤングチャンピオンシップ、イレネー記念の2重賞とも4着という実績馬。しかし、通算6勝と勝ち星が少なくあまり賞金を稼いでいないため、いまだB4級で走っています。実績のわりに670キロは恵まれた印象です。
 ▲ミノルシャープは、とかちダービーこそ回避したものの、とかち皐月賞(3歳オープン)、前開催のわし座特別(B2級-1組)での勝利を含め、今季7勝、2着1回。B4級スタートからB1級までノンストップで昇級してきた上がり馬です。勢いに乗って重賞も仕留めるか注目です。
 とかち皐月賞3着、わし座特別2着の△ウンカイタイショウも侮れません。

【第8回開催6日目】
 7月31日(月)のメイン第10レースは、しし座特別(A2級-2組混合・20:10発走予定)。前開催の前開催のルビー特別(A2級)のほぼ再戦ですが、1、3着馬は不在となっています。
 ◎フウジンライデンは、ルビー特別で2着に好走。スムーズに障害を越えると、末脚の伸びも上々。競走除外明けを感じさせない走りでした。今回は、決め手強烈だった勝ち馬、接戦を繰り広げた3着馬がいないメンバー構成。今季初勝利のチャンスといえます。
 ○フェアリードールは、ルビー特別では7着。もともとテンに置かれる面があるのに加え、大外10コースに入ったこともマイナスに働いたようで、不本意なレースでした。近走、障害のキレそのものは悪くなく、精彩を欠く面々が多いここなら、一変があるかもしれません。
 ▲ヤマノウンカイは、ルビー特別の4着馬。軽馬場で速い時計の決着となりましたが、大きく崩れなかったのは好調さを物語ります。引き続き警戒が必要でしょう。
 ルビー特別10着△ホクショウサスケ、同5着△キタノサムライは障害次第で決め脚発揮の場面がありそうです。

今週の見どころ(7/22~7/24)

2017年7月21日(金)

 7月24日(月)のメインには、ビッグウエイトカップが組まれています。今季の前走出走時の馬体重が重い馬による選抜戦で、ばんえい競馬らしいレースといえます。昨年のセンゴクエース、一昨年のキサラキクと2頭の勝ち馬も出走予定ですが、帯広単独開催になった2007年以降、このレースを2勝以上した馬はいないというデータは気になるところかもしれません。

【第8回開催1日目】
 7月22日(土)のメイン第10レースは、さざなみ特別(A2級-1組・20:10発走予定)
 ◎ファイトガールは、2開催前のムーンストーン特別(6月24日・A2級)では逃げて2着。3連勝中で1番人気のカネゾウにこそ交わされたものの、ゴール前で巻き返してコンマ1秒差まで詰め寄る根性の走りでした。今回はそのカネゾウが回避。逃げれば簡単には失速しないでしょう。
 5歳牝馬の○タキニシサンデーは、特別戦では苦戦傾向がありましたが、今季はA2級の旭岳特別2着(5月29日・勝ち馬はカネゾウ)や、白鳳賞(7月3日・5歳牝馬オープン)1着など大崩れなく走って地力強化を感じさせます。
 ムーンストーン特別があった開催には5歳牡馬オープンの瑞鳳賞も組まれていました。同レースに出走していた2頭も有力。両馬は前開催ではルビー特別(A2級)を使われて、▲アアモンドロシアが3着で、△イノリノチカラが1着とともに上位を確保しています。

【第8回開催2日目】
 7月23日(日)のメイン第10レースは、ユリウス特別(A1級・20:10発走予定)
 ◎ハクタイホウは、6月の今季初戦から5走して、3勝、2、3着各1回と堅実。前開催のこと座特別(A1級-1組混合)では差し脚届かず2着とはいえ、勝ったのがサクラリュウ(現オープン)では相手が悪かったといえます。今回から特別戦では賞金別定5キロが課されますが、A1級なら実力上位で通ります。
 ○カゲホウトウは、A1昇級後のオープン混合戦では苦戦続き。しかし、相手が楽になった5走前からは、結果は伴わずとも障害のキレはよく、前々走の文月特別(7月10日・A1級-2組)、続くA1級-1・2組決勝混合戦(勝ち馬はハクタイホウ)と連続2着で好調の波に乗ってきました。
 4歳馬▲ホクショウディープは、6月17日のジュノー特別(A1級)では障害ひと腰からサクラリュウの3着に好走。クラス慣れを感じさせます。当日はやや軽めの馬場が予想されるためスピードが生かせそうです。
 文月特別の勝ち馬△アサヒリュウセイ、こと座特別4着△シンザンボーイは特別戦のペースが合うタイプで侮れません。

【第8回開催3日目】
 7月24日(月)のメイン第10レースは、ビッグウエイトカップ(B1級以上選抜・20:10発走予定)
 2015年のこのレースの勝ち馬◎キサラキクに期待します。今季、特別戦では4戦して1勝、2着2回、4着1回と好走続き。6月18日の重賞・旭川記念では750キロでも障害は三腰でまとめると、優勝争いには絡めなかったとはいえ4着と力をつけています。軽めの馬場でのスピード比べには滅法強く、このレース2度目の制覇も十分でしょう。
 ○センゴクエースは、古馬重賞では苦戦続きでしたが、雨馬場で速い時計での決着となった前開催の北斗賞では、スムーズな登坂から僅差の4着と変わり身を見せました。昨年のこのレースの勝ち馬で、連覇の可能性もありそうです。
 ▲オレノココロは、北斗賞が1番人気で5着でしたが、10キロとはいえハンデも響いたかもしれません。今回は賞金ハンデ(通常の特別戦であれば15キロ)が課されず、重量的にいちばん恵まれた格好。昨年の3着以上も見込めそうです。
 △サクラリュウは、今季3勝を挙げて前開催からオープンへ昇級。ほかのオープン馬3頭と比較すると実力的に劣勢な感は否めませんが、条件級馬には負けられません。
 条件級馬では障害巧者△バウンティハンターに注目します。

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