NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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銀河賞をトップハンデで制したキングフェスタは、2カ月ぶりの実戦となった前走では障害で手間取るなどして4着だったが、9月のオープン・マロニエ賞ではアオノブラック相手に10kg軽いだけの重量差で圧勝してみせた。今回はひと叩きしての上積みが見込め、別定10kg増の770kgならチャンスは十分といえそう。
相手には同じ4歳のヤマカツエース。こちらもオープンの狩勝賞で、重量差はあったもののメムロボブサップの2着という実績。銀河賞ではキングフェスタと10kg差で2着だったが、今回同じ10kg差でも展開ひとつで逆転のチャンスがないとはいえない。過去5年、4歳でこのレースを勝ったのは2頭いて、2019年アアモンドグンシン、20年アオノブラックは、ともに銀河賞2着からの勝利だった。
ゴールドハンターは今シーズン、ばんえいグランプリ2着、北見記念3着と、古馬重賞戦線でいよいよタイトルを狙えるところまできた。
メジロゴーリキは、今シーズン勝ち星こそないものの、2着5回、3着2回と惜しいところで勝てていないだけ。昨年と同じ770kgで連覇を狙う。
前走3着で復調気配を見せたコマサンブラックはシーズン終盤に向けて弾みをつけたいところ。
7歳世代は、メムロボブサップ、アオノブラックの2強が揃って不在となったことで、出番が巡ってきたのがインビクタ。トップハンデでこのレース初出走となる。
過去5年では、5年前こそ2番人気のオレノココロが勝ったが、その後は5、5、7、6番人気馬が勝ち、3連単10万円以上の配当が3回と、一筋縄ではいかない高配当が期待できるレース。人気馬から絞るのではなく手広く狙ってみたい。
◎4キングフェスタ
◯6ヤマカツエース
▲9ゴールドハンター
△2メジロゴーリキ
△8コマサンブラック
△1インビクタ
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JBC2歳優駿JpnIIIに出走していた中央勢はいずれも1勝馬だったが、ここは中央5頭のうち4頭が2勝馬で、さらにそのうち2頭はダートで2連勝。JBC2歳優駿JpnIII以上に強力なメンバーといえそうだ。
イーグルノワールは、前走プラタナス賞では2着ライジンマルとクビ差だったが、相手の脚色を測りながらという感じで、着差以上の完勝。3着馬には4馬身差がついていた。今回距離短縮でもコーナー4つの1400メートルは道中で息が入るので苦にはしないだろう。
北海道のトラジロウは、デビュー戦2着のあと5連勝で、イノセントカップ、ネクストスター門別と重賞連勝。直線力強く抜け出したネクストスター門別の勝ち方をみても、「勝つたびに強くなっている」という角川秀樹調教師のとおりの印象だ。ただ1200メートルまでの経験しかなく、長距離輸送に小回りコースをこなせるかどうか。
サトノフェニックスは、前走ヤマボウシ賞ではクビ、アタマ差という接線の勝利だったが、スタートで出遅れながら4コーナーで馬群をさばいて直線抜け出すというレースぶりから、これも着差以上の強さだった。ただ4コーナーから直線を向いたあたりで外に張っていたのを鞍上が修正していた。小回りの園田コースではそのあたりが不安なため3番手評価まで。
オーキッドロマンスは、前走京王杯2歳ステークスでは直線一旦は完全に抜け出して勝ったかと思えたレースぶり。ただ今回は小回りコースの初ダートで、中2週でと不安材料も少なくない。
平和賞を勝ったカプセルだが、ブリーダーズゴールドジュニアカップ、サンライズカップの勝ち馬が、JBC2歳優駿JpnIIIで中央勢に完敗だったことを考えるとあまり強くは推せない。
ゼルトザームは前走京王杯2歳ステークスは惨敗だったが、渋滞による長時間の輸送と熱中症の兆候があったということでは、度外視としてよさそう。
1勝馬とはいえ前走初ダートを勝ったタリスマンも見限れない。
◎7イーグルノワール
◯10トラジロウ
▲2サトノフェニックス
△12オーキッドロマンス
△9カプセル
△4ゼルトザーム
△1タリスマン
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トルピードは、前走コルト&フィリーズ特別を3馬身差の快勝で、デビューから3連勝。スタートがいまいちで後方からとなったものの3コーナーからひとまくり。食い下がるリメンバーアポロを直線で振り切り、着差以上に強い勝ち方だった。
そのトルピードと初対戦となるのが、門別からの転入初戦を勝ったエムティトップ。2着に2馬身差、3着にはさらに大差をつけての圧勝だったが、相手はすべて未勝利馬。2戦目でどこまで上積みがあるか。
以下はコルト&フィリーズ特別の2〜4着馬だが、必ずしもその着順が能力差ではなさそう。ダブルアタックはデビュー戦を勝ったあと3戦連続2着で、そのとき先着されたのが、エムティイーグルにショウガフクキタルという世代の上位馬。ここまで3着以内を外したのがネクストスター金沢だけというのも評価できる。鞍上は調教師試験に合格した藤田弘治騎手で、他地区への遠征などがなければ、騎手としてはこれが重賞で最後の騎乗となる。
リメンバーアポロは、トルピードを別とすれば出走馬中唯一の2勝馬。2走前は5頭立てで1番人気に支持されるも最下位に沈んだが、前述のとおり前走でトルピードの2着に食い下がった。
グルタチオンシードは、コルト&フィリーズ特別は4着だったが、2歳1組特別でも上位争い。▲以下の3頭の能力差はあまりなさそう。
◎4トルピード
◯1エムティトップ
▲8ダブルアタック
△6リメンバーアポロ
△7グルタチオンシード
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10歳でも衰えを知らないベストマッチョ。ここ1年で3着以内を外したのは2月の兵庫ウインターカップだけ。このときは内枠で外から一気にこられて前半は馬ごみで厳しい競馬になってしまった。昨年の笠松グランプリは、一旦位置取りを下げたものの、直線盛り返して半馬身、アタマ差という接戦の3着。前走兵庫ゴールドカップは先頭で直線を向いて勝ったかと思ったところ、ゴール前一瞬の脚でダノンジャスティスに差されてしまった。今回は外枠に入り、内枠の逃げ馬を見ながらスムーズにレースが運べそう。ゴール前で何かに差されるというシーンも少なくないが、それも含めて連軸としての中心。
このレース連覇がかかるのがルーチェドーロ。昨年は6番枠ながら内に入れてじっと構え、そのまま4コーナーでラチ沿いから先頭に立って接戦を制した。7月以来の休み明けというのは昨年と同じローテーション。
パールプレミアは5歳になってパワーアップを感じさせるレースぶりで、兵庫ウインターカップ、笠松・サマーカップと重賞2勝。前走兵庫ゴールドカップ4着は、早めにベストマッチョに来られて直線脚が上がってしまった。今回は1番枠からマイペースの逃げに持ち込みたいところ。サマーカップより相手強化となるが、そのときの良馬場1分26秒6はこのレースでも通用するタイム。
エアアルマスは中央オープンから川崎に移籍して南関東でダートグレードを3戦。東京スプリントJpnIIIは離れた最後方から追い込んで4着。たださきたま杯JpnIIは互角のスタートを切ったものの、コーナーで置かれてしまう感じで見せ場をつくれなかった。能力的には上位だが、コーナー4つの小回り1400メートルは合わないと見て狙いを下げた。
北海道のクーファアチャラは今年金沢で重賞2勝。昨年春に門別に移籍して以降、3着以内を外したのは一度だけ。今回は一気の相手強化となるが、マイペースで先行できれば粘り込む場面はありそう。ただパールプレミアと先行争いになると厳しいかもしれない。
◎11ベストマッチョ
◯3ルーチェドーロ
▲1パールプレミア
△5エアアルマス
△4クーファアチャラ
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ユメノホノオはここ1年敵なしの9連勝で高知三冠を制した。前走黒潮菊花賞はゲート内膠着かというほどの出遅れで、それでも3コーナーからデステージョを振り切った。そうした気性面での不安から遠征はせず引き続き地元戦となり、3歳馬同士なら負けられないところ。ただマイルの内枠で包まれたらという不安がないわけでもない。吉原寛人騎手が怪我で療養中のため、今回は佐賀で期間限定騎乗している北海道の石川倭騎手がどんなレースを見せるか。
デステージョは、ユメノホノオがいなければどれほど重賞を勝っていただろう。重賞未勝利が不思議なほどで、名古屋ではセブンカラーズにも重賞制覇を阻まれ、いかにも生まれた年が悪かった。それでも門別デビューから17戦すべて3着以内という安定感はすばらしい。
3番手にはグラティアスグー。C3選抜で好走し、前走C2戦を勝利という実績は、2強を別にすれば、格付け的にも最上位。
サンマルーンは黒潮菊花賞で3着も、2着デステージョから9馬身差。今回はその差をどこまで詰められるか。今年1月デビューで、春に4カ月の休養があったものの、ここまで7戦5勝、2・3着が1回ずつ。成績的にはまだ底を見せていない。
中央未勝利から転入して6戦3勝、3着以内を外したのが1度だけというタイガーミノルも3着争いなら。
◎4ユメノホノオ
◯6デステージョ
▲1グラティアスグー
△9サンマルーン
△5タイガーミノル
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